このページはフジフイルムのミラーレス一眼「FUJIFILM X-T3」に関する情報・噂を集めるページです。
最新情報
- 2020-10-28:ファームウェアアップデートVer4.00が公開されました。
- 2020-10-16:ファームウェアアップデートVer4.0が予告されました。
- 2020-03-27:軽微なファームウェアアップデートが公開されました。
- 2019-11-14:富士フイルムがファームウェアアップデートを予告しています。
- 2019-09-12:ファームウェア3.01が公開されました。
- 2019-05-21:KORALI VISONでX-T3の分解レビューが掲載されています。
- 2019-04-16:ファームウェアアップデートv3.00が公開されました。
- 2018-12-19:予告されていたファームウェアアップデートが公開されました。
- 2018-11-27:Mobile01がX-T3の実写レビューを掲載しています。中国語ですが作例多めで分かりやすいのでおススメ。
- 2018-11-14:フジフイルムが動画仕様を大きく改善するファームウェアアップデートV2.0を公開すると告知しています。
- 2018-10-31:ePHOTOzineがX-T3のレビューを掲載しています。
- 2018-10-28:FlickrにいくつかGroupページが作成されています。投稿数が多いのはココとココでしょうか?
- 2018-10-23:DPREVIEWがレビュー結論を公開しました。金賞に輝く高い評価のようですね。
- 2018-10-18:ソニーがイメージセンサーのラインアップを更新。その中にAPS-C用裏面照射型2600万画素センサー「IMX571」が含まれており、おそらくこのセンサーがX-T3に使われているのだと話題になっています。
- 2018-10-17:The Phoblographerがレビューを掲載しています。
- 2018-10-09:Big Photo Styleが作例を公開しています。
- 2018-10-05:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。とても高評価なカメラのようですね、
- 2018-10-03:「センサーはサムスン製」と噂されていましたが、フジフイルムはインタビューで「サムスン製ではなく従来通り」と述べているようです。
- 2018-09-29:Photons to PhotosがFUJIFILM X-T3のISO感度別ダイナミックレンジに関するテスト結果を公開しています。
- 2018-09-20:フジフイルムがファームウェアVer 1.1を公開しました。不具合修正に加えて連写時のディストーション補正値を最適化しているので適用した方が良さそうですね。
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データベース
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レビュー
作例
参考動画
購入早見表
2018年9月20日発売
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海外の評価
DPREVIEW 総評
好きなところ | 好きでは無いところ |
|
|
- X-T3は間違いなく最高の静止画/動画カメラだ。フルサイズカメラがより良好な画質を提供し、手振れ補正で撮影を簡単にできるかもしれないが、この画質と携帯性のバランスは実現できていない。
- クラシカルなダイヤル操作が可能な一方でサイレントコントロールモードも備えている。
- JPEGは業界で最も魅力的な選択肢を持ち、幅広い種類の専用レンズを装着できる。
- 欠点が無い訳では無い。オートフォーカスは被写体に合わせて設定する必要があり、顔検出は複数の場合に上手く動作しない。しかし、どちらも多くの人にとって購入を諦める材料とはならないだろう。些細なことだが、単焦点レンズ使用時は手振れ補正対応のX-H1が有利となる。
- 既にX-T2を所有している場合はオートフォーカスが物足りない場合のみアップグレードすれば良いだろう。フルサイズが必要な人以外には極めて魅力的な選択肢と成るはずだ。
- α6500:フジフイルムの圧勝だ。オートフォーカスは匹敵し(ソニーは瞳AFが優れているが)、静止画・動画の操作性はX-T3が優れている。α6500の手振れ補正は搭載していないが、幅広いレンジのレンズに対応しているので魅力的なシステムだ。
- D500:ジャンルの違う。アクション・スポーツ・野生動物のための選択肢だ。他の大部分の撮影ではX-T3の小型・高解像・魅力的なアウトプット・動画仕様が優れている。場合によってニコンよりも魅力的なレンズの選択肢が多い。
- α7 III:画質と手振れ補正、オートフォーカスが有利だ。しかし、動画は8bitであり、レンズは高価になりがちだ。
- GH5/GH5S:動画機能で競合するカメラだ。パナソニックは確かに優れた動画機能を持っているが、X-T3はエテルナやラージフォーマットでの4K 60p 10bitに対応し、信頼性の高いAFを実装している。静止画はX-T3が圧倒的だ。
DPREVIEW 画質
- 低感度における画質は素晴らしい。ISO感度域の拡張は僅かだがX-T2と比べて判別可能な改善が見られる。
- RAWのディテールはここ最近の同等製品と見比べて良好な上にモアレの傾向が無い。
- 低周波の赤と青の組み合わせでは時折グリッチが発生する可能性がある。
- 超高感度ISOはとても競争力のある画質だ。
- JPEGはフジフイルムらしい高水準なものだ。キヤノンにとても良く似た結果となるが、少し緑のパンチが強い。
- 初期設定のシャープニング処理はやり過ぎずバランス良好だ。
- ノイズリダクションはノイズ低減とディテールの保持のバランスが取れているように見えるが、顔では目立つ彩度低下の兆候が見られる(ISO 12800)。
- 超高感度ISOにおけるX-T3とX-T2の顕著な違いには驚いた。リードノイズ測定では僅か1/3段の違いだったが、Adobe Camera RAWにおける視覚的な違いは1段分のように見える。Adobeと話をしたところ、画像の暗部でより黒のコントラストを高め、より暗く見せることが出来る「RAWファイルのシャドー値(ゼロに近い)の高精度化」という処理が加えられていると明らかになった。しかし、X-T2のデータをこの処理で再現したとしても超高感度域の差を十分に説明できるものでは無かった。
- ノイズリダクションが抑えられたキャプチャーワンを使用しても違いは大きい。ISOパフォーマンスの低下はカメラの高速化とトレードオフだ。このトレードオフが理に適っているかどうかはISO25600とISO51200を使う頻度によるだろう。
DPREVIEW X-T3について知っておくべきポイント
- ボディ・操作:
・前モデルX-T2と外観がよく似ているが、僅かに再構築されたグリップを備えている。トッププレートにはISO・シャッター速度・露出補正用のダイヤルが配置され、3Wayチルトモニタはタッチパネル対応だ。カメラ本体にはマイクとヘッドホン端子、USB-C端子、マイクロHDMIポートが存在する。 - 新しいX-Transセンサー:
・X-T3は新しい2610万画素の裏面照射型X-Trans CMOSを採用している。センサーのベースISO感度は従来のISO200からISO160に変化している。そして、このセンサーは従来のセンサーと比べて10倍高速な読み出しとなっている。 - X-Processor 4:
・新しいセンサーに加えてX-Processor 4と呼ばれる新しいクアッドコアCPUが搭載されている。X-Pro1のX-Processorより20倍速く、X-Processor PROと比べても3倍高速だ。カメラを使っている際のレスポンスが向上しており、静止画でも動画でも大きなパフォーマンスアップに繋がっている。 - オートフォーカス:
・フジフイルムはクラス最高のオートフォーカス性能では無かったが、X-T3でその認識を改める必要があるかもしれない。縦横99%の425点位相差フォーカスエリアを備えている。ゾーンやワイドトラッキングでは91%×94.5%となるが、それでもまだ見事なカバーエリアだ。さらに低照度性能はX-T2の-1EVから-3EVにまで進化している。
・全く新しフォーカシングアルゴリズムに加え、処理速度を向上しているため、X-T2と比べて1.5倍高速にフォーカシングが可能だ。フレームを横切る不規則な被写体にも正確なオートフォーカスが可能となっている。
・AF-Cの瞳AFに対応し、顔検出のアルゴリズムは2倍高速となっている。ただし、フレームに複数の顔を検出した場合に選択機能は無い。
・オートフォーカスはとても見事で感動した。被写体を素早く効果的に追従ししていることを確認した。これはニコン一眼レフの3Dトラッキングと非常によく似ている。 - 静止画:
・2610万画素と少し高解像になっているが、それだけで画質に大きな違いは無い。
・ただし、フジフイルムはGFX 50Sで初導入したカラークロームエフェクトをX-T3で実装している。シャドー領域の再現し辛い鮮やかな花のグラデーションを改善することが出来る。
・ISO160は常用ISO感度となり、DR400%はISO800の代わりにISO640で使用できる。
・RAWファイルは小さなサムネイルではなく1300万画素のJPEGプレビューが組み込まれており、カメラで簡単にディテールを確認できるようになっている。 - 動画:
・X-T3で最も大きな進化を遂げているカテゴリだ。パナソニックGH5と並んでクラス最高の領域に突入できる機能とスペックを持ち合わせている。
・DCIとUHDどちらの4K規格でも60pの記録に対応している。HDMI出力で4:2:2 10bit 4K 60p、内部記録で4:2:0 10bitで録画できる。
・H.264またはH.265/HEVCコーデックを利用し最大で400Mbpsのビットレートを選択可能だ。ALL-IとLong-GOPの選択も出来る。
・これら設定の多くは干渉しないが、いくつかの制限がある。例えば10bit録画はH.265コーデックを利用する必要がある。
・フルフレームで4K 30pのオーバーサンプリングが可能だ。4K 60pを利用するときは1.18倍のクロップが発生する。
・スローモーションは1080/120pまで撮影可能だが、1.29倍のクロップが発生する。
・F-logガンマプロファイルを内部記録・外部出力で使用可能だ。ベースISO感度が160であるため、F-log撮影の最小感度も従来のISO800からISO640へ低下している。
・センサー読み出し速度はとても高速な17msだ。ローリングシャッターのパフォーマンスはとても良好でパナソニックGH5(13ms)似た領域のカメラとなる。
・発売時はHLG非対応だがファームウェアアップデートで対応すると述べている。 - 電子ビューファインダー:
・0.75倍の369万ドットOLEDファインダーだ。X-T2の0.77倍ファインダーと比べて僅かに小さい。これはX-T3が物理的に異なる光学設計のファインダーを使っているため倍率が低下しているとのことだ。
・EVFは60fpsのリフレッシュレートを備えている。X-T2と異なり、ブースターグリップ無しで100fpsにリフレッシュレートを増価させることが出来る。 - 測光・フォーカシング:
・AF制御と露出制御が異なり、同時に処理することで場合によって顕著な効果を発揮する。低照度でセンサーゲインを一時的に高める他社機と異なり、X-T3はセンサーゲインの増幅が無い。実際、フォーカシング時にファインダー像は何も変化なく被写体へピントを合わせることができた。これはとても気持ちの良い操作性だ。 - スポーツファインダーモード:
・スポーツや野生動物のようなパフォーマンス優先時の撮影で便利だ。×1.25クロップで1600万画素カメラとなり、ファインダー像はクロップ領域に目立つフレーム枠が表示される。フレーム枠外はブラックアウトせず表示させたままなので、フレームアウトからフレームインまでの予測がし易くなっている。
・連写は10、20、30fpsに対応しており、RAWで33枚、JPEGで60枚の撮影が可能だ。EVFのブラックアウトは90msとなる。 - パフォーマンス:
。追従AFでメカシャッター11fps 36コマ、電子シャッター20fpsで34コマの撮影が可能だ。どちらもブースターグリップの必要は無い。
・他のモデルと同様にNP-W126Sバッテリーを使用している。CIPA規格では390コマだが、多くのカメラがそうであるように実際はより多くのカットを撮ることができる。 - バッテリーグリップ:
組み合わせることで撮影コマ数を1100コマまで向上させることができる。
・グリップにはシャッターボタン、フォーカスレバー、AE-Lボタン、AF-Lボタン、前後コマンドダイヤル、Qボタン、Fnボタンがある。
・防塵防滴仕様だ。 - ナイトビジョンモード:
・表示が赤色となり、低照度における撮影で目に優しいモードだ。
IMAGING RESOURCE
- X-T2を使ったことがあるならばX-T3は手に馴染むはずだ。ボディデザインは何も変わっていない。
- グリップは小さいがボディをスリムで扱いやすいものとし、Xシリーズのレトロで美しい外観となっている。個人的には大きいグリップが好みだが、X-T3は小さいグリップにも関わらず思いのほか快適で驚いた。
- XF100-400mmなど大きなレンズを装着するときは追加グリップの使用をおススメする。
- 電子ビューファインダーは倍率が少し低下したが、高解像となり優れたファインダーであることは間違いない。明るくシャープで目立つ遅延はほとんど無い。
- モニターのクオリティは良好だ。屋外での使用で不満と感じたことは無い。タッチパネルのレスポンスはやや遅く、他社ほどレスポンスは良くない。
- イメージセンサーの高画素化は1600万画素→2400万画素ほど劇的なものでは無い。しかし、APS-Cカメラとしては良好な画質だ。ボディ内手振れ補正を搭載していないため、シャープな画質を維持するのが(ボディ内手振れ補正搭載モデルと比べて)難しい。
- 高感度ISO画質はとても優れている。ISO3200を超えるとノイズが見え始めるが、極めて細かく全体の画質への影響は少ない。
- オートフォーカスは素晴らしい。速過ぎるくらいだ。低照度ではスピードが遅くなるものの、しっかりと動作する。
ePHOTOzine
- 一見するとX-T2に見えるが、僅かに大きく重い。上下前後がマグネシウム合金製となっている。
- 背面のサムレストは僅かに大きくなり、親指でつかむ領域が広がっている。
- 視度調節ネジはロック可能となり、アイポイントは少し長くなっている。
- シャッタースピードダイヤルとドライブダイヤルは最適化されている。
- バッテリーグリップ無しでブーストモードが使用可能だ。
- 電子ビューファインダーはクリアでシャープだ。モニターと発色は完全に一致している。
- メニューシステムは選択肢が多く、見つけるまでに時間がかかる。例えば動画だけで5ページもあるのだ。幸いにもよく使う機能をマイメニューに集約することができる。
- パフォーマンス
・シャッターレスポンス:0.05秒未満
・ワイドフォーカスレスポンス:0.125秒
・フルズームフォーカス:0.125秒
・起動時間:0.9秒
・フラッシュ無しの撮影:0.2秒
・連写 JPEG:11fps 126コマ・20fps 74コマ・30fps 60コマ
・連写 RAW:11fps 36コマ・20fps 34コマ・30fps 33コマ
・フォーカスはとても高速でシャッターレスポンスは優れている。
・メカシャッターは他のカメラと比べて少し音が大きい。 - 30fps ×1.25クロップモードで18-55mmを使用、C-AFで8-9fpsで動作した。
- 引き続きフジフイルムの優れた色再現性を備えている。
- 露出は信頼できるが、たまに露出補正したい場合がある。
- ?ISOノイズパフォーマンス:
・ISO 80で撮影するとダイナミックレンジが狭くなる。
・ノイズ耐性はとても良好だ。ISO3200で僅かにディテールが低下するものの、ノイズは良く抑えられている。
・ISO6400でさらに目立つが実用的な画質だ。
・ISO25600以上でノイズが強まる。 - AWBはタングステン照明下で暖色傾向となる。タングステンプリセットに設定すると僅かに改善する。AWBには白優先モードが無いため、必要であれば手動にて調整する必要がある。
- 静止画と同様に動画の画質にも感心した。ISO12800を使用してもノイズは十分に抑えられている。フォーカス性能も良好だ。
- X-T3はX-T2よりやや高価だが、大きなメリットと大きく改善されたパフォーマンスを持っている。お買い得と言えるだろう。
X-T3はスピード、機能、デザイン、解像度、動画と様々なポイントでアップデートが施されている。
この価格帯でこれほど多くの機能を持つカメラは無いはずだ。とても競争力のある最先端カメラである。多くの人にとってオーバースペックかもしれないが、言い換えれば長く付き合うことが出来ることを意味している。
バッテリーライフは短いが、カメラのメリットを語っていたらそれを忘れてしまいそうだ。予備バッテリーを用意することで問題は解決できる。
長所:4K 60p、2600万画素 裏面照射型 CMOSセンサー、優れた色再現、30fpsの連写性能、クロップ無しで最大2?fpsの連写性能、優れたエルゴノミクス、高速AF
短所:バッテリーライフ、タッチパネルはまだ改善可能、手振れ補正非搭載
PhotographyBlog
- 外観は前モデルX-T2とほぼ同じように見える。実際は内部のハードウェアが大きく変化している。
- X-T2のような3パーツ構造ではなく、上下前後の4パーツ構造となっている。視度調整ダイヤルはロック可能となり、露出補正ダイヤルは誤操作しないよう中央に寄っている。
- 歓迎すべき追加項目は3.5mmのヘッドホン端子だ。X-T2は追加グリップでのみ対応していたポイントだ。
- タッチパネル対応は操作性で大きな進化ポイントだ。タッチパッドAFにも対応しているが、自然な動作ではないため慣れが必要である。
- 驚異的な連写性能を考えると価格設定は安い。
- X-T3は優れたクオリティの画質を生成可能だ。
・ISO80-6400までノイズフリー
・ISO12800で僅かなノイズ
・ISO25600-51200で目立つノイズと僅かな色の変化を伴う
静止画・動画・もしくは両方、いずれにせよ最高のAPS-Cミラーレスカメラだ。フジフイルム第3世代は内部的な技術の進化により別次元に到達している。同じような見た目だが併用すればX-T3が優れていることがすぐにわかるはずだ。
カメラ界隈を賑わせていたフルサイズミラーレスでは無いが、これは紛れもなく”ベストミラーレス”となる1台だ。センサーサイズが全てではなく、他に重要なものがあると語っているようだ。
FUJIFILM X-T3は何が進化したのか?
ここがポイント
- 裏面照射型X-Trans CMOS IV・X-Processor 4
- カラークロームエフェクト導入
- AF性能の大幅な向上
(AFエリア・低照度性能・AF-C瞳AF・顔検出精度) - 高性能化した電子ビューファインダー
- 1.25クロップ時30コマ秒ブラックアウトフリー連写
- 4K 60p DCI/UHD 4K対応
- 操作性が改善したボタン・ダイヤル
外観比較
サイズ
X-T3 | X-T2 | |
大きさ | 132.5×92.8×58.8mm | 132.5×91.8×49.2mm |
質量 (CIPAガイドライン) | 539g | 約507g |
質量 ボディのみ | 489g | 約457g |
正面
ボディの形状に大きな変化はありませんが、僅かになで肩だったX-T2と比べてX-T20のように角ばったボディデザインとなっています。
パッと見でX-T3のほうがスリムに見えますが、実際の横幅に変化はありません。
ストラップ金具の位置がX-T2と比べて僅かに上方へ移動しています。
背面
Made in Japanではない?
残念ながら「Made in Japan」の文字は消えています。噂通りだとすればカメラ底面に「Made in China」の表示があるはずです。
上面
これと言って大きな変化はありませんが、各ダイヤルが少し薄くなっているようです。
測光・ドライブダイヤル
ISOやシャッター同軸の測光・ドライブダイヤルを回転させるためのツマミは指が掛かりやすくなるように大きくなっています。
X-T2と比べて操作しやすいデザインですね。
スペック比較
センサー
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
センサー | X-Trans CMOS IV | X-Trans CMOS III | Exmor CMOS | |
有効画素数 | 約2610万画素 | 約2,430万画素 | 約2420万画素 | |
ローパスフィルター | ー | ー | あり | |
手振れ補正 | ー | ー | 5軸5.5段 | 5軸 5.0段 |
備考 | 裏面照射型 |
新開発の裏面照射型 X-Trans CMOS 4
裏面照射による低ノイズ化、ローリングシャッターによる歪みが半減、電子シャッターによる30fpsの高速連写など画質・高速性の両方が大きく向上している新型センサーです。
さらにベースISO感度「160」となり半段ほど低感度性能が強化されています。これによりダイナミックレンジのパフォーマンス向上が期待できそうですね。
処理エンジン・記録形式
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
画像処理エンジン | X-Processor 4 | X-Processor PRO | BIONZ X | |
RAW出力 | 14bit 非圧縮 ロスレス |
14bit 非圧縮 ロスレス |
14bit 圧縮 |
|
記録メディア | SD/HC/XC UHS-I/II |
SD/HC/XC UHS-I/II |
SD/HC/XC UHS-II |
SD/HC/XC UHS-I |
記録メディアスロット | 2 | 2 | 2 | 1 |
従来比3倍の処理速度を持つX-Processor 4
クアッドコアによる高速処理を実現しX-Processor PRO比で3倍の処理速度を実現。X-H1以前の従来モデルと比べて圧倒的なパフォーマンスを発揮するようです。
オートフォーカスの高性能・高速化や動画性能の大幅なパワーアップなどに貢献しています。
露出制御
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
測光方式 | 256分割 | 1200分割 | ||
測光範囲 | マルチ スポット アベレージ 中央重点 |
マルチ 中央重点 スポット 画面全体平均 ハイライト重点 |
||
ISO感度 | 160?12800 | 200?12800 | 100-25600 | |
拡張ISO感度 | 80/100/125/25600/51200 | 100/125/160/25600/51200 | 51200 | |
露出補正 | ±5 | |||
フリッカー低減 | 対応 | ー | ||
備考 |
ベースISOが「160」に
イメージセンサーのアップグレードにより低感度性能が向上しています。
これにより、DR機能使用時のISO感度はISO800からISO640に変化しています。
オートフォーカス
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
ファインダーAF方式 | ハイブリッド | |||
ライブビューAF方式 | ||||
測距点(位相差) | 117点 (425点) |
49点 (175点) |
425点 | |
測距点(コントラスト) | 42点 (150点) |
169点 | ||
クロス測距点 | ー | ー | ー | |
F8対応点 | F11対応 | |||
測距輝度範囲 ファインダー | -3EV | -1EV? | -1?20 | |
測距輝度範囲 ライブビュー | -3EV | -1EV? | -1?20 | |
測距エリア選択モード | シングル ゾーン ワイド/TR |
シングル ゾーン ワイド/TR |
ワイド ゾーン 中央 フレキシブルスポット (S/M/L) 拡張フレキシブルスポット ロックオン 瞳 |
|
追従特性 | 被写体保持特性 速度変化特性 ゾーンエリア特性 |
被写体保持特性 速度変化特性 ゾーンエリア特性 |
動体追従感度 | |
位相差カバーエリア | 約100% AF-C瞳AF |
横50%・縦75% | ほぼ全域(非100%) |
劇的に向上したAFパフォーマンス
X-T2から大きく進化したポイント。
従来機と比べて像面位相差AFエリアが拡大、フレームをほぼ100%カバーしています。これは従来機の「横50%・縦75%」と比べると大きな違いがありますね。
さらに最大175点だった位相差ポイントは425点まで増加。低照度性能は-1EVから-3EVまで拡張、AF/AEサーチ回数は1.5倍と全体的にパフォーマンスアップしています。
加えて顔検出は従来比2倍、瞳AFは追従AFに対応するためポートレート撮影などに使いやすくなっています。
シャッター・ドライブ
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
シャッター速度 | 15分?1/8000秒 | 30-1/4000秒 | ||
電子シャッター速度 | 15分?1/32000秒 | 30-1/4000秒 | ||
フラッシュ同調速度 | 1/250秒 | 1/160秒 | ||
高速連続撮影 AF-S | 約30コマ/秒:電子 (×1.25クロップ) 約11コマ/秒:メカ |
約14コマ/秒:電子 約11コマ/秒:メカ (VPB-XT2装着時) |
約11コマ/秒:メカ | |
高速連続撮影 AF-C | 約30コマ/秒:電子 (×1.25クロップ) 約11コマ/秒:メカ |
約14コマ/秒:電子 約11コマ/秒:メカ (VPB-XT2装着時) |
約11コマ/秒:メカ | |
連続撮影可能枚数 | ・JPEG:145枚 ・可逆圧縮RAW:42枚 ・非圧縮RAW:36枚 |
・JPEG:42枚 ・可逆圧縮RAW:28枚 ・非圧縮RAW:25枚 |
・JPEG:40枚 ・可逆圧縮RAW:27枚 ・非圧縮RAW:23枚 |
JPEG:233枚 RAW:107枚 RAW+JPEG:100枚 |
低速限界設定 | ||||
特殊連写機能 | スポーツファインダーモード 30fps ブラックアウトフリー ×1.25クロップ |
|||
備考 | プリ撮影機能 |
電子シャッターによる高速連写性能が向上
1.25倍クロップ(1,600万画素)で30コマ秒の連写撮影(AF/AE追従対応)に対応した電子シャッター機能を実装。
RAW出力だと1秒ちょっとでバッファが尽きるほどの高速連写ですが、一瞬のシャッターチャンスでより多くのカットを撮ることが出来るようになりました。
電子シャッターを使うためローリングシャッターによる歪みは注意する必要があるでしょう。ただし、X-T2比で歪みが半減しているため、歪みが気にならない場合も多いことでしょう。
ファインダー
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
方式 | 0.5型有機EL | 0.39型有機EL | ||
解像度 | 約369万ドット | 約236万ドット | 約369万ドット | 236万ドット |
視野率 | 約100% | |||
アイポイント | 約23mm | |||
倍率 | 0.75倍 | 0.77倍 | 0.75倍 | 0.70倍 |
フォーカシングスクリーン | ||||
備考 | 100fps |
モニタ
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
形式 | TFT液晶 | |||
解像度 | 約104万ドット | 92万ドット | ||
サイズ | 3.0型 | 3.2型 | 3.0型 | |
可動方式 | 3方向チルト | チルト | ||
タッチパネル | 対応 | ー | 対応 | 対応 |
備考 |
動画
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 HEVC/H.265 |
MPEG-4 AVC/H.264 | ||
音声記録方式 | リニアPCM | LPCM 2ch Dolby Digital AAC |
||
記録形式 | MOV | XAVC S AVCHD MP4 |
||
4K | ?60p UHD ?400Mbps ~60p DCI ?400Mbps 4:2:0 10bit |
?30p UHD 200Mbps |
?30p UHD 200Mbps ~24p DCI 200Mbps |
?30p UHD 100Mbps |
FHD | ?59.94p 200Mbps | ?59.94p 100Mbps | ?120p 100Mbps | |
ハイスピード | FHD 120fps | FHD 120fps | FHD 120fps | |
外部出力 | クリーン出力対応 4:2:2 10bit F-log対応 |
クリーン出力対応 4K 4:2:2: 8bit F-log対応 |
4K 4:2:2: 8bit S-log2/3 |
|
タイムラプス | 4K対応 | ー | ||
クロップ | 4K 30p 1.0倍 4K 60p 1.18倍 |
4K 30p 1.17倍 | 4K 30p 1.17倍 | 4K 25p 1.05倍 4K 30p 1.31倍 |
撮影機能 | タイムコード ユーザービット ゼブラ ガンマアシスト |
|||
備考 | HLG対応 ALL-I 400Mbps |
作画機能
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
HDR撮影 | あり | アプリ対応 | ||
多重露光 | 2枚 | アプリ対応 | ||
インターバル撮影 | あり | アプリ対応 | ||
高解像撮影 | ー | ー | ー | ー |
ブラケット | AE/フィルム/DR/ISO/WB/フォーカス | AE/フィルム/DR/ISO/WB | AE/WB/DLO | |
ボディ内RAW現像 | 対応 | ー | ||
仕上がり設定 | 16種類 モノクロ調整 カラー・クロームエフェクト |
15種類 | 16種類 | 13種類 PP1-PP9 |
ホワイトバランス | 8種類 | 10種類 色温度 |
||
デジタルフィルター | 8種類 | 8種類 | 8種類 | 13種類 |
インターフェース・搭載機能
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
映像/音声出力・デジタル端子 | USB3.1 Gen1 Type-C |
USB3.0 | USB2.0 | |
特殊端子 | ー | ー | ー | ー |
シンクロ端子 | あり | ー | ||
HDMI | D | |||
外部マイク入力端子 | ø3.5mm | |||
ヘッドフォン端子 | ø3.5mm | ー 追加グリップ搭載 |
ー | |
リモコン端子 | φ2.5mm | RMT-DSLR2 | ||
WiFi | 802.11b/g/n | |||
Bluetooth | 4.2 | ー | 4.0 | |
NFC | ー | ー | 対応 | |
GPS | ー | ー | ||
電子水準器 | 対応 | 対応 | ||
防塵防滴 | 対応 | 対応 |
ボディ・電源
X-T3 | X-T2 | X-H1 | α6500 | |
バッテリー | NP-W126S | NP-W126 | NP-W126S | NP-FW50 |
追加グリップ | VPB-XT3 | VPB-XT2 | VPB-XH1 | ー |
USB充電 | 対応 | 対応 | 対応 | |
USB給電 | ー | 対応 | ||
撮影可能枚数 | 約390枚 | 約340枚 | 約310枚 | 約310枚 |
大きさ | 132.5×92.8×58.8mm | 132.5×91.8×49.2mm | 139.8×97.3×85.5mm | 120.0x66.9x53.3mm |
質量 (CIPAガイドライン) | 539g | 約507g | 約673g | 約453g |
質量 ボディのみ | 489g | 約457g | 約623g | 約410g |
従来のX-Tシリーズ 価格早見表
FUJIFILM X-T2
楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | Yahoo | ||
FUJIFILM X-T2 ボディ |
ブラック | 新品・中古情報 |
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グラファイトシルバー | 新品・中古情報 |
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FUJIFILM X-T2 レンズキット |
ブラック | 新品・中古情報 |
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FUJIFILM X-T1
楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | Yahoo | ||
?FUJIFILM X-T1 ボディ |
ブラック | 新品・中古情報 |
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グラファイトシルバー | 新品・中古情報 |
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FUJIFILM X-T1 レンズキットXF18-55mm |
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FUJIFILM X-T1 レンズキットXF18-135mm |
ブラック | 新品・中古情報 |
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過去更新履歴
- 2018-09-20:FlickrにGroupページが、KAYSAPAが作例を、DPREVIEWがスタジオテストシーンの比較ツールにFUJIFILM X-T3を追加しました。
- 2018-09-10:Cinema5Dによると電子シャッターの幕速はかなり改善しているみたいですね。FS7よりも速いらしく、マイクロフォーサーズのGH5やE-M1 Mark IIと同程度の模様。The Phoblographerは1stインプレッションを掲載し、「AFはX-T2から遥かに良くなった」と評価しつつも、低照度では性能低下が見られたと述べています。
- 2018-09-07:複数の作例・参考ページを追加しました。
- 2018-09-06:フジフイルムがX-T3を正式発表しました。現在関連ページを更新中です。
2018-09-06:本日13:00?14:00ごろ発表か?
Fujirumorsが「ニューヨーク時間で00:00?01:00発表」と発信していますね。国内ではお昼過ぎと言ったところでしょうか。
2018-09-05:9月20日発売?
どうもAmazonでフライング出品があった模様。それによると、レンズキット+ブースターグリップで29万円となっているみたいですね。
「あれ?噂と違って高く無いか?」と感じる人もいるはず。Fujirumorsは「ボディ単体では1,599ドル以下」と補足しています。
2018-09-04:スペック情報がリークされる
ついにほぼ確定のスペックリークが出回り始めました。Fuji Rumorsが発信していた情報とほぼ似ているスペックとなっているようです。
現在下部の比較表を更新中です。
- 新開発の有効画素数約2610万画素の裏面照射型「X-Trans CMOS 4」センサーを搭載(ローパスフィルターレス)
- 高速画像処理エンジン「X-Processor 4」
- 位相差画素数を現行比約4倍に増やしたことで、像面位相差AFエリアを画面全域(約100%)に拡大
- 位相差AFの低照度限界を従来の-1EVから-3EVへ拡張
- 4K/60P 4:2:0 10bitのカメラ内SDカード記録に対応。4K/60P 4:2:2 10bitのHDMI出力にも対応
- 「スポーツファインダーモード」機能を新搭載。1660万画素(1.25倍クロップ)相当のフレーム内を最速30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能
- シャッターボタンを半押しした時から撮影を開始し、シャッターボタンを全押しすることで撮影画像が記録される「プリ撮影」機能を新搭載
- 「フィルムシミュレーション」に「モノクロ調整」機能を新たに追加
- 「カラークローム・エフェクト」機能を「Xシリーズ」として初搭載
- USB端子はType-C(USB3.1 Gen1)規格を採用
- 標準ISO:160?12800 (拡張ISO:80/100/125/25600/51200)
- 連写:約11コマ/秒(メカシャッター)、約30コマ/秒(電子シャッター、1.25倍クロップ)
- EVF: 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット 0.75倍
- 背面液晶:3.0型 約104万ドット 3方向チルト式 タッチパネル液晶
- フィルムシミュレーション:16モード(ETERNA含む)
- Wi-Fi・Bluetooth4.2搭載
- バッテリー:NP-W126S
- サイズ:132.5 × 92.8 × 58.8mm
- 重さ: 539g(バッテリー・SDメモリーカード含む)、489g(本体のみ)
- カラー:ブラック・シルバー
- 予約開始日:2018年9月6日
2018-09-04:関連アクセサリーがリークされる
FUJIFILM X-T3に関連するアクセサリー型番がリークされました。上記購入早見表に追記しています。
2018-09-01:X-T3の画像リーク
噂通り外観はX-T2と大きく違いはないみたいですね。ダイヤルなどの形状が僅かに変化しているくらいでしょうか?
X-T2との比較
2018-08-31:9月6日発表濃厚か?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
信頼できるソースによるとFUJIFILM X-T3は9月6日(サンフランシスコでは6日)に発表される。
とのこと。
”BREAKING”と述べているのでほぼほぼ確実な情報を得ているのかもしれませんね。前日にはキヤノンのEOS Rが発表されそうですし、忙しい1週間となりそうですねえ。
噂通りだとすると、9月6日から予約開始で9月下旬には発売ということでしょうか?
2018-08-31:ブラック・シルバーが登場する
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
ブラックのみ、シルバーも登場するなどコメント欄に飛び交っている。
我々がソースから得た情報によるとシルバーが登場するそうだ(グラファイトではない)
とのこと。
2018-08-30:X-T3の外観はX-T2と似ている?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
FUJIFILM X-T3に関する情報を受け取った。
X-T3はX-T2と似たボタンレイアウトとなり、フォームファクタは僅かな変更が加わっているが同程度だ。X-T3が発表されたとしてもX-T2との違いに気が付かないはずだ。
とのこと。
噂通りだとすると、ボディ内手振れ補正は導入されず、現状のサイズやデザインを踏襲するみたいですね。X-T2と周辺アクセサリの互換性が残っているとありがたいですねえ。とは言え、縦位置ブースターグリップは新しいモデルが出ると噂されているので少し形状が異なるのかもしれません。
2018-08-28:9月下旬には出荷される?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
BREAKING!
FUJIFILM X-T3は9月下旬に出荷される予定だ。
既存の噂情報
- 9月下旬出荷
- 2600万の新しいX-Trans
- 新型プロセッサー
積層センサー(半信半疑)- 裏面照射型センサー
- ベースISO感度が160となる
- ボディ内手振れ補正無し
- 425点像面位相差AFシステム
- 像面位相差はフレーム全体をカバーしている
- 顔・瞳検出が改善している
- 低照度AFパフォーマンスが改善している
- 高速連続撮影「CH」は20fpsとなる
- クロップモードでは20fps以上で動作する
- メカシャッターで11fps
- 4K 60p動画撮影
- 10bit動画撮影
- ゼブラ表示対応
10月?11月出荷- タッチパネル
- NP-W162s用充電器の新製品が登録されているため、バッテリー規格を維持したまま優れたパフォーマンスを持つ。
- ヘッドホン端子がある
- 露出調整ダイヤルがある
- 自撮り非対応
- 新しい縦位置バッテリーグリップが用意される
- Bluetooth 4.2
新しいフィルムシュミレーションが採用される(半信半疑)- 中国製
とのこと。
9月下旬”出荷”となると8月末か9月頭に発表しないと間に合わない気もしますが…。発表ではなく出荷とハッキリ記述していますね。
FUJIFILM X-E3が昨年の今頃発表だったかと思うので、ひょっとしたら近日中に何か動きがあるのかもしれませんね。
噂の通りのスペックだとすると、新センサー・プロセッサーを搭載した「第3世代」らしい飛躍的な進化を遂げるようです。これはかなり期待したいところ。
2018-08-23:画質優先で裏面照射型センサーを採用した?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
信頼できるソースがX-T3に関するいくつかの仕様情報を提供してくれた。
- X-T3には裏面照射型センサーが100%確実に搭載される。このセンサーはダイナミックレンジが改善され、低ノイズ化、四隅の色ずれ周辺減光に効果的だ。
- このソースの情報によると積層センサーではないそうだ。しかし、メカシャッターで11fps撮れることは判明している。この連写速度があれば十分だろう。
- フジフイルムが画質を優先したため、悪影響を及ぼす可能性がある積層センサーを回避した可能性がある。
とのこと。
積層センサーでは無さそうですが、高速性はありそうですね。ローリングシャッターの影響が4K動画撮影にどこまで影響するかが気になるところ。
2018-08-23:クロップモードで30コマ秒を実現?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
数週間前にFUJIFILM X-T3が20コマ秒連写を実現し、さらにクロップモードでより高速化すると発信した。
今度は追従AF時について詳細を教えてくれた。
- メカニカルシャッターで11コマ秒
- 電子シャッターで20コマ秒
- ×1.25クロップモードの電子シャッターで30コマ秒
X-H1・X-T2がメカで11コマ・電子で14コマ、SONY α9が電子で20コマ秒だ。
この速度向上はX-T3に搭載されている新型プロセッサーとセンサーが大きな役割を果たしている。
とのこと。
追従AFの連写速度はα9やLUMIX G9の20コマ秒連写、OM-D E-M1 Mark IIの18コマ秒連写がトップクラスでした。X-T3はクロップモードで30コマ秒連写が可能と凄いスペックで登場するようです。
噂の2600万画素だとするとかける×1.25クロップは2000万画素程度となるので実用的な解像度を保ちつつスーパー連写速度を実現できそうですね。このパフォーマンスが真実だとすると、やはりセンサーはメモリ積層型となり格段に高速化しているのでしょうか?
2018-08-23:ヘッドホン端子がボディ側に存在する?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
信頼できるソースによると…
- X-T100のような自撮りモニタとはならない
- 露出調整ダイヤルはまだ存在する
- ヘッドホン端子がある
とのこと。
X-T2は専用の縦位置用グリップVPB-TX2にヘッドホン端子を用意していましたが、X-T3はボディ側にヘッドホン端子が備わっていると言うことでしょうか?
また、X-T100のモニタでは無いとするとX-T2の3Wayモニタを踏襲するのかもしれませんね。
2018-08-22:FUJIFILM X-T3のAFは大幅にパワーアップする?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
数週間前にX-T2が20コマ秒連写のパフォーマンスを持っているとソースから教えてもらった。
そして今度は信頼できるソースから「FUJIFILM X-T3に関するAFシステム」について詳細を受け取った。
- 像面位相差はセンサー全体をカバーしている
- 顔検出・瞳検出は改善している
- 425点AF/AF-C対応
- 低照度AFが改善している
とのこと。
従来の中央に集中していた像面位相差と異なり、ソニーやキヤノンと同じくフレーム全域をカバーするようになるらしい。やっと他社並み、と言うことですがこれは歓迎できるポイントですね。
さらに気になっていた顔・瞳検出も改善するらしいので大いに期待したいところ。
「425点」の測距点と言うとソニーα6300やα6500と同じ数字。この数字に因果関係があるのか無いのか非常に気になりますねえ。
2018-08-20:ついに4K 60p動画機登場か?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
X-H1はハードウェアの制約があるためゼブラ表示を追加できなかったと言われている。しかし、FUJIFILM X-T3はより強力なプロセッサーによりゼブラ機能が追加されるだろう。
信頼できる情報源によると以下のことが可能となり、動画仕様全体が改善する。
- 4K 60p
- 10bit
- ゼブラ表示
とのこと。
4K 60pに加えて10bitとは動画仕様が大きく飛躍しそうですね。さらにX Processor PROでは実装できなかったゼブラ表示も可能となるみたいです。信頼できる情報源からと言うことなのでかなり期待できるのでは無いでしょうか?
あとはセンサーの読み出し速度が気になるところですね。噂通り積層センサーが実装されるとしたらそれも一気に解決しそうですが。
2018-08-19:「VG-XT3」がRRAに登録される
韓国の国立電波研究所にフジフイルムのバッテリーグリップ「VG-XT3」が登録されました。
2018-08-18:新しいフィルムシュミレーションは登場しない?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
「FUJIFILM X-T3には新しいフィルムシュミレーションが追加される」という情報を新しいソースから得たと7月中旬に発信した。
しかし、私は信頼できるソースがこの情報を確認できなかったと教えてくれたので割り引いて聞いておく必要がある。
将来的にファームウェアアップデートでフィルムシュミレーションの追加があるかもしれないが、今のところは無いと考えておくべきだろう。
とのこと。
少し残念な噂情報ですが、ファームウェアアップデートが手厚いフジフイルムなのでアフターフォローに期待したいところですね。
とは言え「新しいフィルムシュミレーションを確認できない」と述べており、「新しいフィルムシュミレーションが無い」とは言っていませんね。淡い期待を抱きつつX-T3の正式発表を待つしかないのでしょうか?
2018-08-13:センサーが一新されベースISO感度が拡張される?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する情報を発信しています。
信頼できるソースによると、フジフイルムの”ベースISOは160”だ。
現行のフジフイルム X-TransカメラのベースISOは200である。
以下は既出のX-T3に関する噂情報だ。
- ベースISO160
- X-T2よりも安価
- 20fps連写でクロップモードはさらに高速
- 新しい縦位置グリップ
- フォトキナ2018もしくはそれ以前に発表される
- 2600万画素 X-Trans
- おそらく積層型センサー(まだ確かな情報ではない)
- 新しいプロセッサー
- ボディ内手振れ補正無し
- 10月/11月出荷
- タッチパネル
- 優れたバッテリーパフォーマンス
- 新しいフィルムシュミレーション(今のところ確かではない)
- 中国製
とのこと。
ベースISO感度が1/3段拡張されるみたいですね。現行のX-Trans CMOS IIIからセンサーが一新されるとしてどのようなパフォーマンスとなっているのか気になるところですね。
2108-08-09:X-T2よりも安くなる?
FUJI RUMORSがX-T2後継モデルに関する噂情報を発信しています。
信頼できるソースから「FUJIFILM X-T3はX-T2よりも安価で1599ドル以下となる」と教えてもらった。
1499ドルだろうか、1399ドルだろうか?それともX-T1の発売価格のように1299ドルとなるのだろうか?
そして積層センサーの噂が真実となれば、α9の約1/3で価格で積層センサーを手に入れることが出来ることになる。
とのこと。
「BREAKING」とタイトルに入れているのでかなり自信のある情報のようですね。ここ最近のカメラ市場を考えると前モデルよりも安価な後継モデルと言うのは珍しいですね。
国内におけるX-T2の初値はおよそ16万円程度なので、14?15万円ほどとなるのでしょうか?ちなみにX-T1は13万円台です。
2018-08-03:X-T3は連写速度が大幅に向上する?
FujirumorsがX-T2後継モデルに関する噂情報を発信しています。
FUJIFILM X-T3は高速連続撮影「CH」で20fpsで動作し、クロップモードではさらに高速撮影が可能となる。
20fpsは積層センサーのSONY α9g持つスペックである。
X-T2はブースターグリップで11fps、電子シャッターで14fpsだ。
とのこと。
20コマ秒の連写速度は積層センサーのα9とセンサーサイズが小さいLUMIX G9 PROが実現しているスペックですね。(OM-D E-M1 Mark IIは18コマ秒連写)
これが本当だとするとX-T3はやはり積層センサーを搭載しているのか?それとも読み出し速度の高速な新型イメージセンサーを搭載しているのか気になるところですね。
ついでにG9やE-M1 Mark IIのようにプリ撮影モードが導入されると一部のシーンでかなり快適となりそうですね。
2018-07-31:X-T3はX-T2用のグリップが使えなくなる?
Fujirumorsが久しぶりにX-T2後継モデルに関する噂情報を発信しています。
我々のソースによるとFUJIFILM X-T3は新しい縦位置バッテリーグリップになるだろう。
バッテリーに関して得られている情報は…
- X-T3のバッテリーパフォーマンスは改善される
- 新型バッテリー充電器「BC-W126S」が登録されている
新型バッテリー充電器の名称は「X-T3がNP-W126S(現行バッテリー)の形状を維持したバッテリーを使用する」ことを強く示している。
とのこと。
バッテリー規格はそのままに形状が変化すると言うことでしょうか?とするとX-T2からインターフェースに変更があるのか、カメラ底部の形状が変わるだけなのか、X-T2との互換性など気になるところが多いです。
X-T2はグリップを装着するとこで連写性能や4K動画の連続撮影時間などの恩恵がある「ブースターグリップ」です。X-T3も装着することで基本性能が向上する性質を持つのでしょうか?
2018-07-18:新しいフィルムシュミレーションが実装される?
Fujirumorsが未知のソースから「新型の強力なXProcessorを導入したことで、新しい映画用フィルムシュミレーションが実装される」と情報を受け取ったようです。Fujirumorsはこの情報に関してあまり信用していないようですが、読者に「どんなフィルムシュミレーションが欲しいかい?」と話題作りをしているようです。
これまでのFUJIFILM X-T3に関する噂情報もまとめられています。
- フォトキナ2018、もしくはそれ以前に発表される
- 2600万画素 X-Trans CMOSセンサー
- 半信半疑だが積層型センサー
- 新しいプロセッサ
- ボディ内手振れ補正は搭載されない
- 10月/11月出荷
- タッチパネルモニタ
- 同規格で良好なバッテリー
- 新しいフィルムシュミレーション(今のところ半信半疑)
2018-07-12:認証機関にX-T3が登録される
- FCCID:COF-WMBNBM26A
- FF180003
- 中国製 Wi-Fi・Bluetooth搭載
昨日の噂情報を裏付けるように海外の認証機関登録情報が出てきました。やはりフォトキナまでに発表されそうですね。
2018-07-11:2018年9月までに発表濃厚か?
FUJIRUMORSがこれまでの噂情報をまとめる中でX-T3についても言及しています。
- フォトキナ2018、もしくはそれ以前に発表
- 2600万の新しいX-Trans
- 積層センサー(半信半疑)
- ボディ内手振れ補正無し
- 10月?11月出荷
- タッチパネル
- NP-W162s用充電器の新製品が登録されているため、バッテリー規格を維持したまま優れたパフォーマンスを持つ。
- Bluetooth 4.2
太字が期待度の高い情報のようです。センサーが新しくなるようなのでプロセッサーの更新にも期待したいところですね。
X-H1の段階でX-Processor Proの持てる力は出し切った感があるので次世代機でどのようなパフォーマンスのカメラを登場させるのか気になるところです。
2018.1.18:手振れ補正は搭載されない?
FujirumorsがX-H1に手振れ補正が搭載されるという噂を引き合いに出し、「X-T3には手振れ補正が乗らないのではないか?」と発信しています。
また「本当にX-H1に手振れ補正が搭載されるのか?」の点でも情報源にさらなるリークを求めているようですね。
2018.1.17:X-T3はフォトキナの手前で発表される?
Fujirumorsが「X-T3がフォトキナ 2018に向けて発表される」と信頼できるソースから示唆されたようです。
X-T3の登場が期待できる領域に達したと判断したため本ページを作成しました。今回発信されたスペック情報は「噂まとめ」に追加しています。
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