2019年10月31日付けでタムロンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-191445(P2019-191445A)
- 【公開日】2019年10月31日
- 【発明の名称】ズームレンズ及び撮像装置
- 【出願日】2018年4月27日
- 【出願人】
【識別番号】000133227
【氏名又は名称】株式会社タムロン- 【課題】本件発明の課題は周辺光量が豊富で高い光学性能を有し、且つ、高変倍比のズームレンズ及び当該ズームレンズを有する撮像装置を提供することにある。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 25.7500-194.2000 25.7500-194.2000 25.7500-194.2000 F値 4.1100 4.1100 4.1100 半画角 41.3239-6.1958 41.2850-6.1710 41.2947-6.1753 像高 21.6330 21.6330 21.6330 BF 38.953 38.985 40.654 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 25.7500-194.1996 25.7498-290.7901 25.7500-194.2000 F値 4.1100 4.1094-6.4800 4.1100 半画角 41.2870-6.1698 41.2186-4.1674 41.3248-6.1960 像高 21.6330 21.6330 21.6330 BF 38.969 39.018 38.978 実施例7 実施例8 実施例9 焦点距離 25.7500-194.2000 24.7000-101.9997 F値 4.1100 4.1100 半画角 41.3106-6.1693 42.2346-11.6339 像高 21.6330 21.6330 BF 36.283 38.978
バックフォーカスが確保されているので一眼レフ用の高倍率ズームレンズを想定しているみたいですね。広角25mmから望遠200mmをカバーする開放F値がF4固定とユニークな仕様となっています。
同じようなスペックのレンズはマイクロフォーサーズ用オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」が存在するものの、フルサイズ一眼レフ用では存在しません。24-105mm F4と70-200mm F4を一つにまとめることが出来る便利なズームレンズとなり、実用化されれば人気でそうですねえ。
さらにF値が変動するものの、25mmから300mmまでをカバーした実施例も示しています。こちらは300mm F6.3と1段以上暗くなってしまいますが、広角25mmと望遠300mmをカバーしているのが魅力的ですね。
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