Digital Camera Worldが富士フイルム「GF55mmF1.7 R WR」のレビューを公開。1億画素のGFX100 IIと組み合わせてF1.7から驚くほどシャープな結果が得られると評価。外装も申し分なく、あらゆる点で本当に最高の素晴らしいレンズと言及。
Digital Camera World:Fujifilm Fujinon GF 55mm F1.7 R WR review
- 外観:花形レンズフードが付属。期待通りのビルドクオリティ。
- 構造:防塵防滴、耐凍結仕様。
- 携帯性:44×33mm対応レンズらしく大きく重いが、このタイプとしては小型軽量。扱いやすい。
- 操作性:1/3段刻みで動作する絞りリングで、クリックを解除する手段はない。
- AF:DCモーター駆動はほぼ静かで、接写時でも正確に動作。
- MF:撮影倍率が控えめ。
- 手ぶれ補正:非搭載だがボディ側の補正を利用可能。
- 解像性能:F1.7から全体的に信じらないほどの高解像。F4で隅まで際立った性能。1億画素に耐えうる画質。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:とても柔らかく夢のような描写。
- 軸上色収差:ほとんど発生していない。
- 倍率色収差:無視できる程度。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:わずかな樽型歪曲。
- 周辺減光:記載なし。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:記載なし。
- 光条:記載なし。
- 作例集:リサイズのみ。
- 総評:あらゆる点で本当に最高の素晴らしいレンズ。画質は申し分なく、ピント面はシャープで、背景は柔らかいボケが得られる。優れたビルドクオリティと携帯性で幅広いジャンルに対応できる。
- 競合について:記載なし。
- 備考:
とのこと。
2023年9月に登場したGFX用の大口径標準レンズ。「GF80mmF1.7 R WR」と並んでGFレンズラインナップの中では最も明るく、比較して画角が広く、汎用性の高いレンズとなっています。「GF63mmF2.8 R WR」や「GF50mm F3.5 R LM WR」と比べると高価ですが、44×33mmセンサーで大きなボケを使ってみたい場合は面白い選択肢と言えるでしょう。
Digital Camera Worldによると、1億画素の高解像センサーと組み合わせてもF1.7からシャープな結果を得ることができるようです。さらにF4まで絞ったテスト結果は隅まで非常にシャープな結果となる模様。ボケ質は高解像レンズらしく滲みを伴う描写ではないものの、色収差などの悪影響が目立たず綺麗なボケに見えます。
富士フイルム GF55mmF1.7 R WR 最新情報まとめ
レンズの仕様
レンズの仕様 | |||
---|---|---|---|
発売日 | 2023年9月28日 | 初値 | 325,710円 |
マウント | GF | 最短撮影距離 | 0.5m |
フォーマット | 44×33 | 最大撮影倍率 | 0.17倍 |
焦点距離 | 55mm | フィルター径 | 77mm |
レンズ構成 | 10群14枚 | 手ぶれ補正 | - |
開放絞り | F1.7 | テレコン | - |
最小絞り | F22 | コーティング | |
絞り羽根 | 11枚 | ||
サイズ・重量など | |||
サイズ | Ø94.7mm x 99.3mm | 防塵防滴 | 対応 |
重量 | 780g | AF | DCモーター |
その他 | 絞りリング | ||
付属品 | |||
キャップ・フード・ポーチ |
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