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NIKKOR Z DX 24mm f/1.7は絞り開放が少しソフトだが素晴らしい画質

Amateur Photographerが「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」のレビューを公開。F1.7が少しソフトとしつつ、小型軽量で素晴らしい画質と評価しています。

Amateur Photographer:Nikon Nikkor Z DX 24mm f/1.7 review

  • 外観:46mmフィルター。ねじ込み式レンズフード。
  • 構造:防塵防滴。
  • 携帯性:小型軽量。日常、ストリートの撮影などに最適。Z 50でバランス良好。
  • 操作性:レンズの約半分をフォーカスリングが占めている。
  • AF:大部分の状況で迷うことなく合焦。動画撮影でも滑らかだが完全に静かではない。
  • MF:記載なし。
  • マクロ:最短撮影距離が0.18mと短い。
  • 手ぶれ補正:非搭載。驚くべきことではない。
  • 解像性能:F1.7から非常に良好だがよく見ると少しソフト。F2.8-4で最高の結果。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:絞り開放付近で滑らかなボケ。
  • 軸上色収差:記載なし。
  • 倍率色収差:記載なし。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:記載なし。
  • 周辺減光:ごく僅か。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:特に問題なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:大きなサイズのサンプルあり。
  • 総評:大口径で小型軽量ながら素晴らしい画質(拡大すると少しソフト)。嫌いな点はないが、こだわるとプラスチックマウントなどが気になるかもしれない。価格を考慮すると想定内。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
3万円台で入手できるAPS-C Zマウントカメラ用の大口径広角レンズですね。このクラスの純正レンズとしては安価で、広い画角で大きなボケが得られる面白い選択肢と言えるでしょう。将来的にシグマ「23mm F1.4 DC DN」Zマウント版が登場するかもしれませんが、本レンズはより手ごろな価格で小型軽量なレンズとして競争力は高いはず。

Amateur Photographerのレビューによると、絞り開放ではパフォーマンスが低下しているものの、絞ると良好となる模様。このあたりは他のレビューでも同じ傾向となっているので、F1.7から抜群のシャープネスは期待しないほうが良いでしょう。一部のレビューでは逆光耐性を指摘していますが、Amateur Photographerは特に問題視していない模様。

諸収差は全体的にまずまず良好な補正状態で、歪曲収差のみ自動補正が必須なシーンがありそう。ボケは極上と言えないものの、この画角のレンズとしては隅まで及第点以上の結果が得られているように見えます。非球面レンズによる玉ねぎボケの兆候がほとんど見られない点もGood。

ニコン NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年6月 初値 36,630円
マウント Z 最短撮影距離 0.18m
フォーマット APS-C 最大撮影倍率 0.19倍
焦点距離 24mm フィルター径 46mm
レンズ構成 8群9枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F1.7 テレコン -
最小絞り F11 コーティング SIC
絞り羽根 7枚
サイズ・重量など
サイズ φ70×40mm 防塵防滴 対応
重量 135g AF STM
その他
付属品
キャップ

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