Optical Limitsが過去にソニーの交換レンズ「E 30mm F3.5 Macro」のレビューを掲載しています。
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中央解像は良好だが…
- 金属製の鏡筒とフォーカスリングだ。ビルドクオリティは優れている。
- 前玉は固定され回転しなければ前後に移動することもない。
- オートフォーカスはノイズフリーでとても優れている。
- 歪曲収差は1%未満の樽型だ。実写で不快と感じることは無いだろう。
- 周辺減光は絞り開放で1.6EVと大きく、実写でも目に付く量だ。F4.5まで絞ると問題は低下するが、F8まで絞って無視できる程度となる。
- マクロレンズはフレーム全域で良好な解像性能となるものだが、このレンズは際立った中央解像とソフトな周辺解像となっている。周辺解像はF5.6まで絞ると良好になるが、四隅はソフトなままである。F8まで絞ってやっと良好なパフォーマンスとなる。マクロレンズとしては不十分な性能だ。
- 倍率色収差はフレーム端で2.4pxと非常に目立つ。
- ボケは玉ボケに僅かな玉ねぎボケの傾向を見ることができるが基本的に許容できる描写だ。F4.5以降は玉ボケが角ばる。後ボケはとても滑らかだが、前ボケは少し騒がしい。
ビルドクオリティは良好だが、マクロレンズとしては期待外れの光学性能だ。中央領域は絶対的に素晴らしいが、特に四隅のクオリティは並み以下で色収差も目立ちすぎる。マクロレンズとして使うならばF8までは絞って撮影したいところだ。
とのこと。
他のレビューサイトと同じく中央解像は良好と評価しつつも、周辺部や四隅が伸び悩んでいると指摘しています。APS-C用マクロとしては非常に安価なレンズなので妥協するポイントかもしれませんね。とは言え、抜群の中央解像は確かなのでお手軽マクロレンズとしては面白い選択肢と言えそうです。
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