DPReviewが防水カメラ「Tough TG-6」「LUMIX TS7(国内ではFT7)」「RICOH WG-6」の比較レビュー動画を掲載しています。
- TG-6の外装は本当に良いものだ。そして手動でカメラを設定する際のダイヤルコントロールも好きだ。ただし、ボタン類はとても窮屈な配置となっている。グリップはカメラが濡れると滑りやすい。
- RICOH WG-6は安っぽいプラスチック外装でベーシックモデルのように感じる。しかしながら、ボタン類は機能的でとても使いやすい配置だ。グリップは一見すると安っぽいが滑り止めが施されている。バッテリードアがとても開きやすいのはマイナスポイントだ。
- LUMIX TS7は最も重いカメラだがボタン操作は程よい間隔で配置され押しやすい。シャッターボタンは大きく、手袋を着用しても使いやすいだろう。ただし、モードダイヤルが存在しないのでショートカットボタンから呼び出す必要がある。グリップは3台の中で最も良好で、アクセサリードアは一か所に集約して2重ロックされている。
- 背面モニタはどれも非常に良好だが、見比べるとTG-6が最も見づらい。次いでRICOH WG-6はアウトドアモニタを備えており、モニタ輝度を変更しやすい。
- 最も良好なモニタはを持っているのはLUMIX TS7だ。このクラスとしては珍しくファインダーを備えているが、解像度は良好と言えず、フィールシーケンシャル液晶を採用している。とは言え、モニター単独よりはファインダーも使えたほうが良いだろう。
- TS7のズームレンジは28mm-128mmだが、4K動画では大きくクロップされるため41-190mmとなってしまう。光学手ぶれ補正は動画でも良好に動作する。
- TG-6は25mm始まりと素晴らしく広い画角を持つレンズだが、4K動画ではいくらかクロップされてしまう。幸いにも競合レンズより明るいのが強みとなるだろう。
- RICOH WG-6は最もズームレンジが広い28mm?140mmをカバーするレンズを備えている。残念なことに動画撮影中はズーミングすることが出来ない。クロップの無い4K動画だが、光学手ぶれ補正に非対応だ。(訳注:このカメラは静止画でも手ぶれ補正は電子式です)
- LUMIX TS7のマクロ機能も悪く無いが、RICOH WG-6やTG-6はより良好である。
- RICOH WG-6は顕微鏡モードを備えているが、解像度が大きく低下する。レンズ周辺部に内蔵されたLEDライトは素晴らしい。明るさの調節や左右のオンオフにも対応している。そして光学手ぶれ補正非搭載でマクロ撮影の難易度が高いことがこのカメラの欠点となる。
- マクロ機能はTG-6が最も良好だ。顕微鏡モードがあり、レンズが明るく、手ぶれ補正も動作する。
- 動画の評価はTS7>TG-6>WG-6だ。WG-6は手ぶれ補正が無かったり、ズームできなかったりするので論外だ。TG-6は良好な画質でスローモーション動画が優れているが、ズーム中の動作音が凄まじい。ほぼ互角だがTS7が最も良い。画質がより自然で素敵な色再現である。そしてズーム中の動作音がそれほど酷くない上に手ぶれ補正が良好だ。唯一の欠点はクロップが大きいことくらいだろう。
- 素早くカメラ設定を操作する場合、オリンパスはスーパーコンパネが、パナソニックはクイックメニューを備えている。リコーは録画ボタンを潰すことで5つの設定項目を登録可能だ。
- RICOH WG-6は2000万画素センサーで画質はシャープで好みだが、レンズが暗くISO感度が上がりやすいのが欠点だ。
- LUMIX TS7は同じ2000万画素だが、裏面照射型センサーに加えて光学手ぶれ補正を備えている。発色はWG-6より好みだ。
- TG-6は1200万画素と他2台より低画素だが、RAW出力でよりクリエイティブな表現が可能となっている。
RICOH WG-6は好きなポイントもあるが、光学手ぶれ補正やWiFiの欠如は他2台との価格差を考慮しても理解しがたい。
LUMIX TS7はとても万能な防水カメラだ。RAW出力に対応していないのが惜しい。そしてもっとカメラサイズを大きくして、より良好なEVFを搭載していたらと思う。
TG-6はTG-5から控えめなアップグレードとなったが、手動操作やRAW出力、プロキャプチャー、そして豊富なアクセサリーが準備されている。
とのこと。
高機能で拡張性の高いTG-6が魅力的なものの、FT7もなかなか良さそうですねえ。WG-6はレンズ周辺のLEDライトが気になっていたものの、注意すべきポイントが多いようです。
個人的にはTG-6を既に予約済み(もともとTG-5ユーザーだったこともあり)。来月下旬にゲットしたらじっくりレビューしてみたいと思います。
今回の動画では省かれていますが、ニコンのCOOLPIX W300は他の防水カメラが搭載していないBluetoothを実装しているのでスマホとの常時接続と言う点では気になっているモデル。
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