Kolarivisionがパナソニックのフルサイズミラーレス「LUMIX S1R」の分解レビューを掲載しています。
Kolarivision:THE PANASONIC S1R DISASSEMBLY AND TEARDOWN
- S1Rにおける全てのアクセサリーポート、ドア、およびカバーは深い溝付きのゴムでしっかりと密閉されている。他社のミラーレスフラッグシップと同様、これはスタンダードな仕様だ。
- マザーボードはとてもキチンと整理されている。コネクタは上下にきちんと配置され、カードリーダーも右側にぴったり収まっている。
- マザーボードにヒートシンクは埋め込まれていない。S1Rが優れた発熱対策を備えていることを示唆している。
- 外装の主要部分にはシーリングが施されており、悪天候でもうまく動作することが分かる。
- 背面パネルの裏側はとても綺麗だ。EVFユニットは背面パネルに組み込まれており、このタイプの配置はフルサイズミラーレスでは初めてだ。
- センサー/手ぶれ補正ユニットは「とても大きい」という事実を除くとα7R IIIやZ 7で見てきたものと非常に似ている。このカメラは何もかも大きい。手ぶれ補正効果を6段と主張している訳が分かる。
- IR/UV遮光ガラスの最上層は自動センサークリーニングメカニズムを兼ねている。
- センサーカバーガラスの厚みはおよそ1.45mmだ。これはEOS Rよりも薄いが、Z 7の1.1mmよりも厚い。ライカLマウントアライアンスの一員だが、従来のライカレンズとの相性はZ 7ほどでは無い。カバーガラスを交換したい時は当社を尋ねて欲しい。
パナソニック LUMIX S1Rは見事なカメラだ。プロフォトグラファーやハイアマチュアに訴求力のあるポイントを満たしつつ、独自設計でフルサイズを開発したことは明らかである。
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とのこと。
他社では上部プレートと前後プレート、または底部プレートの隙間にシーリングが施されていないモデルもありますが、S1Rはしっかりとした防塵防滴仕様となっているようです。Kolarivisionが述べているように、EVFが背面パネルごと外れる仕組みとなっているのは珍しいですね。
カバーガラスは約1.45mmとのこと。EOS Rは1.6mm、Z 7が1.1mm、α7R IIIが1.8mmと考えると、程よい厚みのカバーガラスと言えるかもしれませんね。ただし、Mマウントライカとの相性はNikon Zシリーズほどでは無さそうです(入射角が大きく、最適化されていない場合)。やはりLUMIX S PROやシグマレンズと組み合わせるのが最適となっている模様。
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