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DxOMarkがLUMIX S1Rのセンサースコアを公開!D850・α7R IIIに続き「100」を達成

DxOMarkがパナソニックのフルサイズミラーレス「LUMIX S1R」のセンサースコアとレビューを公開しました。

トップクラスのセンサー

高画素だけど低ノイズ

総合 色深度 DR 低照度ISO
LUMIX S1R 100 26.4 14.1 3525
X1D-50c 102 26.2 14.8 4489
PENTAX 645Z 101 26.0 14.7 4505
Nikon D850 100 26.4 14.8 2660
α7R III 100 26.0 14.7 3523
Nikon Z 7 99 26.3 14.6 2668
  • S1RはDxOMarkスコア100を達成する、我々のデータベース上で最も優れたセンサーの一つだ。主な強みは色深度(26.4bit)でこれはフルサイズで2番目に良好な結果だ。このサブスコアは最高のDxOスコアを叩き出したHasselblad X1D-50cよりも僅かに良好な結果である。14.1EVのダイナミックレンジはとても良好だが、ライバルの14.7?14.8EVには及ばない。
  • 高解像センサーだが、優れた色深度とダイナミックレンジ、そしてISO3525の低照度スコアを併せ持っている。スタジオ、建築物、風景、ポートレートなどでとても魅力的な選択肢だ。
  • パナソニックの4730万画素センサーは既存の4240万画素、4570万画素センサーに匹敵する高解像モデルである。パフォーマンスは同程度だが、ISO感度別では僅かな違いが見られる。
  • 色深度はZ 7やD850と非常に近いスコアとなり、645ZやX1D-50cなど中判センサーよりも良好だ。低照度ISOはニコンよりも優れており、ソニーと同程度となっている。ただし、ダイナミックレンジはソニーやニコンと完全に一致する性能では無い。
  • 色深度はISO100からISO25600までZ 7やα7R IIIを凌駕している。
  • ダイナミックレンジは競合と比べて1段程度差が開いている。
  • 低照度ISO性能は大部分がソニーα7R IIIと同程度だ。

LUMIX S1Rは新型4730万画素高解像センサーを搭載してα7R IIIやZ 7に挑むモデルとなった。そして全体的に同等のパフォーマンスを得られるカメラだ。

高解像で低ノイズ、そして並外れた色深度を兼ね備えたLUMIX S1Rはシビアなスタジオカメラマンにとって魅力的な選択肢となるだろう。また、風景・インテリア・ウェディングなどにも利用できる。競争力のある価格設定は堅実なオールラウンダーなカメラを探してるアマチュアにも訴求力がある。

とのこと。

とても良好なパフォーマンスのフルサイズセンサーである模様。表面照射型と言われていますが、裏面照射型のα7R IIIに匹敵する低照度ISO性能と言うのは驚きですね。さらに他社と比べて強力な手ぶれ補正機能「Dual.I.S 2」に対応しているため、スローシャッターで対応できるシーンではさらに画質差が広がるかもしれません。

Photons to Photosの結果と比べてダイナミックレンジが揮わない結果となっていますが、それでもフルサイズセンサーとして十分良好な性能と呼べる数値ですね。ハイレゾモードで大きく底上げが可能なので特に気にする必要は無さそうです。

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