スポンサーリンク
2019年12月19日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-215565(P2019-215565A)
- 【公開日】2019年12月19日
- 【発明の名称】変倍光学系、及び光学機器
- 【出願日】2019年8月19日
- 【原出願日】2016年1月29日
- 【課題】変倍光学系では、良好な光学性能を備えつつ、F値の明るい光学系であることが求められている。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 16.40-34.00 16.40-34.00 16.40-34.00 F値 2.84-2.90 2.86-2.81 2.83-2.87 半画角 53.9-30.1 53.8-29.9 53.8-30.0 像高 20.00 20.00 20.00 全長 159.619 159.618-156.368 159.621-154.372 BF 27.560-50.202 25.145-45.295 24.417-45.425 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 16.40-34.00 16.40-34.00 16.40-34.00 F値 2.87-2.86 2.80-2.85 2.83-2.90 半画角 53.8-30.3 53.3-29.8 53.7-30.2 像高 20.00 20.00 20.00 全長 159.618-154.500 153.337-152.660 159.619-159.217 BF 27.995-50.547 23.319-43.801 26.814-48.769
原出願が2016年と少し古い特許ですが、今年の8月に分割出願している模様。一眼レフ用かと思いきや、バックフォーカスを見る限りではミラーレス向けとなっているみたいですね。
フルサイズ用っぽいものの、像高が微妙に足りていないので画像処理で引き延ばすのでしょうか?この実施例をそのまま商品化するとは考えにくいですねえ。
そもそも論として、ニコンが公開しているレンズロードマップでは2020年に「14-24mm F2.8」が計画されています。「16-34mm F2.8」登場は期待できないと見て間違いないでしょう。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン 樹脂レンズ使用の光学系「28-105mm F4」「24-35mm F2」に関する特許出願
- コシナ ミラーレス向け「50mm F1.4」「50mm F1.5」光学系の特許出願
- 富士フイルム「伸びる50-135mm F2.8」「18-135mm F3.5-5.6」「18-300mm F3.5-6.3」光学系の特許出願
- ニコン 「85-135mm F1.8-2.8」を想定したような光学系の特許出願
- タムロン「200-800mm F6.7」「200-600mm F5.6」を想定したような特許出願
- キヤノン「20mm F1.4」「24mm F1.4」「28mm F1.4」光学系の特許出願
- キヤノン 魚眼レンズと歪曲を抑えるリアコンバージョンレンズに関する特許出願
- キヤノン 電動制御を意識したインナーズーム式の広角レンズ光学系の特許出願
- タムロン 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD用と思われる特許出願
- キヤノン インナーズームタイプ「180-600mm F5-6.3 IS」「200-700mm F5-7.6 IS」特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。