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2019年10月24日付けで気になるキヤノンの特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-186594(P2019-186594A)
- 【公開日】令和1年10月24日(2019.10.24)
- 【発明の名称】撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
- 【出願日】平成30年4月2日(2018.4.2)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】使用する撮像素子を適切に選択することで、最適な撮像を実行可能な撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラムを提供すること。
- 2つの撮像素子を使用して、交互に、露光、リセット、読み出しを行うことによってシャッター速度がフレーム間隔と等しい滑らかな動画撮影を行うことが可能
- 交互に、露光、リセット、読み出しを行うことによって所望のシャッター速度での動画撮影を行うことが可能
- 連続撮影10コマ/秒時に1/100秒のシャッター速度の設定を行う場合において、シャッター速度をコマ速度と等しくすることができる
- 本露光とダーク露光を繰り返すことによって、黒画像取得中のシャッターチャンスを逃すことなく、暗電流を低減することが可能
- 複数の異なる露光時間の撮像を行い、HDR画像を生成
基本的にデジタルカメラはイメージセンサーを1つだけ搭載していますが、この特許出願では2つのイメージセンサーをカメラに搭載しています。ハーフミラーを使うことでどちらでも撮像することが出来るようになっている模様。
ハーフミラーを実用化したデジタルカメラと言えば、ソニーαAシリーズ(例:α99 IIなど)ですね。ハーフミラーでイメージセンサーと位相差AFセンサー用に光を分け、異なる二つの位相差AFを利用することが可能となっています。
その一方、今回の特許出願ではどちらにもイメージセンサーを配置する全く新しい手法を採用しています。これにより、「滑らかな動画撮影、静止画の連写撮影、連続する長秒露光、瞬間的なHDR撮影」などなど、様々な用途を想定している模様。
特殊なセンサーを使わずともダイナミックレンジの広い静止画を撮影できるのは面白そうですねえ。実用化するか分かりませんが、かなり興味深い技術のように見えます。
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