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刺さる人には刺さるシリコン製レンズキャップ KURVD ユニバーサルレンズキャップ

更新日:

このページではmotion-gallery.netでクラウドファンディング中(2018年6月18日~8月10日)のシリコン製レンズキャップに関するレビューページです。

KUVRD ユニバーサルレンズキャップって?

KURVDが手掛けるシリコン製のレンズキャップです。一般的なハードレンズキャップとは異なりレンズケースのような役割も担っているようです。

やや高価で「これが必要」と感じない人にとっては刺さりにくいアクセサリーかもしれません。

どのような機能性を持つのか?については分かりやすい動画が用意されているので下記を参照してください。

参考動画

防水性

防塵性

衝撃吸収

ユニバーサルレンズキャップ レビュー

外観

国内でファンディング中のイノベ部から2個ほどサンプルを提供して頂きました。

さっそく実物を見てゆきましょう。

プラスチック製容器にレンズキャップが入っています。

この容器はレンズキャップを取り出したのちに使うことはありません。小物入れとして使うなり、ゴミとして捨てるなり…。(レンズキャップの保証を受けるためにケースが必要とは書いていないので捨てちゃって問題ないはず。)

さっそく中身を取り出してみましょう。

手に取った質感は紛れもないシリコン製で厚みはおよそ2mmほど。柔軟性がある一方、面に対する圧力や衝撃緩和で過信は禁物な感じ。

柔らかい素材のため、潰してしまえば収納スペースに困ることは無さそうです。

シリコン製らしく小ゴミが付着しやすいようです。

ではレンズにこのゴミが付着するか?と言うとそうでも無く、むしろレンズに付着していたゴミが取れてこちらに付着する模様。レンズ側にゴム製のフォーカスリングやズームリングがある場合はレンズキャップからレンズ側へゴミが移動する可能性あり。

キャップ内側に砂や小石など比較的硬めのゴミが付着していた場合、レンズ鏡筒やレンズ面を痛める恐れがあります。装着前にキャップの状態はしっかりと確認しておくべき。

幸いにもキャップのメンテナンスはいたって簡単。水洗い可能でさっと汚れが落ち、乾燥も早い。

実際にレンズへ装着する

装着方法はシンプル。キャップを引き延ばしてレンズへ被せるだけ。弾性がやや強いため、大きく引き伸ばして使う場合は思っていたよりも力を使います。

このため、しっかりとテンションをかけ密着させておけば防塵・防滴性はかなり高くなるはず。

装着完了。

レンズ前部を全体的に覆うため、予期せぬ接触や落下への保護性は高そうですね。落下時の衝撃吸収はどこまで信じて良いものか不安になるものの、レンズの打撃痕やスレを防ぐには良さそうです。

保護性が高くなっていると言っても、レンズ前面へピンポイントな衝撃が加わるとだめっぽい。

これはシリコンキャップを重ねて装着することで改善するものの、基本的に前面からの刺突系のダメージには弱いと考えて差し支えないでしょう。

対応する直径であればレンズフードを装着したままシリコンキャップを被せることが可能。

これならば前面からのピンポイントなダメージでもレンズ面まで達しないはず。

キャップを外すときはぺりっと剥がすようにめくることが出来ます。

装着時と同じように、外す時もやや力を使います。

しっかりとしたレンズなら問題無いですが、プラスチック製マウントや鏡筒を採用しているとレンズを壊しそうで怖かったり。

一般的なレンズキャップを装着したまま本キャップを取り付けることは可能。

ただし、キャップを外す際に一緒に取れてしまう可能性が高い。実際にこのシリコンキャップを運用する場合は普通のレンズキャップが邪魔になります。

前後からキャップを被せる

このシリコンレンズキャップはレンズ前方のみならず、後方からも被せることが可能。

レンズの前後からシリコンキャップを装着することで、小さいレンズならすっぽりと覆われます。衝撃吸収や防水性は飛躍的に向上しています。

バッグが浸水したり砂塵が混入したりするような過酷なシチュエーションでは頼もしいレンズキャップ。もはやキャップと言うより密着性のレンズケースですね。

カメラバッグでは無く、一般的なリュックやカバンにレンズを放り込んでおく場合にも有効と言えるでしょう。

レンズを立てる際に便利

滑りやすいプラスチック製レンズキャップと違い、摩擦の高いシリコンキャップは安定してレンズが立ちます。

さらにアスファルトやコンクリートなど硬い床に置いても傷の心配が少ないのは良いポイント。

いろいろなレンズに取り付ける

タムロン「28-75mm F/2.8 Di III RXD」に問題なく装着可能。

フードを装着したまま被せることも出来ますが、とてもきつくあまり現実的では無いかも…。

150mmに対応と謳っていますが、快適に使用できるのは62~77mmフィルター径を持つレンズまでだと思います。

パナソニック「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.」にも装着可能。

くびれのある鏡筒ですがしっかり装着可能。少し幅広いレンズフードとなりますが、フード装着状態でなんとかシリコンキャップを取り付け可能。

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」の両端に装着。

全長が長いため、さすがにレンズを全体的に隠すのは難しい。レンズフードLH-76を装着したままでも取り付け可能ですがシリコンキャップをかなり引き延ばして被せる必要があります。もともと耐久性が低いレンズフードですのであまり力を掛けたくないなと。

直径の大きいレンズや華奢な造りのレンズへ装着を考えると、弾性がもう少し弱くても良かったかなと思うのです。

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」は対応径を下回っているので当然ながらガッポガポ。

今回のまとめ

KURVD ULCの特徴

  • シリコン製で軽量コンパクト
  • レンズキャップとしてはやや高価
  • ゴミが付着しやすい
  • 使い方によって高い保護性
  • 使いやすいレンズサイズはフィルター径が62~77mmあたり

正直に言うと、このシリコンキャップが刺さる人はかなり少ないのではないか?と思っています。

休日カメラマンやパパママカメラマンにはちょっとオーバーでコスパが悪い。例え前後から被せて一般的なカバンへの収納も厭わないと言っても、それだけのために数千円~1万円を出せるとは限らないでしょう。

一方で雑踏の中、雨の中、砂塵の中、吹雪の中、過酷なコンディションへカメラ機材を持って行く層は欲しいと感じるかもしれません。

故障して当然、汚れて当然」とリスキーな撮影環境でなるべく機材故障を防ぎたい人は講じるべき手段の一つかなと思います。

注意点

  • 弾性が少し強すぎる
  • 大きなレンズでは使い辛い
  • 小さいレンズには使えない

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