12月6日付けでシグマのイメージセンサーに関連する特許出願が公開されています。
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新しいFoveonセンサーが登場する?
- 【公開番号】特開2018-195961(P2018-195961A)
- 【公開日】平成30年12月6日(2018.12.6)
- 【発明の名称】画像処理信号方法、画像信号処理装置、撮像装置
- 【課題】積層型の画像信号を用いながら、画像信号のデータ量を削減することで画像信号の読み出しに要する時間を削減しつつ、偽色の発生も抑制する画像信号処理方法と撮像装置を提供することができる。
- 【解決手段】1画素に3層以上の光電変換層が基板の上部に積層された積層型固体撮像素子を用いて検出した積層型の画像信号を処理する画像信号処理方法において、前記積層型固体撮像素子の画素毎に、2層の画像信号を読み出す画像信号読出部と、当該画素に積層された光電変換層の検出した3層以上の画像信号と前記画像信号読出部の読み出した2層の読出画像信号との差分の層の画像信号を推定する画像信号推定部と、を有し、前記画像信号推定部にて推定する推定画像信号は、前記画像信号読出部により読み出された前記2層の読出画像信号を用いて推定され、
前記画像信号読出部により読み出された前記2層の読出画像信号は、2組以上の前記光電変換層の組み合わせであることを特徴とする画像信号処理方法。
とのこと。
ざっと見る限りでは従来のFoveonセンサーの弱点であった「情報量が多すぎる」「消費電力」「読み出し速度」の改善案っぽいですね。従来の3層式を2層式(R+G・G+B)とし、欠落している一色を「仮想べイヤー配列」で補うそうな。(その他色々な発明と組み合わせることで)データ量を削減しつつ、偽色を抑制した撮像装置ができる模様。
この方式がフルサイズFoveonに実装されるかは不明ですが気になる文献ですね。
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