富士フイルム XF8mmF3.5 R WRの解像性能は予想以上

2023年5月27日

Digital Camera Worldが「XF8mmF3.5 R WR」のレビューを公開。早期レビューのため詳しい光学性能のテスト結果は掲載していませんが、小型軽量ながら優れた解像性能の広角レンズとのこと。

Digital Camera World：Fujifilm Fujinon XF 8mm f/3.5 R WR lens review

外観：62mmねじ込み式フィルターに対応。XFレンズらしい美しい作り。

構造：金属製の堅牢な構造。10か所の防塵防滴にフッ素コーティング。

携帯性：驚くほど小型軽量。一日中持ちあることが出来る。

操作性：滑らかなフォーカスリングと良好な操作性の絞りリング。

AF：非常に高速。

MF：金属製リングのためグリップは悪い。

手ぶれ補正：記載なし。

解像性能：中央で良好だが隅で低下（予想の範囲内）。予想以上の結果。

像面湾曲：記載なし。

ボケ：記載なし。

軸上色収差：記載なし。

倍率色収差：記載なし。

球面収差：記載なし。

歪曲収差：記載なし。

周辺減光：記載なし。

コマ収差：記載なし。

逆光耐性：記載なし。

光条：記載なし。

作例集：リサイズのみ。

総評：小型軽量ながら優れたビルドクオリティと光学性能。解像性能は中央がとても良好で、歪曲収差は最小限。とは言え、広い画角は扱いにくいかもしれないので要検討。

競合について：8-16mm F2.8は汎用性が高いものの巨大で重い。10-24mm F4は8mmほど画角が広くないものの、手振れ補正付きで汎用性が高い。

備考：今後、Imatestを使った光学性能のテストあり。

とのこと。
フルサイズ判換算で12mmの広い画角をカバーしている超広角の単焦点レンズですね。同じ画角をカバーするレンズは「XF8-16ｍｍ F2.8 R LM WR」のみであり、比較して小型軽量、低価格で8mmを利用することが出来ます。62mmのねじ込み式フィルターにも対応しており、フィルターワークも手ごろな費用で楽しむことが出来ます。

小型軽量な超広角レンズで気になるのが光学性能ですが、Digital Camera Worldのレビューでは良好なパフォーマンスを発揮しているようです。従来のXFレンズと同傾向であれば歪曲収差を自動補正している可能性が高く、隅の画質低下の要因となっているのかもしれませんね。このあたりはDigital Camera Worldのテスト結果を待ちたいと思います。

富士フイルム XF8mmF3.5 R WR 最新情報まとめ

XF8mmF3.5 R WR
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日	2023年6月29日	希望小売価格	12万9,800円
マウント	X	最短撮影距離	0.18m
フォーマット	APS-C	最大撮影倍率	0.07倍
焦点距離	8mm	フィルター径	Ø62mm
レンズ構成	9群12枚	手ぶれ補正	-
開放絞り	F3.5	テレコン	-
最小絞り	F22	コーティング	S.EBC
絞り羽根	9枚
サイズ・重量など
サイズ	Ø68mm × 52.8mm	防塵防滴	対応
重量	215g	AF	STM
その他	絞りリング
付属品
レンズフード・キャップ