ePHOTOzineが2012年に「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」のレビューを掲載していたのでピックアップしてみました。
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やや高価だが小型軽量で優れたマクロレンズ
- ライカMマウントレンズほどでは無いがビルドクオリティは良好だ。
- 鏡筒の大部分はハイクオリティなプラスチックを使用し、レンズマウントには金属を使用している。これはレンズ重量を効果的に抑え、F2.8の等倍マクロレンズとしては確かに軽量なレンズだ。
- インナーフォーカスである。
- 一般的な撮影距離ではフォーカス速度が速く、ハンチングしないようにフォーカスリミッターも備わっている。
- 幅広のマニュアルフォーカスリングは良く減衰され、微調整できるように大きな抵抗感を持っている。
- LEICAブランドから期待できるように、解像性能は絞り開放から優れている。中央はF4で際立った水準に達し、フレーム全体のピークはF5.6で達せいされる。(LUMIX G1使用)
- 色収差はフレーム端までほとんど検出できないほど優れている。
- 周辺減光はF2.8で顕著だ。四隅は中央と比べて2.06EVほど暗い。F5.6、もしくはそれ以上絞るとフレーム全域で均一となる。
- 歪曲は樽型1.37%と予想以上に大きい。幸いにも後処理が簡単な形状だ。
560ポンドと少し高価に見えるが、優れたパフォーマンスと機能性を考慮するとマイクロフォーサーズユーザーにとってとても良い買い物となるはずだ。シャープネスは絞り開放から優れ、光学手振れ補正は良好、そしてレンズは小型軽量だ。
長所:絞り開放から優れたシャープネス・色収差がとても小さい・高速インナーフォーカス・便利な手振れ補正・フォーカスリミッター・小型軽量
短所:マクロレンズとしては想像以上の歪曲収差・F2.8で周辺減光が目立つ
とのこと。
レビュワーによって評価がやや異なるレンズで辛口のレビューも多いです。しかし、ePHOTOzineは概ね肯定的な評価となっているみたいですね。2012年のレビューなので2018年現在ではまた違った評価となるかもしれませんが…。
レビューで共通しているポイントは「周辺減光が大きい」こと。暗部の持ち上げ耐性が低いマイクロフォーサーズにとって四隅の激しい減光は画質低下に繋がりかねない(暗部を持ち上げることでノイズが発生するため)ので気を付けたいウィークポイントですね。
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.のレビュー・作例を集めるページはコチラ
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