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オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 交換レンズデータベース

更新日:

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-04-01:デジカメwatchが実写レビューを掲載しています。
  • 2019-03-27:KASYAPAフォトヨドバシが実写レビューを掲載しています。
  • 2019-03-26:IMAGING RESOURCEがファーストインプレッションを公開しています。
  • 2019-03-05:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
  • 2019-03-02:MING THEINにてRobin Wong氏がレビューを掲載しています。
  • 2019-02-13:正式発表されました(3月下旬発売予定)。DPReviewがさっそくサンプルギャラリーを公開しています。
  • 2019-02-10:「2月13日付近で登場」とされているのでさっそくページを作成しました。ひとまず購入早見表と競合レンズ比較表を掲載。

レンズデータ

ブログ

レビュー・作例・参考サイト

購入早見表

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

レンズデータ

レンズ仕様

焦点距離 12-200mm(35mm判換算24-400mm相当)
レンズ構成 11群16枚(非球面レンズ3枚、スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ2枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ2枚)
防滴処理 防塵防滴機構
フォーカシング方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
画角 84°~6.2°
最短撮影距離 0.22m(wide) / 0.7m(tele)
最大撮影倍率 0.1倍(wide) / 0.23倍(tele)
最大撮影倍率(35mm判換算) 0.2倍相当(wide) / 0.46倍相当(tele)
最近接撮影範囲 173.0×130.0mm (wide) / 75.2×56.5mm(tele)
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
最大口径比 F3.5
最小口径比 F22
フィルターサイズ ⌀72mm
大きさ 最大径×全長 ⌀77.5×99.7mm
質量 455g
同梱品 レンズフード(LH-76C)、レンズキャップ(LC-72D)、レンズリアキャップ(LR-2)、取扱説明書、保証書

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

競合レンズとの比較

*画像は14-150IIで使えるイメージが無かったのでLUMIX 14-140mm

レンズ 12-200 12-100PRO 14-150 II 14-140
レンズ構成 11群16枚 11群17枚 11群15枚 12群14枚
防滴処理 防塵防滴機構 防塵防滴機構 防塵防滴機構
画角 84°
~6.2°
84°(Wide)
- 12°(Tele)
75°
- 8.2°
75°
- 8.8°
最短撮影距離 0.22m(wide) 0.7m(tele) 0.15m(Wide)
0.45m(Tele)
0.5m 0.3m
0.5m
最大撮影倍率 0.2倍相当(wide)
0.46倍相当(tele)
0.6倍相当(Wide)
0.42倍相当(Tele)
0.44倍相当 0.5倍相当
絞り羽枚数 7枚 7枚 7枚 7枚
最大口径比 F3.5-F6.3 F4 F4.0-F5.6 F3.5-F5.6
最小口径比 F22 F22 F22 F22
レンズ内手ぶれ補正機構 あり(VCM機構) あり
手ぶれ補正性能 5段 不明
フィルターサイズ Ø72mm Ø72mm Ø58mm φ58mm
大きさ 最大径×全長 Ø77.5 x 99.7mm Ø77.5 x 116.5mm Ø63.5 x 83mm φ67mm×約75mm
質量 455g 561g 285g 265g

海外の評価

ePHOTOzine

  • 455gと非常にコンパクトでPROグレードでは無いレンズだが防塵防滴仕様だ。
  • 12mmでケラレ無いレンズフードは200mm側でほとんど役に立たないが、無いよりはましだろう。
  • 最大撮影倍率は0.46倍と非常に有用な性能だ。
  • 幅広いズームリングを操作すると内筒が大きく伸びるが、ガタツキは無くしっかりとした動作だ。ただし、完璧な滑らかさではない。200mmに向かにつれ抵抗感に変化がある。
  • 手ぶれ補正は搭載されていないため、ボディ側の手ぶれ補正に頼る必要がある。12mm F3.5では問題ないかもしれないが、200mm F6.3では注意が必要だ。
  • シャープネス:LUMIX G9
    12mm:【中央】F3.5-F8(excellent)・F11(very good)・F16(Good)・F22(Softening)【隅】F3.5-F8(good)、F11~(fair)
    25mm:【中央】F4.7-F11(very good)・F16(good)・F22(fair)【隅】F4.7(good)・F5.6-F8(very good)・F11-F16(good)・F22(soft)
    70mm:【中央】F6-F11(very good)・F16(good)・F22(fair)【隅】F6(soft)・F8(fair)・F11-F16(good)・F22(softning)
    200mm:【中央】全域(fair)【隅】全域(soft)
    ・レンズはテストチャートと相性が悪く、遠景の結果は遥かに良好だったことに留意して欲しい。
  • 色収差は中央でほぼゼロだが、隅では平均1.5ピクセルとなり目に付く数値だ。25mmでは少し改善し、70-200mmでも良好に補正されている。全体的に見ると称賛に価する。
  • 歪曲は12mmで-0.87%、25mmで0.28%、70mmで0.10%、200mmで-0.10%となる。
  • ボケはズームレンジ全域でとても好ましい描写だ。
  • フレアは基本的に問題無いが、明るい光源がフレーム端にあると多色のゴーストが発生する。ほとんどの場合は問題無い。
  • 周辺減光は12mmで-1.3EV、25mmで-0.3EV、70mmで-0.6EV、200mmで-0.7EVとなる。これはとても満足のいく結果だ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3が使って楽しいレンズであることは疑う余地がない。オールインワンの素晴らしいトラベルズームレンズだ。

テクニカルな観点で完璧とは言えないが、超高倍率ズームの利便性が画質とトレードオフになるのは受け入れるしかない。高解像なレンズでは無いが、それでもパンチの効いた写真を数多く撮ることが出来るだろう。それに広角側と中央領域の良好なパフォーマンスは多くの状況で評価されるはずだ。

多目的で使い勝手の良いトラベルズームで妥協点もあるがおススメのレンズである。

長所:とても良好な中央シャープネス・中央領域の色収差がとても少ない・僅かな周辺減光・素晴らしいズームレンジ・高い接写性能・フルタイムマニュアル・防塵防滴・小型軽量・低歪曲

短所:200mmシャープネス・手ぶれ補正無し・隅の色収差・光源をフレームインした場合の逆光耐性

IMAGING RESOURCE

  • OM-D E-M5 Mark IIIが登場していたら理想的な組み合わせだったのだが、ひとまずE-M1 Mark IIと組み合わせて使用した。
  • 操作性の第一印象はとても素晴らしい。このような長焦点をカバーするズームレンズとしてはとても軽量で12-100 PROと比べて短い。
  • フォーカスリングとズームリングはPROレンズほど滑らかな動作では無いが、かなり良くできている。
  • E-M1 Mark IIとの組み合わせでオートフォーカスは高速だ。低照度では素早いAFで無くなってしまうが、仕方のないことだろう。
  • この価格帯と換算400mmをカバーするズームレンズとしてはディテールがとても良好だ。中央から四隅に向かって画質は僅かに低下するが、汎用性を考慮すると豊富なディテールだ。
  • ボケは高価なレンズほど滑らかなでは無いが、この価格帯にしては悪く無い描写だ。細部を確認したり、大きなプリントでは「騒がしい」と感じるかもしれない。
  • E-M1 Mark IIと組み合わせた際のC-AFを使い男子サッカーの試合で使ったところ、問題無く使えることが分かった。前後にズーミングした時に絞り開放値が変化する点には気を付けるべきだろう。このシチュエーションでのボケ質はとても心地よいものだった。撮影距離によってボケ質が異なるのかもしれない。

MING THEIN(Robin Wong)

  • プログレードと同等の光学性能・防塵防滴仕様では無いかもしれないが、耐候性を備えたオールインワンレンズだ。
  • Olympus Visionaryの一員であり、レビューと言うよりは撮影体験の共有である点を忘れないで欲しい。
  • 個人的には高倍率ズームレンズが好みでは無く、単焦点の光学性能を上回ることはほぼ不可能だろう。しかし、汎用性の高いズームレンジこそが究極の画質を上回る人も居いるはずだ。
  • 200mmからテストを始めると、40-150mm F2.8 PROや300mm F4 PROと同等では無いことが分かる。改めてこのレンズがPROレンズでない事を思い出さなければならない。75-300mmや40-150mm Rと似たシャープネスだが全体的にディテールが保持され、コントラストが優れている。
  • 200mmでは開放F値がF6.3と暗くなるため、シャッタースピードを下げるか、ISO感度を上げるかの選択が必要となってくる。
  • F値の変動は以下通りだ。
    ・12mm F3.5
    ・17mm F4.2
    ・25mm F4.7
    ・40mm F5.3
    ・50mm F5.7
    ・75mm F6.1
    ・100mm F6.2
    ・112mm以上 F6.3
  • 面白いことに12-50mmではF3.5-5.7となり、キットズームレンズと同等だ。100mmで既にF6.2となっているのは残念だ。
  • 中間域では100mmを超えるとシャープネスが低下し始める一方で12-100mmでは予想よりも良好だ。12-100mmのズームレンジではキットレンズよりもシャープである。
  • 色収差と歪曲収差は明らかにデジタル補正に依存している。デジタル補正で最適化されたRAWでは歪曲やパープルフリンジは確認できない。
  • 逆光耐性はおそらく12-100mm F4 IS PROを凌駕している。12-40PROや12-100PROはもっと簡単にフレアが発生する。
  • 重量は12-40PROより100g重いが、12-100PROより100g軽い。E-M1 Mark IIではバランス良好だがE-PL9のようなカメラでは釣り合っていないだろう。
  • オートフォーカスは他のM.ZUIKOと全く同じだ。最大限活用するつもりなら5軸手振れ補正のOM-Dをおススメする。
  • 12mmでは被写体に10cmまで近寄ることが出来るので面白い広角マクロが可能だ。望遠側では換算0.46倍となるためマクロレンズの代わりにもなるだろう。
  • 14-150mmとの比較で150mmと200mmの差はあまり意味が無いかもしれない。しかし、広角12mmと接写性能は違いを感じることが出来るはずだ。しかも広角側はとてもシャープだ。
  • 12-100PROと比較するならば、あらゆる面で12-100PROが優れている。しかし、より大きく重く高価なレンズである。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3は面白いレンズだ。絶対的なシャープさではPROレンズに敵わないが、12-100mmのズームレンジではとても良好なパフォーマンスを維持している。

最も印象に残ったのは逆光耐性と、超高倍率ズームレンズにも関わらずサイズと重量を快適な水準に抑えていることだ。低照度で常時撮影しない限り、このレンズに満足しない理由が見つからない。

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