PhotographyBlogがタムロン「10-24mm Di II VC HLD」のレビューを掲載しています。
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- タムロンは安価だが、造りはとても優れている。外装とフィルタースレッドはプラスチック製だが、それでも手にしっくりとくるレンズだ。
- ズームリングは幅が広く、リブ付きのゴムバンドを備えている。24mmにズームすると1?ほど鏡筒が伸びる。
- フォーカスリングはズームリングと比べて遥かに狭く、被写界深度指標が存在しない。
- 手ぶれ補正は実際に4段分の補正効果があった。
- 新型AF駆動のHLDはAFモードであってもマニュアルオーバーライドが可能だ。とても静かで高速だが、瞬間的な速さでは無い。
- 色収差は良好に補正されている。
- フレアはフードを装着していたとしても影響を受けやすい。
- 周辺減光は絞り開放で四隅にとても目立つ減光が発生する。絞ると改善するが、完全に除去するにはF8まで絞る必要がある。
- ズーム両端にはいくらかの歪曲がある。
- 10mm解像力…F3.5~F11の間は中央と端はどちらも際立ったシャープネスだ。F16~F22では回折の影響によってシャープネスが低下する。
- 15mm解像力…F4~F11の間は中央と端はどちらも優れたシャープネスだ。F16~F22では回折の影響によってシャープネスが低下する。
- 24mm解像力…F4.5~F11の間は中央と端はどちらも優れたシャープネスだ。F16~F22では回折の影響によってシャープネスが低下する。
このレンズはキヤノンやニコンの同等モデルよりも安価で手ぶれ補正を搭載している利点が存在する。しかし、広角レンズに手ぶれ補正が必要かどうかは疑問だ。レンズの造りはとても良好で簡易防滴、新型HLDは十分に静かで高速だ。そして最も重要なことはフレーム全体の画質が優れていることだろう。
中央と隅のシャープネスはズーム・絞り値全域に渡って優れている。色収差はうまく補正されているが、歪曲はとても目立つ(この焦点距離では予想できるものだが)。唯一光学的な問題は絞り開放において目立つ周辺減光だ。
魅力的な価格と手ぶれ補正、そして優れた画質と造りの品質はAPS-Cユーザーにお勧めできるレンズだ。
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