2019年6月6日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
スポンサーリンク
将来的に近赤外光用レンズが登場する?
- 【公開番号】特開2019-86707(P2019-86707A)
- 【公開日】令和1年6月6日(2019.6.6)
- 【発明の名称】回折光学素子を備えた撮像装置
- 【出願番号】特願2017-216065(P2017-216065)
- 【出願日】平成29年11月9日(2017.11.9)
- 【課題】近赤外帯域の光の回折効率を向上させ、夜間でも光量を効率的に確保することが可能な撮像装置を提供する。
交換レンズ式デジタルカメラ用とは記載しておらず、文献内では「光学系100の断面図は車載カメラや監視カメラなどの撮影光学系」とあります。
ただし、この技術を用いたレンズとデジタルカメラの装着例もあったりします。例はレンズ固定式となっていますが、交換レンズシステムでも可能だそうな。Canon Rumorsが「天体撮影用EOS Rが登場する」と言った噂もありますし気になるところですね。とてもニッチな製品となりそうですが…。
文献を読む限りでは400?900ナノメートルの波長帯域を撮像できるようになる模様。赤外カットフィルターを光路上に配置できる機構を備えているようですね。(図面で言うと「51」)これにより通常の可視光撮影も可能となっています。
スポンサーリンク
サイト案内情報
キヤノンレンズ関連記事
- キヤノン RF16-28mm F2.8 IS STM レンズレビューVol.1 外観・操作・AF編
- RF70-200mm F2.8 L IS USM Z 予算に余裕があれば後悔しない選択肢
- RF28-70mm F2.8 IS STM フードは別売りだが非Lシリーズながら堅実な設計
- キヤノン 樹脂レンズ使用の光学系「28-105mm F4」「24-35mm F2」に関する特許出願
- キヤノン「20mm F1.4」「24mm F1.4」「28mm F1.4」光学系の特許出願
- キヤノン RF16-28mm F2.8 IS STM 供給不足を告知
- キヤノン RF16-28mm F2.8 IS STM 予約販売開始
- キヤノン 魚眼レンズと歪曲を抑えるリアコンバージョンレンズに関する特許出願
- キヤノン 電動制御を意識したインナーズーム式の広角レンズ光学系の特許出願
- RF16-28mm F2.8 IS STM は価格と性能のバランスが良い
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。