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LAOWAレンズ カメラ レンズ

Venus Optics「LAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shift」交換レンズデータベース

このページではLAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shiftに関する情報を収集しています。

データベース

最新情報

  • 2021-03-12:商業モデルが登場すると言われています。
  • 2021-01-15:国内販売が開始されました。1月29日発売予定。
  • 2020-11-03:Venus Optics「LAOWA 15mm F4.5 Zero-D Shift」が正式発表されたので専用の情報収集ページを作成しました。15mmの超広角で±11mmをシフトできる面白いレンズですね。なおティルト機能はありません。

ポイント

  • 最も画角の広いシフトレンズ
  • 直径65mmの広いイメージサークルをカバー
  • フルサイズで±11mm
  • ミディアムフォーマットで±8mm
  • 11群17枚のレンズ構成
  • 歪曲をほぼゼロに抑えて建築写真に最適
  • 最短撮影距離 20cm
  • 5枚の絞り羽根
  • シフト方向は360度回転可能
  • 光軸を固定できる三脚リング対応

購入早見表

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レンズデータ

レンズ仕様

Name Laowa 15mm f/4.5 Zero-D Shift
Focal Length 15mm
Max. Aperture f/4.5
Angle of View 110°
Shift Capability Full Frame: ± 11mm of shift
Medium Format: ± 8mm of shift
Format Compatibility Full Frame
Lens Structure 17 elements in 11 groups
Aperture Blades 5
Min. Focusing Distance 20 cm
Focus Mode Manual Focus
Filter Thread – –
Dimensions 79 x 103 mm
Weight 597g
Mounts Canon EF & RF / Nikon F & Z / Sony E

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

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海外の評価

Admiring Light

Admiring Light:Review: Laowa 15mm f/4.5 Zero-D Shift

レンズの紹介:

  • LAOWAは比較的新しいレンズメーカーだが、他にはない特徴を備えたレンズを数多くリリースしている。
  • このレンズはフルサイズカメラで利用できる最も画角の広いシフトレンズだ。
  • GFXシステムのようなミディアムフォーマットにも対応しており、様々なフルサイズシステムでも利用可能だ。
  • シフトレンズとは、広いイメージサークル(フルサイズは43mm必要だが、このレンズは65mmをカバーしている)から使用する領域をシフトできるレンズを指す。
  • シフトレンズを活用することで高層建築物の先細りを防ぐことが可能だ。複数のシフト画像を合成したパノラマ撮影も可能である。

ビルドクオリティ:

  • 基本的にシフトレンズは純正レンズでもマニュアルフォーカスだ。ただし、電子接点を搭載し、自動絞りに対応している。このレンズも同様にマニュアルフォーカスだが、電子接点が存在せず、絞り操作も手動だ。
  • 本体は金属筐体とガラスのレンズで構成されている。
  • レンズは出目金状となっている。実際に使う画角は15mm相当だが、全体の画角は9mmである。この画角をカバーするには出目金レンズが必須だ。
  • レンズには固定可能なレンズキャップが付属する。これにより、運搬中にキャップが外れる可能性はほとんどない。
  • 耐候性はないが、全体的に優れたビルドクオリティだ。

携帯性:

  • 597gと密度の高いレンズだ。

操作性:

  • すべてのコントロールは滑らかに動作し、優れた抵抗量である。
  • 絞りリングはF4.5からF22まで操作でき、1段ごとにクリックストップがある。
  • 絞りリングの後ろにはシフトリングがある。扱いづらいノブではなく、金属製リングで滑らかに操作可能だ。
  • シフトリングの後ろにはシフトロックノブがある。
  • 回転レバーを使用することで、レンズは15度刻みで360度回転させることが出来る。

オートフォーカス:

  • 記載なし。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 4500万画素のEOS R5でテストしたところ、ディテールは良好だ。しかし、絶対的には最高の広角単焦点を下回る。
  • シフトしない状態では絞り開放から良好なシャープネスとなり、端はソフトとなる。F8~F11まで絞るとフレーム端や四隅までとても良好だ。
  • 最大シフト時は絞ってもフレーム端でいくらかソフトさが残る。しかし、2100ドルのキヤノンTS-E 17mmの結果を見比べてでもLAOWAのほうが優れている。
  • 超広角レンズでデジタルシフト処理を施すよりも遥かに良好な結果を期待できる。
  • 接写時も良好な中央シャープネスを発揮する。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ・色:

  • ボケを重視するレンズではないが、最短撮影距離付近ではボケがかなり大きくなる。
  • 見た目は悪くなく、基本的に滑らかな結果を得ることが可能だ。
  • 全体的に暖色傾向だが優れたコントラストである。

色収差:

  • 多くの広角レンズと同様に、倍率色収差が目立つ。シフトしていない場合は最小限だが、シフト時は顕著となる。
  • 最短撮影距離付近では倍率色収差が劇的に増加する。ファンキーな色ずれが発生するので後処理も難しい。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 歪曲収差は最小限に抑えられている。Zero-Dの名前は伊達じゃない。
  • 最大シフト時にわずかな樽型歪曲が見られる。

周辺減光:

  • 絞り開放で顕著な光量落ちが発生する。シフト時に目立つが、この場合は片方のみ光量落ちが発生するので補正するのが難しい。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 特定の状況で間違いなくゴーストは発生する。
  • 太陽がフレーム外にある時にコントラストが低下した。

総評

個性的なレンズだ。最も広い画角を持つシフトレンズであり、これまで不可能だった超広角シフト撮影が可能となる。シャープネスや色・コントラストは良好で、歪曲収差は小さい。キヤノンTS-Eの半値でこれを実現している。

万人向けのレンズではなく、慣れるには時間と微調整が必要だ。撮影の大部分は三脚に搭載して実施することとなるだろう。建築写真家にはおすすめのレンズだ。フレアや色収差の問題があるものの、他のシフトレンズではできないことを実現している。そしてこのタイプのレンズとしては比較手ごろでおすすめしやすい。

  • 長所
    ・優れた質感の頑丈な外装
    ・広い画角のシフトレンズ
    ・良好なシャープネス
    ・歪曲が最小限
    ・良好な色とコントラスト
    ・適切な価格設定
  • 短所
    ・色収差
    ・逆光耐性
    ・接写時は中央のみシャープ

Xitek

Xitek:建筑摄影新福音 老蛙FF S 15mm F4.5移轴镜头体验

  • レンズの紹介
    ・ここ最近のLAOWAレンズはミラーレス用・一眼レフ用・シネマ用・マクロ・超広角・シフトレンズなど急速に発展している。このレンズは最新のフルサイズ用シフトレンズだ。
    ・フルマニュアル専用設計であり、サイズと重量、価格は抑えられている。
    ・焦点距離:15mm
    ・F値:F4.5-F22
    ・11群17枚
    ・絞り:5枚
    ・最短撮影距離:20cm
    ・フォーカス:MF限定
    ・サイズ:φ79×103mm
    ・重量:約597g
    ・マウント:EF・RF・Z・F・FE・L
  • ビルドクオリティ
    ・総金属製の外装で、仕上がりは比較的しっかりとしている。
    ・フルマニュアルレンズのため、露出モードはマニュアルをおススメする。
    ・前玉は超広角らしい出目金レンズだ。見た目は美しいが使用する際は取り扱いに気を付ける必要がある。また、フードを内蔵していないので逆光に気を付けなければならない。
  • 携帯性
    ・全長103mm、重量は597gだ。
  • 操作性
    ・フォーカスリングと絞りリングはとても滑らかに動作する。
    ・シフトリングは絞りリングのすぐ隣に配置されている。シフト量は±11mmだ。
    ・レンズマウント付近にはレンズを回転させる機構が付いている。これによりレンズは360度回転させることができ、15度おきに調整することが可能だ。偶発的なズレを防ぐためにロックノブが付いている。
  • オートフォーカス
    ・記載なし。
  • マニュアルフォーカス
    ・LAOWAレンズは最短撮影距離が短く、このレンズも例外ではない。
    ・20cmの撮影距離まで寄ることができ、インパクトのある写真を撮ることが可能だ。
  • 手ぶれ補正
    ・記載なし。
  • 解像性能
    ・3つのEDレンズと2枚の非球面レンズを含めて11群17枚構成だ。
    ・MTF曲線を見る限り、F4.5で中央は優れているがフレームはある程度低下する。F8まで絞ると曲線はよりなだらかとなり、全体的に良好な画質だ。建築物を撮影する時は小絞りを使うと良いだろう。
    ・実写テストでは絞り開放から中央のシャープネスは非常に良好だが、端は少し弱い。
    ・F5.6まで絞ると端の画質は向上し、F8~F11でピークの画質を得ることが出来る。この際は中央と端の画質は基本的に同等だ。
  • 像面湾曲
    ・記載なし。
  • ボケ
    ・記載なし。
  • 色収差
    ・ハイライトを確認しても基本的に色収差を見つけることが出来ない。満足のいく補正状態だ。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・歪曲は極僅かだ。15mmのレンズとしては十分な性能である。
  • 周辺減光
    ・記載なし。
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・絞ることで10本の光条が発生する。光条はとても目立ち、線はとても長く伸びる。
  • シフト
    ・±11mmで調整することが可能だ。
    ・15mmの超広角は画角が非常に広く、建築物や風景の撮影に適している。

総評

大部分のミラーレスと互換性があり、一眼レフカメラでも利用可能だ。特にミラーレス用レンズにシフトレンズは存在せず、このようなレンズを必要としている人にとってとても良好な選択肢となる。シャープネスや色収差補正はとても優れており、現行の高画素モデルに対応できる。残念ながら電子接点を搭載していないため、露出操作には注意が必要である。

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