Sony Alpha Blogが七工匠 7artisans 55mm F1.4のレビューを掲載しています。
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後ボケは滑らかで発色良好
- このレンズはフルマニュアルだ。絞りリング・フォーカスリングが備わっており、カメラ側に情報を伝達する電子接点は存在しない。
- 総金属製の良好なビルドクオリティだ。
- シャープネス:α6000
・中央:F1.4でgoodだが少し滲んでいる、F2でgoodとなり、F2.8-F4でvery good、F5.6-F8でexcellent、F16でvery goodだ。
・四隅:F1.4-F2.8で並、F4でgood、F5.6-F16でvery goodだ。- 周辺減光はF1.4で非常に目立ち、F2.8で解消する。
- 色収差はとても少ない。
- 歪曲はとても小さい。
- フレア耐性は良好だ。
- 後ボケはF1.4でとてもクリーミーで、F2.8まで絞っても持続している。
- 玉ボケはF2.8まで円形を保っている(14枚の絞り羽根があるため)。とても柔らかく心地よい描写だ。
- 発色はとても良好である。
7Artisans 55mm F1.4は素晴らし価格設定だが、玉石混合のレンズだ。
「ボケが本当に美しく柔らかい、発色がとても良好、歪曲・色収差・逆光耐性が良好」である一方で「絞り開放は決してカリカリシャープでは無い、滲むような描写を解消するためにはF2.8まで絞る必要がある」
シャープさで言えば同社の「7Artisans 50mm F1.8」が良好だが発色は少し劣っている。
個人的にAPS-Cの50mmはサムヤンの「50mm F1.2 ED UMC CS」が好みである。優れたシャープネスととても良好なボケ、発色だが価格は比較するとかなり高い。
とのこと。
作例を見るとボケ質はかなり良さそうですね、実写におけるF1.4の描写も悪く無いように見えますが、解像度チェックのサンプルを確認すると確かに少し滲んでいるように見えます。
心象風景やポートレートとは相性が良さそうな描写傾向ですね。価格は2万円を切っているので「F1.4」にこだわるなら面白い選択肢かもしれません。(F1.8だと純正レンズがそれなりに安いので説得力に欠けるかも)
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