Photons to Photosが既存の特許情報と実際の製品を関連付けてレンズの光路や絞り値ごとの状態を確認できる「Optical Bench」のリストを公開しています。シグマやコニカミノルタのOEM・共同開発と思われるレンズも関連付けているのは凄いですねえ。
現時点で「Optical Bench」で利用可能な約2000のレンズがある。将来的にこれらをフィルタリング出来るようになる。
ひとまず既知のレンズ250以上のレンズを掲載している。当然ながら製品が特許に基づいて正確に設計しているという保証はない。そしていくつかのケースでは特許と製品が完全に一致していない。
公開されている特許出願の情報と実際の製品を関連させ、「Optical Bench」に数値を反映しているようですね。Photons to Photosのリストでは製品と特許出願のIDを参照出来る他、実際にレンズ構成を確認しながら状態を視覚的に見ることをが可能。イメージサークルは直径で表示されているので注意。
しかし凄いデータ量。各国で公開されている特許出願を調べ上げたうえで関連付けているのも凄い。(製品が特許通りの仕様かどうか不明なので)100%正確では無いかもしれませんが、参考になります。
例えばパナソニック「LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH.」はシグマが特許出願を公開。また、「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」はニコンとコニカミノルタの2社が出願しています。このようにOEMや共同開発と思われる製品の場合もしっかり関連付けています。
現状でキヤノンレンズが少ないようですが、富士フイルム・ニコン・オリンパス・リコーイメージングあたりはリストが充実しているように見えます。
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