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銘匠光学「TTArtisan 21mm F1.5 ASPH」は絞り開放がソフトでボケは騒がしい

Sony Alpha Blogが銘匠光学「TTArtisan 21mm F1.5 ASPH 」のレビューを公開。絞り開放付近のシャープネスが伸び悩み、ボケや逆光耐性も平凡と指摘。同程度の価格のタムロンを買うべきと言及しています。

Sony Alpha Blog:TTArtisan 21mm F1.5

レンズの紹介:

  • もともとライカMマウント用に設計されたレンズだが、今はEマウント用も販売している。

ビルドクオリティ:

  • ビルドクオリティはとても良好だ。
  • レンズフードは取り外すことができない。
  • 72mm円形フィルターに対応したアダプターを装着可能だ。これはよく考えられている。

携帯性:

  • 記載なし。

操作性:

  • 絞りリングはクリック付きで動作する。動画撮影で便利とは言えない。
  • フォーカスリングはピント全域で160度の回転角である。

オートフォーカス:

  • 記載なし。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 6100万画素のα7R IVでテストした。
  • 全体的に残念な結果だ。絞り開放はフレーム全体で悪く、良好な結果を得るにはF8まで絞る必要がある。中央のみシャープさが必要な場合でもF5.6まで絞る必要がある。
  • ポートレートでも絞り開放は非常にソフトだ。F2.8まで絞ると丁度よくなる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 最短撮影距離が長いのでボケ量は限定的だ。
  • 後ボケはかなり騒がしい。
  • 逆光や色収差の影響がなければ発色は良好だ。

色収差:

  • 色収差が発生しているものの、ソフトな描写で滲み拡散している。紫の色ずれが多い。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 歪曲収差は目立つ。

周辺減光:

  • F1.4で目立つが、F8まで絞ると解消する。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 逆光耐性は平凡だ。
  • F16まで絞ると素敵な光条を得ることが出来る。

競合レンズとの比較

  • 以下のレンズと比べてみる。
    ・Tamron 20mm F2.8 DI III
    ・Cosina VoightLander 21mm F1.4
    ・Sony FE 20mm F1.8 G
  • TTArtisanは最も重く、最短撮影距離が最も長い。そして唯一のフルマニュアルレンズだ。
  • ソニーとコシナは絞りリングをクリックレスにすることができる。
  • シャープネスはTTArtisanが最も悪い。ソニーとコシナ、ツアイスLoxiaが最高だ。次点でタムロンとなる。
  • ボケはTTArtisanが最も騒がしい。
  • 歪曲はタムロンが最も悪いがプロファイルで補正可能だ。
  • 周辺減光や逆光耐性はTTArtisanが最も悪い。
  • 価格を考慮すると、タムロンが同程度で遥かに優れたシャープネスとマクロ機能、AFを備えている。タムロンがおススメだ。
    最高の20mmを探しているのであればソニーを、MFレンズの場合はコシナを選ぶと良いだろう。

作例集

総評

TTArtisan 21mm F1.5は、もともとライカM用に作られたものをソニーEマウントに適合させたものだが、光学設計の変更は無い。このレンズは開放で強いゴーストが発生し、F2.8からしか使えない。四隅の結果はかなり悪く、F8で使える水準となる。また、強い周辺減光や、平均的なフレア耐性、中程度の歪曲収差に悩まされる。

価格と性能を考えると、同じ価格で、シャープネスとマクロ性能に優れ、AFを搭載しているタムロン20mm F2.8 Di III OSD M 1:2 (F050)を選ぶのが良いだろう。最高の1本を求めるのであれば、AF付きのレンズであればソニーの20mm F1.8 G、マニュアルレンズであればVoigtländer 21mm F1.4 Nokton Asphericalを選ぶべきだ。このレンズはおススメしない。

  • 長所
    ・とても良好なビルドクオリティ
    ・フィルターホルダー対応
    ・逆光の影響がない場合の発色
    ・小型
    ・F8で良好な結果
    ・素敵な光条
    ・色収差
  • 平凡
    ・逆光耐性
    ・価格設定
    ・騒がしい後ボケ
    ・入射光によるカラーシフト
    ・比較的重い
  • 短所
    ・周辺減光
    ・絞り開放のシャープネス
    ・F5.6までの四隅シャープネス
    ・F2.8までの中央シャープネス
    ・長い最短撮影距離

とのこと。
手ごろな価格の大口径広角レンズですが、光学性能はあまりパッとしないみたいですね。同程度の価格で購入できるタムロンのほうが良好な光学性能であり、さらにAFにも対応しているので無難な選択肢となる模様。それでも明るい広角レンズが必要であれば、ソニー純正やコシナのMFレンズを検討するのが良さそうです。
実写作例を確認しても、確かに開放がソフトなのでシャープネスは期待しないほうが良いかも。ボケは騒がしいですが、3万円台で21mm F1.5のボケが必要であれば面白い選択肢となるかもしれません。

銘匠光学 TTArtisan 21mm F1.5 ASPH 交換レンズデータベース

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