Canon Rumorsがキヤノン関連の噂情報について発信。登場が噂されているEOS R1やR5 Mark IIについて、ソニーα9 IIIのようなグローバルシャッターは搭載していないと情報を得たようです。
Canon Rumors:Canon not going global shutter with next round of EOS R camera bodies
- ソニーのα9 IIIの登場で、キヤノンの最新 EOS Rで同じ路線を取るかどうかが話題になった。
- 昨年12月、キヤノンはいくつかのフルサイズグローバルシャッターセンサーを披露したが、それらは民生用写真機材向けではないようだ。産業用途向けである。
- キヤノンは生産終了となったキヤノンEOS C700 GSにグローバルシャッターを搭載していた。2024年には、グローバルシャッターを搭載したシネマカメラがさらに登場することを期待している。
- 我々は非常に信頼できるソースから、キヤノンはEOS R5 Mark IIとEOS R1のどちらにもグローバルシャッターを搭載しないと聞いている。次世代プロシューマー機やフラッグシップ機のボディに期待される画質を維持しつつ、読み出し速度が十分に向上することで、グローバルシャッターの利点が目立たなくなることが示唆された。
- 同じソースは、キヤノンの次のイメージセンサーは、我々がキヤノンの新世代のコンシューマーセンサーに慣れているよりも大きな性能の進歩があると主張している。
- ソニーがグローバルシャッターの課題を解決したかどうかは、カメラの製品版が写真家やビデオグラファーの手に渡るまで待つ必要がある。我々は、ソニーが問題を解決していると期待している。
- キヤノンは2024年の第1四半期にキヤノンEOS R5 Mark IIとキヤノンEOS R1を発表すると予想される。
とのこと。
ソニーα9 IIIが民生用のフルサイズミラーレスでは初となるグローバルシャッターを搭載したことで話題となりました。キヤノンも後に続くのか注目されていますが、Canon Rumorsが得た情報によると、引き続き積層型CMOSセンサーを搭載する可能性が高いようです。グローバルシャッターのように歪みがゼロになったり、フラッシュの全速同調は期待できないかもしれませんが、ローリングシャッターの高速化でどれほど性能を近づけることができるのか注目ですねえ。また、画質との両立に期待したいところ。
噂のまとめ
カメラ
EOS R1
- EOS R3比で2倍の解像度
- 改良された視線入力AF
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
- EVF
720万ドット
0.7型 OLED
60~240hzのリフレッシュレート
可変リフレッシュレート
4000nitの明るさ
ブラックアウトフリー
EOS R5 Mark II
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- 62MP / 31MP / 15.5MP 可変解像度
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- DIGIC X2s Processor
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- 4K 120pよりもフレームレートが大幅に向上する
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
- デュアルCFexpress Type B
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 944万ドット EVF
- 576万ドット 120fps EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
- 視線入力AF
- 改良型バリアングルモニタ
2023年Q2・Canon Rumors自身がこれを否定
- 2024年前半
- 画像サイズを抑えたRAW形式
- 新型バッテリーだがLP-E6と同じ形状
- 新カメラアプリが同時にリリース
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
EOS R5 C Mark II
- 2025年
レンズ
その他
- RF-S 大口径単焦点
・EF-M32mm F1.4の移行なら大喜び - TS-R 14mm F4L /TS-R 24mm F3.5L
・EOS R5 Mark IIと同じタイミングになると予想
・50mmが登場しても驚かない - RF 24mm F1.4L USM / RF 35mm F1.2 or F1.4L USM
・ノーコメント - RF 200-500mm f/4L IS USM
・RF100-300mm F2.8の供給が安定したら登場すると予想 - RF 70-200mm F2.8L IS USM インナーズーム
・何度が言及されているレンズ
・EOS R1の登場と同時期は理にかなっている
・現行モデルと併売される
The Camera Insider
- EOS R5 Mark II:2024年2月
- RF35mm F1.2 L 2本:2023年末
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
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