PENTAX 最新APS-C一眼レフ「K-2(仮称)」の信憑性が低そうな噂情報を深掘りしてみる

Pemtax Rumorsがリコーイメージングが開発発表しているPENTAXの最新APS-C一眼レフについて噂情報を発信。明らかに嘘っぽい情報ですが、詳細スペックを少し深掘りしてみたいと思います。

リコーイメージングの新型カメラ「PENTAX K-2」に関するポスターの信憑性について確信はない。どう思われるだろうか？

Pemtax Rumors：Pentax K-2 camera rumors?

とのこと。
まあ、嘘っぽいですよね。フォントといい、リコーイメージングのロゴといい、フェイクにしてもかなり雑な部類のように見えます。
（追記：どうやらFacebook上で出回っている”作られた”画像の模様）
（追記2：フェイク確定しました）

とは言え、仮称「K-2」に記載されているスペックに関して少し考えさせられる部分があります。

PENTAX K-2
-フルサイズ「K-1」が存在するので、繋がりを考慮すると無くはない
-「K-3」の上位モデルだとして、繋がりを考慮すると無くはない
-フィルム時代に「PENTAX K2」という機種が存在する
積層型裏面照射型 APS-Cセンサー
-積層型APS-Cセンサーを使用したカメラを聞いたことが無い
-ただし、裏面照射型だけで言えば「X-T3」「X-T30」などが存在する
2640万画素・ローパスフィルターレスの並外れた解像度
-X-T3がローパスフィルタレスの2610万画素APS-C CMOSセンサーを使用
-ただし、K-1で使っているセンサーを考慮すると最新センサーを使う可能性は低いかも
-GR3が像面位相差AFに対応しているのでPENTAXにも期待
APS-Cに最適化したプロセッサー PRIME IV
-K-1と同じ画像処理エンジンなので無くはない
-できればPRIME Vを期待したいところ
ISO 204800
-PENTAX KPが既にISO 819200に対応
-他社の2600万画素カメラはISO51200まで
5軸7段分のボディ内手ぶれ補正 SR III
-オリンパスが既に新型ジャイロセンサーで7段分を達成
-望遠レンズ使用時のファインダー像を安定する手段が欲しいところ
-3EV対応のAE/AF
-K-3 IIで既に-3EV対応
43点測距・35点クロスセンサー
-K-3 IIは27点・25点クロス
-K-1が33点・25点クロス
-つまり新型AFセンサー
デュアルビューファインダー
-光学ファインダー・電子ファインダーのハイブリッド
-ファインダー倍率：0.7倍
-正直なところ眉唾
-ただし、ハイブリットファインダーは富士フイルムが実用化済み
-過去にリコーイメージングの特許出願あり
アウトドアモニタ対応の背面モニター
-従来機種で実装済みの機能なのでK-2にも搭載されるはず
-GR IIIのタッチパネルは高レスポンスなのでPENTAXにも期待
12.4fpsの超高速エンジン
-連写速度のことか？だとすると超高速だが…
-K-3 IIは最大8.3コマ秒
4K動画
-防水カメラ「WG-6」で対応済み
-一眼カメラPENTAXシリーズで4Kに対応している機種はゼロ
デュアルカードスロット U3 V90対応
-高速連写12.4fpsだとしたら高速書き込みは必須
-今のところUHS-II対応のPENTAXは存在しない
耐凍結-10度
-従来のPENTAX
ダストリムーバル II
-従来のPENTAX

と言った感じ。
案外、モデルネームやイメージセンサーは当たっているかもしれませんね。実現できそうなスペックで最上級なカメラが登場するとしたら、このフェイクカタログのようなカメラとなるのかも。
とは言えPENTAXですので、オートフォーカスや連写性能にはあまり期待しないほうが良いかと思いますが…。

個人的には「最新センサー＋画像処理エンジン」と「強力な手ぶれ補正」があれば十分かなと。あとは、妙に色気を付けず使いやすさを追求して欲しいところ。敢えて言えばK-1のフレキシブルモニタがあると便利ですねえ。GR IIIで培った像面位相差AFやタッチパネルシステム、Bluetooth機能は引き継いで欲しいですねえ。

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