2020年4月23日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。「EF-S 55-250mm F4-5.6」の新型っぽい実施例となっていますね。
- 【公開番号】特開2020-64316(P2020-64316A)
- 【公開日】2020年4月23日
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2019年12月25日
- 【分割の表示】特願2015-201841(P2015-201841)の分割
- 【原出願日】2015年10月13日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】物体距離全般にわたり高い光学性能を有し、さらに迅速なフォーカスが容易なズームレンズを得る方法を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 56.47-246.72 57.03-246.73 F値 4.16-5.88 4.16-5.88 半画角 13.60-3.17 13.47-3.17 像高 13.66 13.66 全長 150.00-191.02 150.01-191.12 BF 41.97-68.71 43.18-68-43
APS-C一眼レフ用の望遠ズームレンズでしょうか。「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」の後継モデルとしてナノUSM駆動の望遠ズームが登場するのかもしれませんね。
フォーカスレンズが非常に小さいのでナノUSMと組み合わせることで超高速AFを期待できそう。標準ズーム「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」と組み合わせると良い感じ。
とは言え「今さらAPS-C一眼レフ用のレンズを投入するのか?」と感じるので実用化は望み薄かもしれません。
サイト案内情報
特許関連記事
- ソニー「800mm F5.6」「400mm F4」を含む超望遠の光学系に関する特許出願
- コシナ APS-C用「50mm F1.2」「70mm F1.2」光学系の特許出願
- ニコン「200-700mm F6.3-8」「70-300mm F4.5-6.3」光学系の特許出願
- 70-200mm F2.8 DG DN OS 用と思われる光学系の特許出願
- ニコン「35mm F1.2」「24mm F1.2」「28mm F1.2」光学系の特許出願
- COLOR-SKOPAR 18mm F2.8 Aspherical 用と思われる光学系の特許出願
- キヤノン RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ を想定したような光学系の特許出願
- タムロン ジンバルロックに陥りにくいジンバル装置に関する特許出願
- NIKKOR Z よりも長いフランジバック用アダプターに関する特許出願
- キヤノン 反射透過面を用いた「24mm F0.7」「12mm F1.0」光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。