Fuji Rumorsが富士フイルムに関する噂情報を発信。以前から「2つのX-H2が登場する」と噂されており、今回さらに「2つの異なるセンサーを搭載する」と情報を受け取った模様。
Fuji Rumors:BREAKING: Fujifilm X-H2 Coming with Two Different Sensors
信頼できるソースが我々に、「確かに2台のFUJIFILM X-H2カメラが登場する」と教えてくれました。しかし、そのソースは2台のFUJIFILM X-H2カメラが2つの「異なる」センサーを搭載すると付け加えた。
それ以上の詳細は今のところ私には伝えられていない。
問題は、「異なるセンサー」とは何を意味するのか、ということだ。すでに、FUJIFILM X-H2には4000万画素のセンサーが搭載されるとお伝えした。つまり、少なくともどちらかに(両方でなくても)4000万画素センサーが搭載されることになる。
もしかしたら、4,000万画素のX-Transと4,000万画素のBayerセンサーの富士フイルムX-H2が存在するのではないか?より良い画質のためにX-Transを使用し、より手頃な価格のX-H2バージョンにBayerセンサーを使用する?
それとも、全く異なる2つのセンサーが搭載されるのか?解像度の違い、あるいはセンサー技術の違いもあるのか?繰り返しになるが、富士フイルムが発表したのは1つの新しい積層型X-Transセンサーだけである。
つまり、私が考える選択肢は次のようなものだ。
- 富士フイルムは我々から何かを隠している
- FujiRumorsが間違っていて、1つのセンサーで1台のX-H2が登場する
- 2台のX-H2が存在し、両方に積層型センサーが搭載される
もう一つの謎
両方の富士フイルムX-H2は同じボディなのか、それともボディが少し違うのか?
もしかしたら、外部ファンと自撮りモニタを搭載した動画中心のボディと、3Wayチルトモニタを搭載してよりコンパクトな静止画中心のボディがあるのではないか?めったにないことですが、正直言って今はちょっと混乱している。
とのこと。
Fuji Rumorsとしては珍しく、情報が錯綜気味の記事となっています。しかし、この情報が本当だとすると、2種類のX-H2はセンサーで区別されるのかもしれませんね。ちなみに富士フイルムがX Summit Prime 2021の最後で発表したのは以下の3点。
- 2022年にXシリーズ10周年
- 積層型 裏面照射型 X-Trans CMOSセンサー
- フラッグシップカメラに搭載予定
以前から噂されている8K対応の高解像センサーと積層型センサーが別々に存在すると仮定すると合点がいきますね。既にソニーがフルサイズ用の高解像積層型CMOSセンサーを搭載した「α1」をリリースしており、α1と同等の画素ピッチでAPS-C用の積層型CMOSセンサーを作ると約2000万画素となります。従来のX-Trans CMOS 4とソニーの6100万画素フルサイズCMOSセンサーの関係性と同じように、α1の積層型CMOSセンサーを導入したとしても驚きません。
それじゃあ、Fuji Rumorsが提示している「4000万画素の高画素8Kモデル」とは何か?
それはSony Alpha Rumorsが噂している2022年登場の「α7R V」と関係が強いのかもしれませんね。仮にX-H2が4000万画素だとすると、同じ画素ピッチのフルサイズセンサーカメラは約9000万画素となります(APS-Cで8K対応となると、フルサイズで1億画素くらいは必要かも)。ひょっとしたら「α7R V」が従来の6100万画素から大幅な解像性能向上を遂げている可能性もありそうです。
というわけで、個人的に予想している「2種類のX-H2」は…
- 約2000万画素の積層型CMOSセンサー搭載 X-H2
- 約4000万画素の裏面照射型CMOSセンサー搭載 X-H2
となるのではないかなと。あくまでも様々な噂情報を元にした想像でしかありませんが…。
噂のまとめ
太字は確定的な情報
X-H2
- 2022年にフラッグシップカメラが登場
- 2種類のX-H2が登場する
・2種類のセンサーを搭載している - 8K動画(匿名情報)
- 新型センサー搭載
・X-Trans CMOS
・積層型+裏面照射型
・4000万画素 - 新型プロセッサ搭載
- 2500ドル以下
その他
- XF150-600mm:2022年
- XF18-120mm:2022年
- GF20-35mm:2022年
- GF55mmF1.7:2023年
- GFチルトシフトレンズ:2023年
(Via X Summit PRIME 2021・Xレンズロードマップ・GFレンズロードマップ・Fuji Rumors)
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