Mobile01がソニーの新型ミラーレス「α6600」と新発売の対応レンズ「E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS」のレビューを掲載しています。XDリニア駆動のレンズとリアルタイムトラッキングの相性が良さそうですね。
Mobile01:續航力才是王道! Sony A6600 APS-C 真旗艦 同場加映 70-350mm f/4.5-6.3G 評測
α6600
- α6xxxシリーズのフラッグシップモデルだ。ハイライトは他のシリーズには無い「5軸5段の手ぶれ補正ユニット」である。光学手ぶれ補正では対応できない回転ブレやシフトブレを補正出来るのが強みだ。
- シャッターユニットは他と同じで、?1/4000秒・X=1/160秒だ。メカシャッターと同じく、電子シャッターでも?1/4000秒までである(α9 IIやα9は1/32000秒に対応)。
- 操作性は成熟してきたが、RECボタンだけは非常に押し辛い。
- α6400やα6100には無いヘッドホン端子を備え、バッテリーは新しくNP-FZ100バッテリーを使用している。
- EVFを使って野球の試合を撮影したところ、1800コマのJPEG静止画と10秒程度の動画(FHD 120fps)120本を撮影することが出来た。合計4時間の撮影で、バッテリーは60%以上残っている。
- 前日にはEVFとLCDを半々で使用し、528コマのRAW+JPEG及び1分間の4K動画2本を撮影して72%のバッテリーが残っていた。また別の日に一日中写真撮影をして、500枚程度の撮影枚数で60%以上残っていた。動画撮影メインでない場合、バッテリーは一つあれば十分だろう。
- グリップサイズは他のシリーズと比べて明らかに大きい。ただし、まだ小指はあまりがちだ。
- リアルタイムトラッキングの瞳AFは間違いなく信用できるAFシステムだ。瞳を検出できる距離が長く、滑らかで良好な追従性のAF-Cとなる。被写体が向きを変えても頭部を捕捉し続け、顔が再び見えると瞳検出に復帰する。これは被写体が近距離でもピントに迷いがない。
- ソニーのAFを最大限活用するためにはレンズ側のフォーカス駆動も重要と感じる。
- α6xxxシリーズで唯一搭載している機能として、「動画瞳AF」がある。これはα7R IVやRX100 VII、α6600、α9 IIにしか搭載されていない機能だ。
- 連写時のバッファが少なく、USH-IIに対応していないためバッファクリアの時間が長いのは残念だ。
- 高速連写時はレックビューとなるため、ブラックアウトフリーで視認性の良いα9と比べて使い勝手は劣る。
- ISOノイズは100?400までフルサイズと同等、ISO800で違いが出始める。
- 5軸5段の手ぶれ補正をFE55mm F1.8 Zと組み合わせて試してみたところ…。1/5秒のシャッタースピードで成功率は約56.7%となった。
他シリーズとAF性能は同等だが、バッテリーと手ぶれ補正が強みとなる。特にバッテリーは以前から気になっていたポイントだ。予算ありきの場合はα6100のほうがおススメだが、私は間違いなくα6600をおススメする。
長所:3.5mmヘッドホン端子・Zバッテリー・5軸5段手ぶれ補正・リアルタイムトラッキング・信頼性の高い瞳AF・とても実用的な動画瞳AF・180度チルトモニタ・インターバル撮影
短所:UHS-II非対応・FHD 120p非対応
E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS
- フルサイズで525mmに相当する超望遠域をカバーしたズームレンズだ。7.7cmのレンズ直径により、α6600に装着するとカメラ底面よりはみ出してしまう。
- 600mm F4 GMなどと同じく、XDリニアモーターを使用しているのは注目ポイントだ。馬力があり、非常に高速なアクチュエーターである。
- レンズは625gなので、503gのα6600に装着するとシステム重量は1128gだ。野球撮影の間はずっと手持ちで行い、三脚は不要に感じた。
- オートフォーカスは非常に高速だが、AF-S使用時の望遠側では少し遅くなり、600GMや400GM、135GMのような高速AFではない。しかし、スポーツ撮影でAF-Cを使う分には問題ないだろう。
Mobile01:續航力才是王道! Sony A6600 APS-C 真旗艦 同場加映 70-350mm f/4.5-6.3G 評測
とのこと。
実際に動画を確認してみると、確かに見事なAF性能。遠距離から被写体の瞳を検出し、至近距離でも正確に瞳にピントを合わせ続け、なおかつピントが不安定とならないのは凄い。α第3世代ユーザーとしてはちょっと使ってみたいAFですねえ。α7 IVの登場がまだまだならα6100あたりで試してみたいところ。
レビューでも述べられているように、レンズ側の滑らかで高速な駆動方式が一役買っている部分もあるように感じます。今後はXDリニアモーターを搭載したレンズが増えるのかもしれませんね。
α6500と同じ画素数・連写速度にも関わらず、バッファが半減しているのは気になるところ(H+時にRAW107枚→47枚)。おまけにUHS-II非対応でバッファクリアが短いため、シャッターチャンスに高速連写で数多くのカットを必要とする場合は気難しい使い勝手となりそうです。とは言え、47コマのバッファ量は少し前のスポーツ一眼レフよりも多く、大抵のシーンでは十分な気もしますが…。
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