2019年8月15日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-139251(P2019-139251A)
- 【公開日】令和1年8月22日(2019.8.22)
- 【発明の名称】変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
- 【出願日】令和1年5月9日(2019.5.9)
- 【分割の表示】 特願2016-538418 (P2016-538418)の分割
- 【原出願日】平成27年7月30日(2015.7.30)
- 【課題】変倍による収差変動を抑え、高い光学性能を得る。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 82.58-183.47 79.99-190.07 80.00-169.21 F値 4.55-5.89 4.77-5.69 4.61-5.79 半画角 14.57-6.55 15.02-6.37 14.97-7.06 像高 21.60 21.60 21.60 BF 38.44-57.18 38.99-56.78 44.99-63.22 レンズ全長 217.28-256.77 219.89-254.22 226.25-266.25 撮影距離 0.35m 0.37m 0.40m 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 79.99-177.00 80.00-192.00 F値 4.53-5.83 4.10-5.87 半画角 14.99-6.75 14.93-6.23 像高 21.60 21.60 BF 39.00-57.44 39.00-55.04 レンズ全長 196.26-247.37 219.90-259.90 撮影距離 0.33m 0.35m スポンサーリンク
極めて接写性能の高いズームマイクロレンズのようですね。2015年に出願された特許の分割出願のようですが、今のところこの技術を使ったNIKKORレンズは登場していません。
ニコンは過去に「AF Zoom-Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6D」と言ったマイクロズームレンズを投入していますが、ここ最近はマイクロズームをとんと見ないですね。競合他社を見渡してもほぼ単焦点マクロレンズとなっています。
過去のマイクロズームと異なる点は前群に手ぶれ補正ユニット「VR」が組み込まれていること。一眼レフ用の望遠マクロで手ぶれ補正ユニットが搭載されているのは便利そうですね。今回の特許出願で確実にマイクロズームが登場するとは限りませんが、ニコンは特にマイクロレンズのリニューアルが遅れているので期待したいところ。(最も新しいレンズで2011年登場の「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」)
参考:ニコンのマイクロレンズ
- Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
- AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
- AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F/2.8G IF-ED
- AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
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