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FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは豊富な被写体に対応できる柔軟性のあるレンズ

Xitekが「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」レビューを公開。小型軽量ながら、高い光学性能とAF・手振れ補正を実現していると評価。幅広い被写体に対応できると言及しています。

Xitek:“小三元“长焦多面手,索尼FE 70-200mm F4 Macro G OSS II测评

  • 外観:初代と同じオフホワイトの鏡筒。花形レンズフードが付属。
  • 構造:三脚リングは取り外し可能。
  • 携帯性:全長わずか149mm。重量794gで、体積は15%減と大幅に小型化。伸びるズーム構造、70mmで固定可能。
  • 操作性:先端がフォーカスリング、後方にズームリング。全体的にとても滑らかに回転。AFLなど様々なコントロールを搭載。
  • AF:高速で応答性も良好。
  • マクロ:全域で0.5倍。テレコン装着で最大1倍。
  • 手ぶれ補正:200mm 0.4秒でも安定した結果が得られる。
  • 解像性能
    ・70mm:中央はF4から良好、端は若干低下する。F8で全体的にシャープ。
    ・200mm:F4は70mmと同じだが、端は中央との差が小さくシャープ。絞るとさらに改善する。
    ・α7R IVとの組み合わせで優れた性能。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:悪くない描写。
  • 軸上色収差:70mmでわずかな収差。
  • 倍率色収差:とても良好。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:70mmで僅かな樽型。
  • 周辺減光:70mmと200mmはどちらも非常に少ない。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:十分な性能。70mmでは少し目立つが、200mmでは比較的良好。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:小型軽量ながら優れた画質とAF。さらにマクロ性能も向上し、撮影の幅が広がっている。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
インナーズームから伸びる方式のズーム構造に切り替えたことでコンパクトなレンズサイズを実現。さらに前モデルの弱点だった最短撮影距離は全域で0.5倍の撮影倍率に対応する大幅な進化を遂げ、AFはXDリニアモーターを4基使用して静粛性と高速性を両立。販売価格は高くなってしまいましたが、小型軽量化と高性能・高機能を両立した価値のあるレンズに仕上がっているようです。

Xitekは70mm時のコンパクトサイズや、全体的な光学性能を高く評価。他のレビューと同じく、周辺減光や口径食はよく抑えられているようです。AFや手振れ補正も効果的とのこと。接写性能を活かした大きなボケを得ることも可能となっています。

 

私も本レンズを入手してα7R Vと共に使用しています。体感やテストでXitekとよく似た結果が得られています。フローティングフォーカスが効いているのか撮影倍率の高い接写でも良好な解像性能を維持。歪曲収差や周辺減光は目に付くポイントがあるものの、補正可能で問題視する必要は無いでしょう。Xitekと異なる見解の部分を挙げると、フォーカスリングが緩々で、リニアレスポンスのMF操作はやや難しいと感じました。もう少しストロークが長いと良かったのですが…。

ソニー FE 70-200mm F4 Macro G OSS II 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年7月28日 初値 25万円前後
マウント E 最短撮影距離 0.26-0.42m
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 0.5倍
焦点距離 70-200mm フィルター径 72mm
レンズ構成 13群19枚 手ぶれ補正 対応
開放絞り F4 テレコン 対応
最小絞り F22 コーティング フッ素
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ82.2×149.0mm 防塵防滴 配慮
重量 794g AF XDリニア
その他 FDMF・Fn×3・AFリミッター
付属品
レンズフード・三脚座

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