ePHOTOzineがパナソニックの防水カメラ「LUMIX FT7」のレビューを掲載しています。
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珍しいEVF搭載タフカメラだがレンズが暗い
- 1/2.3型 2040万画素センサーは1600万画素センサーであるFT5からリニューアルされたポイントだ。
- 4.6倍光学ズームはFT5と同じレンズだ。LEICAブランドでは無い。
- FT7は4K UHD動画撮影に対応し、HDで120/100fpsでの撮影が可能だ。
- 防水カメラとして唯一EVFを備えている。視度調整ダイヤルはあるが目の検出機能を持たないため、モニタとEVFの表示は手動で切り替える必要がある。
- RAW出力には対応していない。
- USB充電には対応している。
- カメラ上部にはステレオマイク・大きなシャッターレリーズボタン、録画ボタン、電源ボタンが配置されている。
- カメラ背面にはカスタマイズ可能な2つのFnボタンがある。左上からFn2(フォーカスブラケット)ボタン、LVFボタン、W/Tズームボタン、モードボタン、再生ボタン、Fn1(4KPHOTO)ボタン、DISPボタン、MENUボタン、4方向ボタン、DELETEボタンだ。
- Q.menuで素早く設定変更することが出来る。
- EVFは一眼カメラと比較して小さいがディテールが明瞭な見え具合だ。
- カメラは頑丈なプラスチック製だ。Tough TG-5やCOOLPIX W300よりも大きい。
- シャッターレスポンスは他のカメラほど速くは無い。
- 連写は10コマ連続で撮影すると遅くなる。
- 露出と発色はともに良好だ。
- 多くの場合、高速なピント合わせが可能である。海にピントを合わせる時は苦労した。
- ダイナミックレンジは良好だ。
- レンズのパフォーマンス:広角端はとてもシャープだが、全体的な画質は最高ではない(ノイズがしばしば目立つためだ)。そしてズームするにつれ画質は低下し、四隅はソフトとなる。
- フレアは時々発生する。
- 周辺減光は良好に対応されており最小限だ。
- パープルフリンジと色収差は良好に補正されているが、望遠側のフレーム隅は目立つ。
- 歪曲は自動補正されるためほとんど目に見えない。
- ISO感度ノイズはISO400で強くなり画質や色が変化し始める。可能であればISO800は避けるべきだろう。ISO1600はノイズがひどく、ISO3200と共に避けるべきISO感度だ。
- ISO感度ノイズはTough TG-5やCOOLPIX W300がISO800でより良好だ。そしてISO1600でも使えるレベルである。
- デジタルフィルタは大量に用意されている。
水中で防水カメラと使いたい人にとって明るいレンズと低照度性能を備えたカメラを選びたいはずだ。LUMIX FT7はF3.3と2000万画素センサーのため、F2の1200万画素センサー(Tough TG-5)と同程度の画質では無い。
EVFが必要な場合は唯一の選択肢だが画質は期待しないほうが良い。
長所:電子ビューファインダー・4K動画・31m防水・WiFi内蔵・マニュアル操作
短所:ノイズ・フォーカシングが時々迷う・画質がソフト
とのこと。
フジフイルムのFinePix XPシリーズほど暗くはありませんが、ToughやCOOLPIXと比べると少し暗いレンズですね。最も明るいToughのF2と比べると4/3段差でしょうか?ISO感度の自由度が少ない1/2.3型センサーにとって大きな差と言えるでしょう。さらに2000万画素と高解像のセンサーを搭載することでさらに低照度性能に影響を与えていそうですね。
一方で電子ビューファインダーや4Kフォト・フォーカスブラケットなど高機能なカメラとなっています。デジタルフィルターも多数備えているので楽しめそうですね。パソコンを使わず、スマートフォンで楽しむなら十分な画質で長所が際立ってくるかもしれません。
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購入早見表
*2018年8月23日予約販売開始と噂されています。(リンクは公式発表まで機能しません)
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