FUJIFILM X-T30用ファインダーアイカップを使う

このページではフジフイルムのミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T30」用の社外製ファインダーアイカップのレビューを掲載しています。

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X-T30は純正アイカップが無い

フジフイルム製ミラーレスカメラ「X-T30」には電子ビューファインダーが備わっています。

明るい屋外で背面モニタが見づらい場合などで視認性の高いファインダーがあると便利ですね。しかし、他のカメラと比べて遮光性を高めるアイカップが小さく完全に遮光することはできません。

利便性を大きく損ねるわけではありませんが、ファインダーに目を近づけすぎて鼻がモニタに当たってしまうのが難点。（タッチパッドAFが誤作動してしまう）

残念ながらX-T30はアイカップを交換したり、変更したりすることが出来ない仕様です。そんな時に新発売と目に留まったのがアクセサリーシューを使ってアイカップを装着する社外製アイテム。

1600円程度と高すぎない価格設定。実を言えばUN製以外にも似たような製品があったようですが、現在在庫が安定しているのはUN製のようです。（楽天市場で出品を確認）

X-T30はX-T20やX-T10と同じボディ形状となっているためアイカップも共用できる模様。

UN製 FUJIFILM X-T30/T20/T10用アイカップ
楽天市場	Amazon	キタムラ	Yahoo

アクセサリーシューへ差し込むパーツがプラスチックでアイカップ本体はシリコン素材。柔らかい素材で目元に合わせて形状が変形するためフィットしやすい。

プラスチックパーツの耐久性が気になるものの、装着してしまえばパーツに高負荷がかかることはないはず。

プラスチックパーツとシリコンアイカップは分離が可能。アイカップにゴミが付着した場合は水でさっと洗うことができそうです。

装着時に注意することは何もなく、アクセサリーシューにそのまま差し込めばすぐ利用できます。

内蔵フラッシュとの干渉はありませんが、もちろん外付けフラッシュは利用することが出来ません。

専用設計だけにX-T30にジャストフィット。

特に気になるガタツキは無く、アイセンサーも問題なく動作します。

従来と比べてアイカップは非常に大きくなりました。これなら高い遮光性を期待できそうですね。

ただ、後方へ大きく突出しているため携帯性は低下すると考えておくべきでしょう。

収納性の低下が予想できますが、シリコン製アイカップは前方へ折りたたむことが可能。本体から5mmほど厚みが増すものの、カメラバッグへの収納性を大きく損なうことはありません。

チルトモニタの可動域と干渉するため注意が必要。

上方向へのチルトは問題ありませんが、下方向へチルトする場合はアイカップと接触します。モニターを手前に引き出してから下方向へチルトするのは可能。

上方向は干渉しないもののアイカップが大きく多少ケラれると考えておくべき。

裸眼でなんとか四隅までファインダー像を確認できる。眼鏡だと厳しいかな、という印象。

やはり遮光性の高いファインダーはライブビュー像に集中できる。アイカップ無しと有りではずいぶんと違う、これはおススメのアイテム。

鼻がモニタに当たりづらくなったのでタッチパッドAFの誤操作が減ったのも地味にGood。

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