Photons to Photosが富士フイルム「X-S10」のダイナミックレンジテストの結果を公開。基本的に従来のX-Trans CMOS 4搭載機と同じですが、デュアルゲイン回路の切替が少し早い模様。
- このグラフのX軸は実効感度では無くカメラ設定のISO感度である点に注意して欲しい。
- ベースISO感度は160だ。
- デュアルコンバージョンゲインはISO500からとなる。
- テストでは固定パターンノイズが見られる。
とのこと。
X-S10はX-T3から始まった「X-Trans CMOS 4(2600万画素・裏面照射型)」を採用しており、基本的にダイナミックレンジのピークや高感度における性能は同等となっている模様。旧世代「X-Trans CMOS III」と比べて見違えるようなダイナミックレンジ性能ではありませんが、パフォーマンスを維持しつつ、高速読み出しやわずかな高画素化を実現しているセンサーです。
今回の面白い点はデュアルゲインISOで回路が切り替わるのが少し早いこと。従来であればISO 800で切り替わっていた回路が、X-S10ではISO 500で切り替わっているように見えます。これが何を意味するのか、Photons to Photosで語られてはいません。
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