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70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2は主に接写性能と周辺画質が向上

Mobile01が「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」のレビューを公開。前モデルから光学系を一新し、手振れ補正など機能的に向上しているうえ、周辺部の画質が特に改善していると評価。

Mobile01:Tamron 70-180mm f/2.8 DiIII VC VXD G2(A065)評測報告|畫質再精進、VC 防手震加持!

  • 外観:レンズフードは前モデルと共用不可。ロックスイッチがあると良かった。従来通り67mmフィルターに対応。驚いたことに、このレンズは日本設計・日本製造(最新は中国やベトナムが多い)。
  • 構造:USB-Cポート搭載でレンズをカスタマイズ可能。防塵防滴。
  • 携帯性:前モデルから少し大型化し重くなっている(微々たる差)。従来通り180mmまでだが、小型軽量化で恩恵あり。180mm側で最大3cm伸びる。
  • 操作性
  • AF:VXD駆動は滑らかで正確。
  • MF:ブリージング補正非対応だが、光学的に良く抑えられている。
  • マクロ:最短撮影距離と撮影倍率が向上。
  • 手ぶれ補正:光学手振れ補正が追加されているが、専用スイッチは無い。α7R V装着時に1/25秒の手持ち撮影が可能だった。
  • 解像性能
    ・70mm:中央はF2.8から実用的で、隅はF5.6から。
    ・180mm:隅がF2.8から実用的で、広角側と比べて良好。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:記載なし。
  • 軸上色収差:F2.8から優れた補正。
  • 倍率色収差:わずかな色づき。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:記載なし。
  • 周辺減光:記載なし。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:フレアやゴーストを低減するがゼロではない。性能は平均的。
  • 光条:F8から先細りする光条。
  • 作例集:高解像データ多数
  • 総評:主に接写性能と周辺画質が向上している。さらに光学手振れ補正の追加がハイライト。ソニーよりも手ごろな価格で前モデルからの改善点が役に立つ。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
2023年9月に登場したタムロンのEマウント用 大口径望遠ズームレンズ。前モデルから光学系を一新し、光学手振れ補正を追加。USB-Cポートでのファームウェアやカスタマイズにも対応しており、性能・機能が向上しています。
Mobile01によると、周辺部の性能や接写性能が向上しているとのこと。価格を考慮するとコストパフォーマンスの高い光学性能を備えているようです。オートフォーカスはAF-Cで特に高速な合焦速度を実現していますね。他のレビューサイトでは精度の問題を指摘していますが、Mobile01では特に記載はありません。

タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年10月12日 初値 148,500円
マウント E 最短撮影距離 0.30-0.85m
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 1:2.6-1:4.7
焦点距離 70-200mm フィルター径 φ67mm
レンズ構成 15群 20枚 手ぶれ補正 対応
開放絞り F2.8 テレコン -
最小絞り F22 コーティング BBAR G2
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ83×156.5mm 防塵防滴
重量 855g AF VXD
その他 AF/MF・Tamron Lens Utility
付属品
花型フード、レンズキャップ

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