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オリンパスM.ZUIKO ED 12-200mm F3.5-6.3は機能的なオールインワンズームレンズ【海外の評価】

IMAGING RESOURCEがオリンパスの交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」のレビューを掲載しています。

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単焦点並では無いが良好な高倍率

  • 僅か455gのレンズだが、35mm判換算で24-400mmの広いズームレンジをカバーする高倍率だ。非球面レンズ3枚と他7枚の特殊レンズを用いた11群16枚の構成となっている。
  • レンズ名通り、このレンズは焦点距離に応じて開放F値が変動する。
    ・12mm:F3.5
    ・25mm:F4.7
    ・42mm:F5.4
    ・75mm:F6.1
    ・94mm:F6.1
    ・200mm:F6.3
  • シャープネス:
    ・12-25mm、特に12mmではとても良好でF3.5からシャープである。
    ・25mm F4.7では四隅がいくらかソフトとなるものの、F8まで絞ると良好だ。これは42mmでも同様だが、開放F値がF5.4となるためF8まで絞った時の効果が薄くなる。
    ・75mmで既に開放F値がF6.1と非常に暗くなる点には注意が必要だ。75mmの絞り開放はやや甘くなる。まだ良好な画質だが素晴らしいものでは無い。F8まで絞るとかなり改善されるが、とてもシャープな結果とはならない。これは200mmへズームするにつれて悪化する。
  • 色収差は広角端で良好に補正されている。望遠側では特に四隅でやや目立つようになる。最も目立つのは75?94mmだ。不思議なことに200mmで僅かに改善される。
  • 周辺減光で問題があるとすれば広角端のみだ。それ以外では問題とならず、75mm以上ではほぼ完全に解消する。
  • 歪曲収差は広角で僅かな樽型、望遠側で僅かな糸巻き型だ。
  • オートフォーカスは静かで高速だ。
  • レンズ外装はポリカーボネート製の鏡筒と金属マウントで構成されている。200mmで内筒が7インチ伸びるものの目立つガタツキは無い。
  • ズームリングとフォーカスリングは滑らかに動作するがズームリングは段階的な抵抗感がある。ズームリングの回転角は約90度だが大部分は12-100mmとなっており、100-200mmで微調整するのは難しい。

ここまで読み進めているのであれば、このレンズについて自分なりの考えを持っていることだと思う。驚異的なオールインワンズームレンズでは無いが、実際のところかなり良好だ。高倍率ズームらしい問題点があり、単焦点レンズに匹敵する性能では無いがとても良好に機能する。

パフォーマンスはF8-F11でベストとなるため、明るい環境下での撮影ならば問題無いはずだ。ズームが必要な屋内では苦戦するかもしれない。

とのこと。

12mmから200mmまでをカバーする高倍率ズームとしては良好なパフォーマンスとなっているようですね。全体的に私が入手した12-200mmと同じような結論に至っている模様。開放F値の暗ささえ許容できれば画質は満足のいくレベルだと思われます。特に広角側は12-100mm F4 IS PROより見劣りしていないのがGood。

付け加えるとするならば、ボディ内JPEGやOlympus Workspaceを使って現像したほうが最適なデジタル補正で綺麗に出力されます。Lightroomなど社外製現像ソフトだとシャープネスがイマイチの伸び悩印象。

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