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シグマ 50mm F1.2 DG DN はソニーGMと僅差の性能で遥かに手ごろな価格

Sony Alpha Blogがシグマ「50mm F1.2 DG DN」のレビューを公開。ソニーF1.2 GMに肉薄する性能を備えつつ、小型軽量で手ごろな価格を実現していると高く評価。ただし、社外製レンズとしてフォーカスブリージング非対応や15fps制限などを指摘。

Sony Alpha Blog:Sigma 50mm F1.2 DG DN

  • 外観:ビルドクオリティは良好。レンズフードが花形で立たせることができない。
  • 構造:記載なし。
  • 携帯性:適度な重量とサイズ。
  • 操作性:エルゴノミクスは良好。絞りはクリックレスに対応。
  • AF:高速かつ静か。98%の精度。非常に難易度の高い連写時にいくつかミスショットがあった。ソニーカメラで15fps制限。
  • MF:フォーカスブリージングは穏やか。
  • 手ぶれ補正:記載なし。
  • 解像性能:中央から隅まで非常に安定している。F1.2の隅でVery goodに低下するだけ。F2.8で全体的に並外れた性能。遠景も同様。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:玉ボケはとても良好。全ての絞りで円形。隅は楕円形。玉ねぎボケの兆候はない。後ボケはとても滑らか。
  • 軸上色収差:記載なし。作例あり。
  • 倍率色収差:とても少ない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:とても少ない。
  • 周辺減光:F1.2で目立つがF1.4で解消。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:とても良好。
  • 光条:F16で見栄えが良い。
  • 作例集
  • 総評:社外製レンズとのしての制限はあるが、純正品よりもはるかに安く、優れた光学性能とAF・操作性を備えている。強くおススメできるレンズ。
  • 競合について
    ・GMよりも小型軽量で安価。
    ・AF精度はソニーが良好で120fpsに対応。
    ・解像性能はG Masterほどではないが、6100万画素で等倍に拡大してわかる程度の差。
  • 備考

とのこと。
レンズサイズは「50mm F1.4 DG DN」とほぼ同じですが、より大口径で高い光学性能を実現。さらに、競合他社のF1.2レンズと比較して小型軽量で、手ごろな価格設定となっています。AFは新型HLA駆動を2基使用したフローティングフォーカスを採用しており、ブリージングも抑えられていると主張しています。

Sony Alpha Blogのレビューではこれと言った欠点のない、非常に高性能なレンズと高く評価しています。F1.2 GMと比べると、解像性能やボケなどは肉薄する性能を実現しているようです。社外製レンズとしてAFや連写性能の制限が悩ましいところですが、光学性能のコストパフォーマンスはとても良好。ライカLマウントでは他に選択肢のない、とても魅力的な50mm F1.2となりそう。

シグマ 50mm F1.2 DG DN|Art 最新情報まとめ

レンズの仕様

  • 発売日:2024年4月18日
  • 希望小売価格:オープン
  • 直販価格:242,000円
  • B&H:1,399ドル
  • マウント:E / L
  • フォーマット:フルサイズ
  • 焦点距離:50mm
  • 絞り値:F1.2-F16
  • 絞り羽根:13枚(円形絞り)
  • レンズ構成:12群17枚(非球面レンズ4枚)
  • 最短撮影距離:40cm
  • 最大撮影倍率:1:6.2
  • フィルター径:φ72mm
  • サイズ:φ81.0mm x 110.8mm
  • 重量:740g
  • 防塵防滴:対応
  • AF:HLA フローティングフォーカス
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・絞りリング(ロック・デクリック対応)
    ・AFLボタン
    ・AF/MF切り替えスイッチ

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