2020年9月3日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。様々な種類の一眼レフ用広角ズームレンズのようですね。今さらバックフォーカスの長い一眼レフ用の広角レンズを投入するとは思えませんが…。
一眼レフ用の広角ズームレンズ
- 特開2020-140142(P2020-140142A)
- 令和2年9月3日(2020.9.3)
- 【発明の名称】撮像光学系およびそれを有する撮像装置
- 【出願日】平成31年3月1日(2019.3.1)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 倍率色収差をはじめとする諸収差を良好に補正しつつ、光学系の小型化の実現が可能な光学系を提供すること。
実施例1 実施例3 実施例4 焦点距離 16.49-33.97 8.17-15.30 10.32-17.49 F値 4.12 4.12 4.70-5.80 半画角 52.6832.49 53.77-54.73 52.92-37.98 像高 21.64 11.15-21.64 13.66 全長 138.64-136.75 129.00-123.97 115.63-106.71 BF 38.49-62.18 38.40-53.17 35.44-47.24 実施例5 実施例3 実施例4 焦点距離 12.33-23.40 F値 4.12 半画角 60.32-42.76 像高 21.64 全長 155.71-150.16 BF 38.45-60.45
バックフォーカスを考慮すると一眼レフ用でしょうか?どれも既存のEFレンズラインアップで見たことがあるような焦点距離・F値の組み合わせですが、レンズ構成は異なっています。現行のレンズで言うと以下のようなモデルの実施例です。
いまさら一眼レフ向けの広角ズームレンズを投入するとは考えづらく、実用化されることはないのだろうなと推測しています。これら既存レンズの登場時期は2011~2015年と極端に古くは無く、リニューアルするにしても早すぎる気がします。
とは言え、前玉が大きく円形フィルターを装着できない「EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM」「EF11-24mm F4L USM」はND・C-PL内蔵マウントアダプタを利用できるEOS Rでの存在価値が高いのではないか、と思っています。アダプター経由で利用する前提で、新しい光学設計の広角ズームレンズを「一眼レフ用」として投入する可能性はゼロでは無い気がします。
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