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コシナ「60mm F0.95」「27mm F0.95」「17mm F0.95」のような特許出願

2021年5月20日付けでコシナの気になる特許出願が公開。「NOKTON 60mm F0.95」だと思われますが、現行モデルとは異なるレンズ構成の「25mm F0.95」「42.5mm F0.95」の実施例も含まれています。

  • 【公開番号】特開2021-76740(P2021-76740A)
  • 【公開日】2021年5月20日
  • 【発明の名称】大口径撮像光学系
  • 【出願日】2019年11月11日
  • 【出願人】
    【識別番号】391044915
    【氏名又は名称】株式会社コシナ
  • 【課題】 準広角域から中望遠域の撮影において十分な光学性能をカバーするとともに、大型高精細撮像素子に対応し、かつ小型コンパクト化を図る。

実施例1 実施例4
焦点距離 58.50 42.00
F値 0.93 0.97
半画角 10.75 14.84
実施例7 実施例8
焦点距離 26.87 16.52
F値 0.98 0.95
半画角 22.68 34.43

おそらく2020年に登場したマイクロフォーサーズ用レンズ「Voigtländer NOKTON 60mm F0.95」に関連する特許と思われます。マイクロフォーサーズ専用設計のレンズとしては最も焦点距離の長いF0.95レンズであり、フルサイズ換算120mmのレンズでF1.8相当のボケ量を得ることができます。フルサイズでもこれ以上のボケ量を得にくい超大口径レンズですね。

私も発売日に購入しました。NOKTONながら絞り開放からまずまず良好な画質で、絞るとキリリとするお馴染みの傾向を楽しめます。大口径望遠レンズながら、撮影倍率が0.25倍(フルサイズで0.5倍に相当)と非常に高く、ハーフマクロとして使えるのが面白いレンズでした。これで電子接点に対応していたら嬉しいのですが、残念ながらフルマニュアルレンズ。

正直に言うとAPS-C用のシグマ「56mm F1.4 DC DN」のほうが使い勝手も良く、F1.4における光学性能も良好でおススメしやすいレンズです。それでも60mm F0.95のロマン砲を撃ってみたいのであれば10万円超のお金を出す価値があると感じるかもしれません。個人的におススメはしませんが。

コシナ Voigtländer NOKTON 60mm F0.95 交換レンズデータベース

Voigtländer NOKTON 60mm F0.95
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