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ベースISOで競合機種の大半よりノイズが少ない|M11-P

DPReviewがライカ「M11-P」をスタジオテストシーンに追加。6000万画素らしい優れた解像性能と、ベースISO 64を使うことでノイズの少ない画質が得られるとのこと。

DPReview:Leica M11-P studio scene: the rangefinder with resolution

ディテール・ノイズ

  • ライカM11-PのベースISOは64であり、処理済みのRAWデータはフルサイズでカラーフィルターを搭載する競合機種の大半(全てではないが)よりもノイズが少ない。
  • ベースISOが100未満のニコンZ7 IIなどのカメラと同程度のノイズレベル。
  • 当然ながら、ソニー製6100万画素センサーを搭載する他機種と同等の細部描写力を発揮する。
  • 中~高ISO域では、現代のフルサイズカメラと遜色ないRAW画質を得られる。

JPEG

  • M11-PのJPEGエンジンは色彩表現に優れるが、RAWが捉える細部の全容を再現する点では、ベースISOでもやや及ばない。この傾向は高ISO感度でより顕著になる。
  • ノイズリダクションを施しても、ディテール保持性能はまずまずだがトップクラスとは言えない。また、このノイズリダクションはキヤノン、ニコン、ソニーが採用する技術ほど洗練されておらず、JPEG画像には色ノイズと輝度ノイズが多く残る。

ダイナミックレンジ

  • ダイナミックレンジに関しては、M11-Pは期待通りの性能を発揮。
  • ポスト処理で影を引き上げたり、ハイライトを保持して撮影したりするための十分な余裕がある。
  • 現実的には、このカメラとレンジファインダー式フォーカス機構が最も得意とする領域ではないが、それでも、どんな撮影をしようとも、センサーが必要な画質を十分に提供できることは心強い。

シャッターショック

  • 機械式シャッターで低速撮影した場合、シャッターショックの影響が画像に現れることが確認された。そのため、可能な限りシャープな結果を得るために、一部のサンプルでは電子シャッター撮影を採用している。
  • 三脚使用時にはこの特性を認識しておく価値があるが、手持ち撮影の場合、カメラのピント合わせと手ぶれ防止能力、そして非手ぶれ補正センサーの組み合わせが、むしろシャープネスにおける制限要因となる可能性が高い。

DPReviewのテストでは、基本的に従来の6100万画素センサーと同じく良好な画質が得られるようです。6100万画素でISO 64を利用できるカメラはライカ以外に存在しないので、低ISOでの画質は唯一無二と言えるかもしれません。(ニコン機は4500万画素まで)

ライカ M11-P 最新情報まとめ

  • 発売日:2023年10月28日
  • 初値:1,438,800円

オリジナルのM11をベースとして、外観の変更や内蔵ストレージの強化、モニタはゴリラガラスよりも硬度が高いサファイアガラスに変更。さらにコンテンツ認証機能を備え、像の真正性を担保することが可能となりました。基本的な操作性や画質はオリジナルと同じです。

主な特徴

(太字が主な改善点)

  • 有効画素数:約6030万画素
  • LEICA MAESTRO III
  • 記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I推奨、SDXCは2TBまで)
  • 内蔵メモリーをM11よりもさらに大容量化の「256GB」
  • 液晶モニター:2.95型 約233万ドット サファイアガラス使用
  • シャッタースピード:1/4000秒〜60分
  • ISO感度:ISO 64〜50000相当
  • スマホ接続:Wi-Fi
  • 質量:約640g(バッテリー含む)
  • マグネシウム合金ボディ
  • 電池:充電式リチウムイオンバッテリー(付属)
  • 撮影可能枚数:約700枚(レンジファインダー使用時、CIPA規格による)、最大1700枚(ライカ最適化サイクル)
  • 画像にメタデータを付与することで画像の真正性を担保し著作権を保護できる機能を搭載 Leica Content Credentials(ライカコンテンツクレデンシャル)

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