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2019年12月12日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-211621(P2019-211621A)
- 【公開日】2019年12月12日
- 【発明の名称】ズームレンズ及び撮像装置
- 【出願日】2018年6月5日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 例えば、小型、広角、高倍、及び高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供することを目的とする。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 28.84-135.75 24.72-166.47 17.51-169.77 F値 4.12 4.12 3.61 半画角 33.13-9.06 37.29-7.40 36.33-4.98 像高 18.82-21.64 18.82-21.64 12.88-14.80 全長 167.97 236.70 248.91 BF 27.78 23.98 40.40 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 27.81-269.60 F値 2.88 半画角 34.09-4.59 像高 18.82-21.64 全長 340.47 BF 32.97
先行してアメリカで公開された特許出願と同じ、開放F値固定で高い光学倍率を備えたズームレンズに関する特許出願となっています。
実施例のレンズが実際に登場するかどうか不明。ミラーレス化を活かした凄い高倍率ズームを検討しているのは確かな模様。本当に登場したら失禁レベル。さらに、どれもレンズ全長が固定(インナーズーム?)となっているのがまた凄い。
既に非Lレンズの「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」が登場していますが、F2.8・F4固定の高倍率ズームとなるとLレンズを想定したものでしょうか?特に28-270mm F2.8はぶっ飛んだスペックですねえ…。一眼レフに「EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM」が存在しますが、比べ物にならないようなレンズとなりそうです。
ただし、これら実施例は全て広角側のイメージサークルがセンサーをカバーしていません。おそらく広角側の画質は引き延ばしの割り切ったものとなりそうです。
参考:現行のRFマウントレンズ
RF ズームレンズ
- RF15-35mm F2.8L IS USM
- RF24-70mm F2.8L IS USM
- RF24-105mm F4L IS USM
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM
- RF28-70mm F2L USM
- RF70-200mm F2.8L IS USM
RF 単焦点レンズ
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