Camera Labsがキヤノン「RF400mm F2.8 L IS USM」「RF600mm F4 L IS USM」のレビューを公開。EOS R5と組み合わせて良好なAF性能や手ぶれ補正を得ることが出来るみたいですね。
Camera Labs:Canon RF 400mm f2.8L RF 600mm f4L review
キヤノン RF 400mm F2.8とRF 600mm F4は、あらゆる意味での超望遠レンズであるだけでなく、EOS Rがプロスポーツや野生動物の撮影に対応していることを明確にしている。これらは、2018年に発売されたEFレンズの「III型」に比べてマイルドなアップデートに過ぎないかもしれない。しかし、キヤノンはミラーレスを念頭に置いてそれらを設計したので、今でも最高水準の光学系であり、再設計する意味はないだろう。
RFマウント版は、EFマウント版にアダプターを組み込んだだけのものでは無い。ネイティブRFマウント通信により、より速い連写速度に対応し、動画撮影ではより細かい絞り調整が可能だ。手ぶれ補正も改善されており、デュアルパワードライブを搭載した次期ボディでは、より速いフォーカシングとなるかもしれない。すでにEFマウント版をお持ちの方は乗り換える必要性は無いが、新たにミラーレスを購入される方は、価格が同じのRFマウント版で機能向上を実感していただけるのではないかと思う。
価格について言えば、これらのレンズはもちろん目が飛び出るほど高価で、プロや代理店、あるいは非常に裕福なアマチュアを対象としていることは言うまでもない。しかし従来のEFマウント版やソニーの同等品よりも高価ではなく、大口径の超望遠レンズはこれくらいの価格設定だ。
低価格でこれだけの性能を求めるのであれば、絞りは妥協しなければならない。「RF600mm F11」と「RF800mm F11」は、オートフォーカスやファインダーの明るさを活かし、それぞれ700ドル、900ドルと非常にリーズナブルな価格で、驚くような体験ができる。また、シグマやタムロンのEFレンズの超望遠ズームも豊富にあり、RFマウントのネイティブレンズが出ることを祈りたい。
しかし、「RF400mm F2.8 L IS USM」「RF600mm F4 L IS USM」は、万人向けに設計されたものでは無い。大規模なスポーツイベントの側面で見かけるフォトグラファーや、希少でエキゾチックな野生動物を追いかけるフォトグラファーが使用するものだ。手頃な価格ではない。そして重要なことは、キヤノンがEOS Rをプロスポーツや野生動物のための本格的なプラットフォームであると考えていることだ。
とのこと。
もともと一眼レフ用に設計されたレンズですが、EOS Rシステムでも良好に機能するみたいですね。レビュー中ではEOS R5と組み合わせて12コマ秒のメカニカルシャッターや20コマ秒の電子シャッターを使った野鳥撮影で評価をしています。100%の成功率とは言えないものの、非常に高い成功率を得ることができ、カスタマイズを調整することでさらに高めることが出来るかもしれないとのこと。
電子シャッター使用時はローリングシャッターの影響が目立つらしく、メカニカルシャッターの使用をおススメしています(被写体が横方向へ動く場合)。手ぶれ補正の効き目は良好とのことで、600mm F4とEOS R5を組み合わせて1/13?1/6秒でもかなりまともな補正効果を得ることができる模様。
RF400mm F2.8 L IS USM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフマップ | e-BEST | ノジマ | PayPay |
ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA | |
RF600mm F4 L IS USM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフマップ | e-BEST | ノジマ | PayPay |
ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA |
RF400mm F2.8L IS USM
高画質と軽量化を両立したEF400mm F2.8L IS III USMの優れた光学系をRFマウントに継承。マウントアダプターを経由しない、RFマウントレンズとすることで、カメラとレンズの一体感が向上。画質もサイズも定評のあるEFモデルと同等を実現し、軽快な機動力で圧倒的な高画質撮影をアシストします。蛍石2枚、スーパーUDレンズ1枚を採用し、プロ/ハイアマが常用するフラッグシップ超望遠レンズとして色にじみのないクリアでシャープな高画質を実現しています。
- プレスリリース
- 商品ページ
- 仕様表
- 作例
- データベース
- デジカメwatch 速報
- DPReview 速報
- 2021年7月下旬発売予定
- 2021年4月16日(金)午前10時 予約開始
- 公式オンラインショップ 1,665,000円
製品名 希望小売価格 発売日 RF400mm F2.8 L IS USM オープン価格 2021年7月下旬 主な仕様
- 焦点距離:400mm
- 絞り値:F2.8-32
- 絞り羽根:9枚 円形絞り
- レンズ構成:13群17枚
- 最短撮影距離:2.5m
- 最大撮影倍率:0.17倍
- フィルター径:52mm
- サイズ:φ163x367mm
- 重量:2.89kg
- 防塵防滴:対応
- AF:リングUSM
- 手ぶれ補正:最大5段分
- その他機能:
・フッ素コーティング
・スーパースペクトルコーティング
・エアスフィアコーティング
・エクステンダー対応
・フォーカスリング感度調節
・フォーカスプリセット
RF400mm F2.8 L IS USM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフマップ | e-BEST | ノジマ | PayPay |
ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA |
RF600mm F4L IS USM
EOS Rシステムの高性能化にあわせ、登場が待たれたプロ/ハイアマ用超望遠単焦点LレンズをRFマウント化。プロ/ハイアマの超望遠撮影ニーズに高次元で応えます。光学軽量化設計とメカ軽量化設計により大幅な軽量化を実現したEFモデルの光学系を継承し、蛍石とスーパーUDレンズなどの活用により、第2レンズ以降の光学系を後方に集中配置したことで、小型化と軽量化を実現しています。
- プレスリリース
- 商品ページ
- 仕様表
- 作例
- データベース
- デジカメwatch 速報
- DPReview 速報
- 2021年7月下旬発売予定
- 2021年4月16日(金)午前10時 予約開始
- 公式オンラインショップ 1,810,000円
製品名 希望小売価格 発売日 RF600mm F4 L IS USM オープン価格 2021年7月下旬 主な仕様
- 焦点距離:600mm
- 絞り値:F4-32
- レンズ構成:13群17枚
- 最短撮影距離:4.2m
- 最大撮影倍率:0.15倍
- フィルター径:52mm
- サイズ:φ168x472mm
- 重量:3.09kg
- 防塵防滴:対応
- AF:リングUSM
- 手ぶれ補正:
- その他機能:
・フッ素コーティング
・スーパースペクトルコーティング
・エアスフィアコーティング
・エクステンダー対応
・フォーカスリング感度調節
・フォーカスプリセット
RF600mm F4 L IS USM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフマップ | e-BEST | ノジマ | PayPay |
ビックカメラ | ヤマダ | PREMOA |
関連レンズ
一眼レフ用
- EF400mm F4 DO IS II USM
- EF400mm F2.8L IS III USM
- EF400mm F2.8L IS II USM
- EF500mm F4L IS II USM
- EF600mm F4L IS III USM
- EF600mm F4L IS II USM
- EF800mm F5.6L IS USM
- 500mm F4 DG OS HSM
関連記事
サイト案内情報
最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。