キヤノンが「EOS R7」「EOS R10」と対応レンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を正式発表しました。
EOS R7
“EOS R7”はEOS Rシリーズ初のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、高速連写と高画質を両立したミラーレスカメラです。高いAF性能と被写体検出機能により、高速、高性能を求めるハイアマチュアユーザーのニーズに応えます。
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- 発売予定日:2022年6月下旬
- 予約販売:2022年5月26日(木)AM10:00
- 販売価格(キヤノンオンラインストア)
・ボディ:197,780円(税込)
・レンズキット:246,180円(税込)主な仕様
- イメージセンサー
・タイプ:DPCMOS
・有効画素数:3250万画素
・除塵ユニット:
・ボディ内5軸手ぶれ補正:最大8段分- プロセッサ:DIGIC X
- ISO:100-32000・拡張51200
- JPEG・HEIF・CR3(RAW / C-RAW)
- AFシステム:デュアルピクセル CMOS AF II
・測距点:651点・5915ポジション
・測距輝度範囲:-5EV~20EV
・被写体認識:人物・動物・車両
・その他:フレキシブルゾーン- 連写性能:
・メカニカルシャッター:~1/8000秒
・電子シャッター:~1/16000秒
・15コマ秒連写 メカニカル
・30コマ秒連写 電子
・連続撮影枚数:59枚
・フラッシュ同調速度:~1/320秒
・プリ連写:最大0.5秒 遡って記録- ファインダー:0.39型 236万ドット OLED EVF 1.15倍
- モニター:162万ドット バリアングルモニタ
- 動画:
・MP4 IPBのみ
・4K:60p / 30p(7Kオーバーサンプリング)
・C-Log3
・電子IS:
・連続撮影時間:制限なし- インターフェース:
・USB:USB-C USB3.2 Gen2
・ヘッドホン:3.5mm
・マイク:3.5mm
・HDMI:D
・LAN:-
・リモコン:RS-60E3
・メモリーカード:デュアルSD UHS-II- バッテリー
・タイプ:LP-E6NH
・撮影可能枚数:380/660枚
・充電方法:USB充電・給電対応- サイズ:132.0×90.4×91.7mm
- 重量:612g
- 防塵防滴:対応
- ボディ材質:
・シャーシ:マグネシウム合金
・外装:エンジニアリングプラスチック
APS-Cとしては高解像な3250万画素 CMOSセンサーを搭載し、プロセッサはR5やR6でお馴染みのDIGIC Xを使用。30コマ秒の電子高速連写や4K 60pに対応し、C-Log3や被写体検出に対応する贅沢なAPS-C機となっています。30fps高速連写時のバッファが物足りない点を除けば優れたAPS-Cミラーレスと言えそうですね。停滞するソニーAPS-Cやエントリ寄りのニコンZと比べるとアッパーミドル向けの仕上がり。今後のレンズラインアップ次第ですが、競合他社やMFT陣営を脅かす存在となりそうに見えます。
EOS R7 ボディ | |||
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EOS R7 18-150mmキット | |||
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EOS R10
“EOS R10”は、小型・軽量と本格的な静止画・動画撮影を両立し、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広い撮影ニーズに対応する、APS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラです。新開発の「RF-Sレンズ※1」に対応するとともに「RFレンズ※2」や、「マウントアダプター EF-EOS R」(2018年10月発売)を装着することで「EFレンズ※3」も使用できます※4。
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- 発売予定日:2022年7月下旬
- 予約販売:2022年5月26日(木)AM10:00
- 販売価格(キヤノンオンラインストア)
・ボディ:128,480円(税込)
・18-45キット:143,880円(税込)
・18-150キット:176,880円(税込)主な仕様
- イメージセンサー
・タイプ:DP CMOS
・有効画素数:2420万画素
・除塵ユニット:不明
・手ぶれ補正:なし- プロセッサ:
- ISO:100-32000・拡張51200
- JPEG・HEIF・CR3(RAW / C-RAW)
- AFシステム:デュアルピクセル CMOS AF II
・測距点:651点・4503ポジション
・測距輝度範囲:-4EV~20EV
・被写体認識:人物・動物・車両
・その他:フレキシブルゾーン- 連写性能:
・メカニカルシャッター:~1/4000秒
・電子シャッター:~1/16000秒
・15コマ秒連写 メカニカル
・30コマ秒連写 電子
・連続撮影枚数:29枚
・フラッシュ同調速度:~1/250秒
・プリ連写:最大0.5秒 遡って記録- ファインダー:0.39型 236万ドット OLED EVF 0.95倍
- モニター:104万ドット バリアングルモニタ
- 動画:
・4K:60p(クロップ)・30p(ノンクロップ)
・FullHD:120p
・出力:MP4
・電子IS:
・連続撮影時間:- インターフェース:
・USB:USB-C USB2.0
・ヘッドホン:-
・マイク:3.5mm
・HDMI:D
・LAN:-
・リモコン:RS-60E3
・その他:-- バッテリー
・タイプ:LP-E17
・撮影可能枚数:210 / 350枚
・充電方法:USB充電対応- サイズ:122.5×87.8×83.4mm
- 重量:429g
- 防塵防滴:不明
- ボディ材質:不明
全体的なコントロールレイアウトなどを置く慮するとEOS R7とよりも下位の位置付けに見えますが、ジョイスティック搭載、被写体検出対応、DIGIC X搭載など充実していますね。特にこの価格帯のカメラに実用的な被写体検出機能とAF性能を実装したのは大きい。メモリーカードはSD UHS-IIシングルスロットですが、R7ほどの高速連写や動画性能が必要無ければR10もアリな選択肢。ただし、バッテリーがLP-E17なので持続時間が気になるところ。
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EOS R10 18-45mm キット | |||
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RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
APS-Cサイズセンサー搭載のEOS Rシステムに対応するコンパクトで携帯性に優れた標準ズームレンズです。35mm判換算で29?72mm相当をカバー。EOS Rシステムのフルサイズ対応カメラにも装着可能※1なため、APS-C対応カメラと兼用する場合にも、シームレスに使い分けることができます。
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- 発売予定日:2022年6月下旬
- 予約販売:2022年5月26日(木)AM10:00
- 販売価格:42,500円(税込) キヤノンオンラインストア
主な仕様
- 焦点距離:18-45mm
- 絞り値:F4.5-6.3
- 絞り羽根:7枚
- レンズ構成:7群7枚
- 最短撮影距離:0.20m(AF)・0.15m(MF)
- 最大撮影倍率:0.16倍(AF)・0.26倍(MF)
- フィルター径:49mm
- サイズ:φ69.0×44.3mm
- 重量:130g
- 防塵防滴:-
- AF:ステッピングモーター
- 手ぶれ補正:4.0段
- その他機能:
・沈胴構造
小型軽量で小口径の標準ズームレンズですね。ボディのスペックを考慮すると非常にエントリー寄りのキットレンズと言った印象を受けます。ただし大口径RFマウントながらサイズ・重量が抑えられ、EOS Mシステム用並み。とは言え、広角側の焦点距離が18mmと長く、風景撮影などで広い画角を必要としている場合には少し狭いかもしれません。
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM | |||
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RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
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- 発売予定日:2022年6月下旬
- 予約販売:2022年5月26日(木)AM10:00
- 販売価格:68,500円(税込) キヤノンオンラインストア
主な仕様
- 焦点距離:18-150mm
- 絞り値:F3.5-6.3
- 絞り羽根:7枚
- レンズ構成:13群17枚
- 最短撮影距離:0.17m(AF)・0.12m(MF)
- 最大撮影倍率:0.44倍(AF)・0.59倍(MF)
- フィルター径:55mm
- サイズ:φ69.0×84.5mm
- 重量:310g
- 防塵防滴:-
- AF:ステッピングモーター
- 手ぶれ補正:4.5段
- その他機能:
・CFM
EOS Mシステムの「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」とよく似たパラメータの高倍率ズームレンズですね(レンズ構成もそっくりです)。やはりボディ側のスペックや価格設定を考慮すると、かなり廉価モデルよりのレンズと言った印象が強いです。ただし、最短撮影距離が0.17mと非常に短く、最大撮影倍率が0.44倍と、驚きのクローズアップ性能を備えています。そのほかのパラメータは平凡ですが、接写性能は魅力的ですね。
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