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シグマはLマウントを優先し工場とテクノロジーに投資する【海外機材情報】

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DPREVIEWがSIGMAの山木社長にインタビューした内容を記事として発信しています。

RF・Zマウント用レンズの計画は今のところない

  • Lマウントアライアンスについて
    ・正確な日付まで覚えていないが2、3年前にはFoveonテクノロジーを使用したフルサイズミラーレスカメラ製造を決めていた。独自ショートフランジバックのミラーレスシステムを開発し、実際のところ既に設計済みだった。正確なスペックは覚えていないが、フランジバックとマウント径はLマウントと同様だったと思う。
    ・その頃、パナソニックからアプローチがあり同時にライカにも声をかけ3社が集まった。これが2年前だったと思う。我々はLマウントシステム参加に同意し独自マウントの開発を中止した。
  • Lマウントの魅力
    ・バランスの良いマウントだ。フランジバックは短すぎず、直径はそれほど大きくない。直径が大きすぎるとカメラボディをコンパクトにするのが難しくなる。F2.8やF3.5-5.6ズームレンズのような暗いレンズを作る場合にもマウント径が邪魔をするだろう。
  • シグマのLマウントレンズについて
    ・エンジニアに確認する必要があるものの、おそらく来年の中頃に初めのLマウントレンズを発売する予定だ。
    ・ローンチ予定は既存設計のレンズと新規設計のレンズどちらもだ。我々は既に14本のソニーEマウント用レンズがあるため、Lマウント版を作成し来年に発売開始する。また、新しいLマウントレンズの発売も予定している。
  • キヤノンとニコンの新マウントについて
    ・新しい2つのマウントシステムについて大きな関心を寄せているが、今のところ計画はない。
  • キヤノンやニコンとのシグマレンズ互換性について
    ・将来的に新しいカメラとの互換性が無くなるリスクは否定できない。しかし、以前と異なりファームウェアを継続的に強化しており、軽微な問題でもUSB Dockからアップグレード可能である。
  • LUMIX S1Rについて
    ・フォトキナにおけるプレスカンファレンスで初めてカメラを確認した。新しいシステムの製品ロードマップについては情報を共有していない。これはコンプライアンスの問題だ。
  • SAマウントについて
    ・SAマウントカメラの製造と販売は継続するが、将来的にSAマウントカメラの開発はしていない。
    ・一眼レフ用レンズを製造している限り、SAマウントレンズは作り続ける。世界にはまだSAマウントカメラのユーザーがいるからだ。
  • マイクロフォーサーズについて
    ・マイクロフォーサーズの市場が縮小するかどうかは分からない。フォトキナではマイクロフォーサーズシステムを使っているジャーナリストが多くいた。個人的な意見としてはコンパクトさが必要な場合は素晴らしいシステムだ。
  • 今後シグマと他社の差別化について
    ・技術と向上に投資し、顧客とのコミュニケーションを向上させて他社と違ったものにしようとしている。他社と差別化できることは全てやるつもりだ。
    ・シグマには第2世代、第3世代の従業員もいる。彼らのノウハウや経験が大きな違いとなってくるだろう。レンズ製造は経験豊富な作業員がカギとなるアナログな技術だ。これが向上を移転したくなり理由である。工場を移転すると彼らを失うこととなる。
  • 40mm F1.4 Artについて
    ・40mmは動画撮影者に人気のある焦点距離だ。シネ市場に需要がある。そしてシグマユーザーからのリクエストもあった(DP2が40mm相当の画角)。
  • ミラーレスのシェアについて
    ・3~4年以内にミラーレスが一眼レフよりも遥かに大きな割合を占めると思っている。おそらく70%~30%
  • RFレンズとZレンズについて
    ・キヤノンのRFレンズについてとても感動した。50mm F1.2と28-70mm F2はとても感銘を受け、そして少し妬ましい。これはマウント径が大きく、ショートフランジバックだからこそ可能なものだ。さもなければこのようなレンズはとても困難か不可能だっただろう。レンズ構成の後部に大きなレンズを導入することで、大口径でも良好なパフォーマンスを実現しやすくなる。
  • ミラーレス用レンズのデジタル補正について
    ・数年前まで、我々はデジタル補正についてかなり否定的だった。しかし、最近はセンサーの解像性能が向上し、補正アルゴリズムは遥かに優れている。デジタル補正は良好な画質を実現するための良いツールだと思っている。だから我々はキヤノンEOS一眼レフのレンズ補正に対応し始めたのだ。しかし、頼り過ぎるのは得策とは思えない。
  • 開発の優先順序について
    ・需要に基づいている。しかし、SAマウントの需要がとても少なかったとしても自身のシステムについては優先する。今後はLマウントを優先することとなるだろう。
  • マウントの多様化について
    ・これは難しい課題だ。市場が過去と同じように成長するとは考えていないため、1マウントあたりのレンズ生産量は減少する。より多くの製品を生産する必要があるため、効率が低下し、最終的に生産コストが上がる可能性がある。多くの製品を効率よく製造するためのシステム構築が必要だ。
    ・工場の規模を継続的に拡大していく。現在は会津工場に別施設を計画中だが、問題は敷地を使い果たしそうなことだ。

とのこと。

Lマウント優先とキヤノンRF・ニコンZへの対応は「まあ、そうだよね」と感じるところが多いですね。実際、レンズアダプターで一眼レフ用が動作するっぽいので「急ぐ必要無し」と決め込んでいるんかもしれません。

言及していませんが、今後のソニーEマウントへの対応が気になるところ。単焦点レンズのEマウント版は出揃いましたが、ズームレンズのEマウント化が実現するかどうか。特に100-400mmや14-24mm F2.8などは需要ありそうな気がしますけども…。

個人的にはAPS-C用Contemporaryシリーズの開発がこれで打ち止めなのか気になるところ。ソニーハイエンドAPS-Cの噂もあるので盛り上がって欲しいですねえ。

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