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オリンパス 12-40mm F2.8 PROは高価だがコストパフォーマンスは良好

Digital Camera Worldがオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」のレビューを公開。MFTレンズとしては高価ですが、優れた光学性能と耐候性、操作性を評価しています。

Digital Camera World:Olympus M.Zuiko Digital ED 12-40mm f2.8 PRO review

外観・構造:

  • 美しく仕上げられたこのレンズは、優れた耐候性品質を備えています。

携帯性:

  • 記載なし。

操作性:

  • フォーカスリングを引いてマニュアルフォーカスにすると、フォーカス距離の目盛りが表示されるなど、贅沢な仕様になっています。しかし、プッシュプルのフォーカスリングはすべての人の好みに合うわけではありませんし、誤って間違った位置に動かしてしまうこともあります。
  • カスタマイズ可能なレンズファンクションボタンも装備しています。

フォーカス:

  • MSC(Movie & Stills Compatible)オートフォーカスシステムは、静止画では高速で、動画ではほぼ無音でスムーズに作動します。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 実写テストでは、ズーム全域でシャープネスとコントラストが優れており、開放F2.8で撮影した場合でも良好な結果が得られました。
  • シャープネスのラボテストの結果は、特に感動的なものではありませんが、このレンズは実写テストでは非常に良い結果を出しています。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 記載なし。

色収差:

  • ファームウェアの補正により、倍率色収差や歪曲収差は全く問題なく、ゴーストやフレアも非常に発生しにくいレンズです。
  • カメラ内自動補正の効果もあり、画面の隅々までフリンジは見られません。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • ファームウェアの補正により、倍率色収差や歪曲収差は全く問題なく、ゴーストやフレアも非常に発生しにくいレンズです。
  • フリンジと同様、自動補正で歪みをしっかり抑えているので、ディストーションのない画像をお約束します。

周辺減光:

  • 記載なし。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • ファームウェアの補正により、倍率色収差や歪曲収差は全く問題なく、ゴーストやフレアも非常に発生しにくいレンズです。

総評

フルサイズ換算で24-80mmの画角をカバーするF2.8の大口径ズームレンズだ。耐候性に優れたタフな構造で、高級感のある操作性とオールラウンドの優れた性能を備えている。高価なレンズだが、全体的にクオリティが高く、コストパフォーマンスは良好だ。

  • 長所
    ・F2.8
    ・優れたビルドクオリティ
    ・フォーカスクラッチ構造
  • 短所
    ・MFTレンズとしては大きい
    ・高価
    ・フォーカスクラッチ構造

とのこと。
PROシリーズとしては比較的古い、2013年に登場したレンズですね。既に同じ光学設計の後継モデルが存在しますが、OM-1に合わせた高い防塵防滴仕様が必要無ければ旧モデルを購入するのも一つの手と言えるかもしれませんね。売り出したばかりの後継モデルと比べて安く出回っており、状態の良い中古レンズも豊富に揃っています。キットレンズのばらし品(未使用品)が流通しているのもポイントと言えそうです。

もちろん、旧モデルを新品の売り出し価格に近い設定で購入するのであれば後継モデル「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II」を購入した方が良いでしょう。また、レンズ製造技術の向上で逆光耐性が改善していると言われており、少し高くても後継モデルを購入するメリットはあるようです。資金に余裕があればII型を購入するのがおススメ。

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