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フジフイルムXF200mmF2 R LM OIS WRは高価だが強くおススメできるレンズ【海外の評価】

ePHOTOzineがフジフイルムの交換レンズ「XF200mmF2 R LM OIS WR」のレビューを掲載しています。やや高価ですが、絞り開放からピークとなる解像性能を発揮する、とてもハイパフォーマンスなレンズのようですね。

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開放からピークの解像性能

  • 仕様書を見るとキャップ込みで2265gだが、我々が実際に計ると2240g、フード込みで2460gだ。
  • 大きなレンズだがバランスはよく、カメラとの組み合わせは良好だ。長時間は難しかもしれないが、それなりの時間の手持ち撮影を楽しむことが可能だ。
  • フォーカスリングはとても滑らかだ。
  • オートフォーカスは高速・静音・効果的だ。フォーカスリミッターは「5m?∞」「FULL」の2種類だ。
  • 絞りリングは1/3段で動作するクリックストップがある。
  • アルカスイス互換の三脚座はは取り除くことが出来ない。
  • 付属のテレコンバージョンレンズはマグネシウム合金製でハードな使用を想定したものだ。
  • マスターレンズの解像性能はフレーム全域で際立っている。F2-F4でoutstanding、F5.6-F8でexcellent、F11でvery good、F16-F22でfairだ。画質はフレーム全域で一貫している。(X-H1)
  • テレコン装着時は中央がF2.8-F8までexcellent、F11-F16でvery good、F22でfair、F32でsoftだ。隅はF2.8-F8までexcellent、F11でvery good、F16でgood、F22でfair、F32でsoftだ。とても信頼できる性能でテレコンを使用しても大幅に画質が低下することは無い。(X-H1)
  • 色収差はマスターレンズでもテレコン装着時でも中央から隅までとても良好に補正されている。
  • 歪曲収差はマスターレンズが0.14%の糸巻き型、テレコン装着でー0.05%の樽型と最小限だ。マクロレンズのように直線的である。
  • 高解像なレンズはボケが騒がしくなるものだが、このレンズはとても滑らかだ。
  • フレアは問題とならなかったが、逆光状態で撮影するとコントラストが低下する。ゴーストは確認できなかった。
  • 周辺減光はとても控えめだ。
  • 手振れ補正は5段分と言われているが、実際に試してみるとその通りだと感じた。
  • 全体的に素晴らしいパフォーマンスだ。

非常に高価なレンズだが、それでも強くおススメできるレンズである。

長所:F2・5段分の手振れ補正・高いビルドクオリティ・高解像・低色収差・テレコン付属・滑らかなボケ・高速で正確なAF・防塵防滴・歪曲無し

短所:サイズ・重量・価格

とのこと。

実際に解像性能をテストしたグラフを見ると、絞り開放からピークの解像性能を発揮していることが分かります。そのため絞ると徐々にパフォーマンスが落ちてしまうようですね。と言っても、回折が大きく影響しないF8までは高解像を維持しています。テレコン装着しても全く問題なさそうですね。

「こんなレンズがフジフイルムに必要か?」と思ったものですが、X-T3の登場で状況が変わってきているように感じます。

フジフイルムがこれからどのようなレンズのリリースし続けるのかとても気になるところ。最終的には400mm F2.8や600mm F4とか出そうですね。

XF200mmF2 R LM OIS WRのレビュー・作例を集めるページはコチラ

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