スポンサーリンク
2019年9月5日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-148827(P2019-148827A)
- 【公開日】2019年9月5日
- 【発明の名称】ズームレンズ、および光学機器
- 【出願日】2019年5月17日
- 【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン- 【課題】Fナンバーが明るく、高い光学性能を備えたズームレンズを提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 16.48-33.95 16.48-33.95 18.54-33.95 F値 2.83 2.83 2.83 半画角 54.0-31.8 54.0-31.7 49.9-31.7 像高 21.64 21.64 21.64 BF 18.070-18.063 18.069-18.059 18.069-18.064 レンズ全長 162.361-162.363 162.369-162.359 160.545-162.364 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 15.45-33.95 16.48-33.95 16.48-33.95 F値 2.83 4.00 4.00 半画角 56.2-31.8 54.1-31.7 54.0-31.8 像高 21.64 21.64 21.64 BF 18.067-18.058 18.069-18.074 18.060-18.063 レンズ全長 168.787-167.660 162.369-160.978 152.197-154.253 スポンサーリンク
対応する像高とバックフォーカスを見る限りではNikon Z用の大口径広角ズームを意識したものとなっているようです。
Nikon Zシステム発表時に公開したZレンズロードマップにおいて、大口径広角ズームは「14-24mm F2.8」でした。しかし今年の5月に出願されたこの特許では「16-35mm F2.8」「15-35mm F2.8」のような超広角ズームを検討しているのが分かります。キヤノンは「RF15-35mm F2.8L IS USM」のように一眼レフより1mm焦点距離を短くした大口径ズームを投入しているのでそれを意識しているのでしょうか?図面を見る限りでは前玉が突出していないので円形フィルターに対応しそうな設計となっている模様。
参考:ニコンの広角ズームレンズ
- NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
- AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR
- Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED
- AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「14-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4」「500mm F5.6」「800mm F6.3」光学系の特許出願
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
- RF70-150mm F2 L のような特許内の光学系は実際に登場する可能性がある?
- キヤノン 50-250mm F4.5-5.6 を想定したようなAPS-C向け光学系の特許出願
- キヤノン 70-150mm F1.8 フルサイズミラーレス向け光学系の特許出願
- ニコン 35 / 50 / 85 mmのF1.4 / F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4 TC DO」「600mm F4 TC DO」を想定したような光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。