PhotographyBlogがCarl Zeiss「ZEISS Loxia 2.4/25」のレビューを掲載しています。
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- 最大直径62mm、全長75mmのLoxia 25mm F2.4はα7 IIIのようなフルサイズミラーレスボディに最適な広角単焦点だ。393gと重すぎず、日常の手持ち撮影などに最適である。
- 総金属製で防塵防滴仕様の素晴らしいクオリティだ。
- フォーカスリングは幅広くとても滑らかな操作性だ。回転角は約90°で実用的な被写界深度指標とピント距離表示を備えている。
- 絞りリングはF2.4~F22まで1/3段でストップする。バヨネット面の調整ネジを回すことでデクリック仕様となる。
- 金属製のレンズフードが付属する。
- 色収差は問題となることがほとんどない。
- 周辺減光はF2.4で目立つが、このような明るいレンズでは予想できるものだ。F4まで絞ると目立たなくなる。
- ボケはとても滑らかだ。
- シャープネス:
・中央:絞り値全域で見事な性能だ。F2.8-F11でピークのパフォーマンスを発揮する。
・四隅:同じく優れたシャープネスで、F2.8-F11で最適なパフォーマンスを発揮する。このレンズは卓越した画質を誇る抜群の広角単焦点だ。
高価なレンズから予想でいるように、フレーム全体でシャープな描写で期待を裏切らないものだ。F2.4におけるシャープネスの低下はごく僅かで、F2.8-F16まで解像する。他の光学的欠点は何もなく、色収差はほぼ完ぺき、歪曲は良く補正され、フレアは上手く処理している。
画質に加えて素晴らしいビルドクオリティと操作性を持ち、使っていて楽しいレンズだ。
欠点は一つしかない。価格が1299ドルとマニュアルフォーカスレンズとしてはやや高価なことだ。より明るくAF対応のBatis 25mm F2と比べても高い。しかし、小型な広角レンズが好きでMFレンズに抵抗が無ければ最適な一本となるはずだ。
デザイン…5・機能性…5・操作性…4.5・画質…5・VFM…4.5・総合…5
とのこと。
既にePHOTOzineがレビューしていますが、PhotographyBlogも高い評価となっているようです。確かに欠点と言えばMF限定でやや高価と言ったくらいでしょうか?
マニュアルフォーカスの操作に抵抗が無ければコンパクトで使いやすい広角レンズと言えるかもしれませんね。
Loxia全般に言えることですが、鏡筒外装がほぼ可動するパーツであるためレンズ交換時に脱着し辛いのが地味にマイナスだったりします。
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