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ソニー「FE 35mm F1.4 GM」は35mmの中で最高の選択肢

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Dustin Abbottがソニー「FE 35mm F1.4 GM」のレビューを公開。どの35mm F1.4よりも小型軽量ながら、どの35mm F1.4よりも優れた光学性能を備えたレンズとして高く評価しています。

Dustin Abbott:Sony FE 35mm F1.4 G Master Review

レンズの紹介:

  • ソニーEマウントの35mm F1.4と言えば「FE 35mm F1.4 ZA」だったが、このレンズの評価はとても複雑だ。その古い35mmに取って代わる存在としてFE 35mm F1.4 GMが登場した。
  • 初期のG Masterレンズは価格ほど際立った光学性能とは言えなかったが、ここ数年でソニーのレンズ開発は大きく進歩している。(24mm F1.4 GMや135mm F1.8 GMなど)
  • このレンズも多くの長所と少ない短所で、プロやハイアマの35mmとして最適だ。

ビルドクオリティ:

  • G Masterレンズはタフで機能的なところが気に入っているが、外観はトップクラスでは無い。主観の混じった印象ではあるが、少し見た目が少し騒がしい。
  • 防塵防滴仕様で、前玉にはフッ素コーティングを採用している。

携帯性:

  • ソニーは優れた光学性能と機能性を維持しつつ、サイズと重量を抑えている。
  • このレンズはシグマ35mm F1.4 DG DNよりも明らかに小型軽量だ。
  • レンズの直径は76mmで、フィルター径は67mmである。

操作性:

  • 見た目はごちゃごちゃしているが、とても機能が豊富なレンズだ。
  • 絞りリングは1/3段ごとに動作し、右側面のスイッチでクリックを解除することもできる。
  • 左側面にはAF/MFスイッチとAFLボタンを搭載している。
  • 3cm幅のフォーカスリングはゴム製だ。滑らかに回転するが、抵抗は少し弱い。回転量に応じてピント移動が可能であり、再現性の高い結果を得ることが出来る。

オートフォーカス:

  • 最短撮影距離0.25mは強みとなる。この際の撮影倍率は0.26倍だ。競合の35mm F1.4よりも良好な結果である。さらに接写時の性能は良好だ。
  • フォーカス駆動にはXDリニアモーターを使用する。高速かつ正確に動作し、とても静かだ。
  • 濃いNDフィルター装着時でもAF速度の低下は見られない。
  • ボディ内蔵マイクでフォーカス駆動音を拾うことはなかった。
  • 唯一の欠点はフォーカスブリージングがかなり目立つことだ。ピント距離に応じて画角が大きく変化する。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • F1.4でも優れたシャープネスとコントラストのレンズだ。
  • このレンズはシグマ35mm F1.4 DG DNに匹敵すると同時に、全体的により良好な描写だ。
  • フレーム全体で一貫した解像度・コントラストを備えている。
  • シグマはフレーム中央で匹敵しているが、フレーム全体ではソニーがより均質的でであり、周辺や四隅はソニーが有利だ。
  • 絞ると特にコントラストに改善が見られるが、F1.4のシャープネスとコントラストに問題があるわけでは無い。
  • 良好なシャープネスだが、肌のトーンは綺麗に描写されている。素晴らしい環境ポートレート用レンズとなるだろう。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 絞りはF2.8まで完全な円形を維持している。F2まで絞ればフレーム端まで完全な円となる。
  • 高解像なレンズだが、心地よいボケ描写だ。

色収差:

  • 軸上色収差は良好に補正されているが、コントラストの高い状況で紫・緑の色付きが見られる。幸いにも大部分の状況で問題とはならない。
  • 倍率色収差の補正状態はとても良好だ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • とても穏やかな糸巻き型の歪曲収差である。

周辺減光:

  • 光量落ちはかなり重く、修正するにはLightroomで+67の補正値が必要だ。
  • これはシグマよりも重い減光である。

コマ収差:

  • シグマと同じく星空の撮影で強力なパフォーマンスを発揮する。
  • F1.4では端で極僅かに点光源の変形が見られるものの良好な補正状態だ。

逆光耐性:

  • 優れたコーティングによりフレアやゴーストに対して良好な耐性を見せている。キヤノンEF35mm F1.4L IIも良いレンズだったが、逆光耐性が最大の弱点だった。

作例集

総評

最近のソニーのレンズ設計は絶好調で、FE 35mm F1.4 GMで示されている。従来のフルサイズミラーレス用レンズは大型化する傾向が見られたが、競合するレンズよりもサイズ・重量の面で優位性を持つ高品質なレンズを作る方法を編み出したようだ。このレンズを特別なものにしているのは、そのような要素である。光学的にこれまで試した35mmレンズよりも優れているにも関わらず、大部分の35mm F1.4よりも小さいという事実は、大変素晴らしい。

私の経験では、小型軽量レンズの方が使用頻度が高くなる。 複数のレンズを持っていくような旅行や遠出には、コンパクトなレンズを持っていくことが多い。構造・機能・耐候性に妥協していおらず、携帯性を重視するのに何の妥協も要らない。特に競合レンズと同等かそれ以上の性能を持っていればなおさらだ。最高のレンズ以外では達成できない、シャープネスとソフトネスの魔法のようなブレンドを備え、私がテストしたどの競合製品よりも、豊かでニュアンスに富んだ光学性能を発揮する。

最後のハードルは価格だ。決して安くは無く、価格は1399ドルだ、ソニーFE対応35mmレンズの中では最も高価な選択肢である。 しかし、過去多くの純正プログレード35mmレンズよりも安く、間違いなくそのどれよりも優れた、完成度の高いレンズであり、価格は適正だと思う。より安い35mmの選択肢があるものの(シグマ35mm F1.4 DNはおそらく最高の代替品となる)、ソニーFE 35mm F1.4 GMよりも優れたものは存在しない。ソニーで現在入手可能な最高の35mmの選択肢を求めるのであれば、このレンズがお勧めだ。

  • 長所
    ・小型軽量
    ・ハイグレードなビルドクオリティ
    ・防塵防滴
    ・良好な機能性と操作性
    ・高速かつ正確で静かなAF
    ・優れた絞り開放のシャープネス
    ・美しいボケ
    ・美しい円形絞り
    ・低色収差
    ・良好な逆光耐性
    ・良好なコマ収差補正
    ・優れた接写性能
  • 短所
    ・フォーカスリングの回転がもう少し重いと良かった
    ・35mmの選択肢としては最も高価
    ・いくらかフォーカスブリージングがある

とのこと。
高価なG Masterレンズですが、携帯性と光学性能を両立した素晴らしい選択肢となるようですね。シグマ「35mm F1.4 DG DN」も高く評価していましたが、さらにその上を行くレンズに仕上がっている模様。このような小型軽量レンズで優れたパフォーマンスを発揮するのは凄い。

私も発売日にα7R IVと組み合わせて購入しており、確かに優れたレンズであると確認しました。ここ最近のソニー製広角レンズは本当に良好な光学性能を備えていると感じます。フォーカスブリージングこそ強めに現れるものの、接写でもフレーム周辺部まで高い解像性能を備えているのは強みと言えるはず。
とろける様なボケではありませんが、これと言った欠点は無く、様々なシーンで使いやすい描写となっています。絞り開放からコントラストが高いので、状況によっては少し騒がしくなる可能性あり。

全体的に見て、この性能でこの価格設定は良心的な値付けと感じます。もちろんシグマ「35mm F1.4 DG DN」と比べると価格は倍近いので、コストパフォーマンスが最高とは言えないかもしれません。それでもベストな選択肢が20万円未満で買えるのであれば、純正レンズとしてはコスパが良いと感じるはず。(キヤノンのEF35mm F1.4L IIやニコンのAF-S 35mm F1.4Gは古いレンズながら20万円超なのです)

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