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ニコンNIKKOR Z 50mm f/1.8 SはシグマArtやソニーFE55mmより優れた収差補正のレンズ【海外の評価】

DPReviewが珍しくニコンの交換レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」のレビュー記事を掲載しています。

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ニコン新世代の光学設計

  • Fマウントの50mm F1.8と比較すると、高度なコーティングや複雑な光学設計を採用したグレードの高いレンズだ。ニコンがZマウントへの移行を契機として標準レンズを再設計するチャンスを得たのは明らかだ。
  • 外観はFマウントとは異なり、全体的にソニーZAやシグマArtを彷彿とさせるデザインだ。スタイリッシュでシンプルなデザインである。
  • 鏡筒はポリカーボネートとアルミニウム合金で構成されている。
  • 見栄えが良く、操作性が良く、重すぎず軽すぎず、高水準なビルドクオリティだ。
  • フォーカスリングに悪い部分は無く、カメラとのマウントにガタツキは無い。
  • 何度も雨や風の過酷な環境で撮影してきたが、何の問題もなく動作している。唯一遭遇した問題はAF/MF切替時に発生した動作不良だ。しかし、レンズを再装着することで問題は解決した。
  • Z 35mm F1.8 Sと非常によく似た外観なのでカメラバッグから取り出す時に迷ってしまう。何かラベルを貼っておくべきだろう。
  • オートフォーカスは一般的な撮影条件以上では正確に素早く動作する。FマウントのリングタイプSWMほど速くは無いが、大部分の被写体には十分な速度だ。35mm F1.8 Sより僅かに高速である。
  • オートフォーカスは高速かつ静かに動作する。動作音はとても小さく、滑らかに動くので動画撮影にも最適だ。
  • マニュアルフォーカスは回転する速度に応じてピント移動量が変化する。静止画では良いかもしれないが、ビデオグラファーからするとリニアなレスポンスを好む人もいるだろう。
  • 解像性能やコマ収差補正はシグマ 50mm F1.4 DG HSM Artと比べて明らかに優れている。F2.8-F5.6では同程度だ。絞った時の光条はシグマのほうが魅力的だ。低照度の手持ち撮影ではとても有用なレンズとなるだろう。
  • フレア耐性も優れたパフォーマンスを発揮する。フレアを発生させようとしても極僅かだ。
  • ボケ質の点で言えば最も見栄えが良いレンズとは言えない。シグマ50mm F1.4 DG HSMの玉ボケは実に綺麗だ。しかし、高解像・「玉ねぎボケ効果」があるにも関わらず、ボケは心地よい柔らかさだ。稀に騒がしくなる場合もあるが、ピント面からボケへのグラデーションは滑らかだ。ポートレートで重要な髪にかかるボケのグラデーションはとても良好に描写されている。
  • F2.8まで絞るとボケ質に大きな差は無くなる。
  • ソニーFE55mm F1.8は適度に軸上色収差が発生しているが、Z 50mm F1.8 Sは事実上ゼロであることが分かる。これは実写でも当てはまることだ。軸上色収差はとても良好に補正されている。軸上色収差はニコンのポートレートで悩みの種だったため、これはとても歓迎できる展開だ。

高価なF1.2・F1.4レンズが溢れる中で、中価格のF1.8は目立たないかもしれない。しかし、低照度の撮影や妥協のないF1.8で撮影する人にとってこのレンズは真剣に検討すべきものだ。従来のNIKKOR 50mmと比べてシャープネスのみならず、コマ収差、軸上色収差の点でとても良好に補正された新世代の光学系である。

もちろんF1.4のような浅い被写界深度や明るさが長所となる場合もある。シグマ50mm F1.4 Artは我々のお気に入りレンズの一本である。

ソニーFE55mm F1.8は驚くほどシャープなレンズで軸上色収差以外はニコンとよく似た光学性能だ。ニコンはより優れたパフォーマンスだが少しサイズが大きい。しかし、200ドルほど安価だ。

好きなポイント:ビルドクオリティ・Zカメラとのバランス・全ての絞り値で優れたシャープネス・とても良好に補正されたコマ収差・軸上色収差がとても少ない

好きでは無いポイント:伝統的な50mmと比べると大きい・Fマウントの50mmと比べると高価(しかしこれは新設計のためだ)・最上級のボケ質ではない

とのこと。

手持ちのレンズでチェックしてみた印象とほぼ同じです。個人的にはもう少しボケにバランスを寄せても良かったとは思うのですが、解像性能とボケ質のバランスはとても良いと感じます。

シグマ50mm F1.4 ArtをF1.8絞った際の解像性能やソニーFE55mm F1.8より軸上色収差が良好な上でどちらよりも安い、というのは大きいですね。コストパフォーマンスがとても良く、ニコンZユーザーならば買わない理由が見つからないレンズ。防塵防滴仕様がしっかりとしているのもGood。

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