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Digital Camera WorldがニコンのDXミラーレス用交換レンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」のレビューを掲載しています。
- 非常にコンパクトなレンズだが、4.5段分の補正効果を持つ光学手ぶれ補正を搭載している。開放F値はF3.5-6.3であり、望遠側は暗いが手ぶれ補正が役に立つはずだ。
- Instagramのインフルエンサーであり、トラベルフォトグラファーによるプレゼンテーションがあったように、旅行との相性が良いカメラだ。
- プラスチックパーツを使ったレンズであることは明らかだが、軽量化というメリットがある。重量はわずか135gだ。
- 珍しいことにレンズフードはフィルターソケットにねじ込むタイプだ。
- 「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」と組み合わせることで、一般的に使う焦点距離をカバーできる。
- コントロールリングはカスタマイズ可能だ。マニュアルフォーカスの他、露出補正や絞り制御、ISO感度の設定を割り当てることができる。フォーカスリングは非常に幅が狭いものの、レンズサイズを考えると妥協すべきポイントだ。
- フルサイズZ 7やZ 6に装着すると自動的にクロップモードとなる。
- フォーカス駆動は高速かつ静かだ。Z 50の優れたオートフォーカスを補完している。
- 手ぶれ補正についてテストしていないが、低照度でも望遠端で1/4秒のシャッタースピードで成功率は高い。これはニコンが主張している4.5段の補正効果に近いものだ。
- 中央は解像性能は16mmの絞り開放で非常に良好だ。望遠側はそれほど見事な結果では無いが、キットレンズとしてはとても理にかなったパフォーマンスである。
- テストチャートでは四隅の解像性能が伸び悩むが、望遠側では健闘している。
- 色収差は16mmで目に付くものの、焦点距離を考えると予想の範囲内だ。24mm以上では色ずれがほとんど無い。
- 歪曲収差は非常に小さいが、これはカメラ内のレンズ補正を適用しているためだ。
Nikon Z 50の魅力的なコンパクトボディのメリットを全く損なうことが無い標準ズームレンズだ。小さく非常に軽量であり、トラベルやストリートフォトで人気が高まるだろう。0.2mのクローズアップ性能も見事だ。
プラスチックパーツを使ったレンズの作りは高級感に欠けているかもしれないが、価格・汎用性・小さく可愛い外観が魅力的なレンズである。
長所:超コンパクト・見事な接写性能・カスタマイズ対応コントロールリング
短所:望遠端がF6.3の開放F値・プラスチック鏡筒がいくらか残念・フォーカスリングが狭い
Digital Camera World:Nikkor Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR review
とのこと。
小型軽量な沈胴式ズームですが、ニコン最新の光学設計とミラーレスらしい自由度のあるレンズに仕上がっているようですね。個人的にレンズマウントぐらいは金蔵マウントでも良かったのでは?と感じるものの、携帯性と光学性能のバランスが良さそうなので気になる一本。
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