VILTROX カメラ レンズ 海外の評価

VILTROX AF 16mm F1.8はFE 14mm F1.8 GMよりシャープ

Dustin Abbottが「VILTROX AF 16mm F1.8」のレビューを公開。全体的にとても良好な光学性能で、14mm F1.8 GMよりもシャープな結果が得られると評価しています。

Dustin Abbott:Viltrox AF 16mm F1.8 FE Review

  • 外観:16mmでは珍しいF1.8。屋外でも見やすい情報モニタ搭載。
  • 構造:防塵防滴。USB-Cポートによるアップデートが可能。総金属製だがフードはプラスチック製。
  • 携帯性:大口径だが適度なサイズと重量。ねじ込み式フィルターに対応。17-28mm F2.8より若干大きい。
  • 操作性:VILTROX初のデクリック対応絞りリング。Fn1は通常のボタンカスタマイズに対応。Fn2はA-Bフォーカスなど独自機能に対応。ボタンの感触は良くない。
  • AF:高速で静か、正確に動作。
  • MF:210度のストロークで滑らかに回転。
  • 手ぶれ補正:非搭載。
  • 解像性能:F1.8から中央は良好で、隅も少し低下するのみ。F1.8から風景撮影が可能。14mm F1.8 GMよりも隅がシャープ。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:超広角だが被写体を分離するのに十分なボケが得られる。
  • 軸上色収差:厳しい状況で軽度に発生。従来よりも改善している。
  • 倍率色収差:良好な補正状態。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:非常に軽度。
  • 周辺減光:重めで強い補正が必要。
  • コマ収差:とても良好な補正状態。
  • 逆光耐性:良好だが完璧ではない。
  • 光条:絞ると光条が発生するが、その場合はゴーストが多い。
  • 作例集
  • 総評:このレンズは理想にとても近い性能に仕上がっている。価格を考慮すると競合製品を挙げることが難しい。次に登場するVILTROXレンズが楽しみだ。
  • 競合について
  • 備考

とのこと。
国内でも7万円台で販売開始しているVILTROX製の超広角レンズですね。ここ最近のVILTROXレンズは光学性能に磨きがかかった印象を受けますが、このレンズも例外ではないようです。ソニーEマウント用レンズを数多くレビューするSony Alpha Blogでも高い評価となり、PhillipreeveやDustin Abbottでも非常に高い評価。

実際に各種作例を確認してみると、確かに良好な光学性能を実現しているように見えます。超広角レンズながらボケも綺麗ですね。F1.8のフレーム隅ではパフォーマンスの低下が見られるものの、少し絞ると4200万画素のα7R IIでも良好な結果が得られています。歪曲収差や色収差の補正状態もかなり良さそう。この性能で10万円以下を実現しているのは凄いですねえ。

VILTROX AF 16mm F1.8 最新情報まとめ

VILTROX AF 16mm F1.8
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年5月26日 初値 ¥75,999
マウント E 最短撮影距離 0.27m
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 不明
焦点距離 16mm フィルター径 77mm
レンズ構成 12群15枚 手ぶれ補正
開放絞り F1.8 テレコン
最小絞り F22 コーティング NanoM
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ×mm 防塵防滴 対応
重量 g AF STM
その他 クリック切替 絞りリング・LCDパネル
付属品
レンズフード

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