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DxOMarkがニコンZ 7のセンサースコアを公開 ほぼD850と同じパフォーマンス【海外の評価】

DxOMarkがニコンのフルサイズミラーレス「Nikon Z 7」のセンサースコアとレビューを掲載しています。

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D850と同じく優れたセンサー性能

総合 色深度 DR 低照度ISO
Z 7 99 26.3 14.6 2668
Z 6 95 25.3 14.3 3299
D850 100 26.4 14.6 2660
α7R III 100 26.0 14.7 3523
D810 97 25.7 14.8 2853
K-1 96 25.4 14.6 3280
α7 III 96 25.0 14.7 3730
D600 94 25.1 14.2 2980
  • Z 7の「4570万画素裏面照射型CMOSセンサー」は99という見事なスコアだ。これは我々がテストしてきたカメラで5番目に高いスコアである。
  • 最大の強みは色深度「26.3bit」であり、これは全てのセンサー中で3位に輝くパフォーマンスである。
  • ダイナミックレンジは14.6EVと非常に高い。トップクラスの「ハッセルブラッド X1D-50c」と比べて僅か0.2EVの差だ。
  • 高画素モデルらしく、低照度ISO性能は弱みとなるポイントだ。しかし、これは最高クラスの高画素センサーであり、低照度ISO性能の高いカメラはどれも低画素モデルだ。
  • パフォーマンスはNikon D850と非常に近い。実質的にD850と同じと言えるだろう。α7R IIIとも似ており、色深度とダイナミックレンジででより優れるが、低照度ISOはα7R IIIのほうが適している。
  • 色深度の傾向はD850やα7R IIIと非常に近い。ISO25600以上ではZ 7の色深度はD850とα7R IIIを下回る。滑らかなグラデーション領域で差が顕著となるはずだ。
  • ISO100以下で14EV以上となる優れたダイナミックレンジだ。ISO800でも12EV以上のスコアを達成している。ISO800以上ではα7R IIIが0.5EV程度有利だ。劇的な違いでは無いが、明るい雲のディテールなどで差がでるかもしれない。
  • 低照度ISOの傾向はD850とほぼ同じだ。どちらも優れているが、ISO全域でα7R IIIにI及ばない。とは言うものの、数値はとても近いため画質の違いを見つけるのはほぼ不可能だろう。

Nikon Z 7のセンサーはD850と似ているが、同一の結果では無い点が面白い。おそらく像面位相差用のセンサーが原因となっている。

全体的に優れたパフォーマンスを発揮し、高精細で優れた色深度・ダイナミックレンジを備えている。風景写真・ウェディング・そしてハイアマチュアにとって良い選択肢のようだ。

とのこと。

僅かな差があるようですが、ほぼNikon D850と同じパフォーマンスのイメージセンサーですね。実際、D850とZ 7を使った身として同程度の画質と感じます。

色深度・ダイナミックレンジ・低照度ISO性能でα7R IIIとやや傾向が異なるようですが、実写では違いがほぼ無いと見て間違いないでしょう。

NIKKOR Zシリーズのレンズを使うことができる点を考慮すると、「システムとしての画質」はD850より良好と言えそうです。

Z 24-70mm F4 Sの逆光耐性や周辺までパキっと解像するパフォーマンス、Z 50mm F1.8 Sの安定したボケ質や解像性能などは是非体験して欲しいレンズ。

Nikon Z 6の最新情報やレビュー・作例を集めているページはコチラ

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